右手

 

インパクトで右手の使い方を間違えると弾道が安定しません。

右手はトップでコックしていますが、ダウンスイングはコックを維持してインパクトゾーンからリリースします。

インパクトは右手でボールを押し込むとヘッドスピードは上がりません。

 

インパクトを右手で押す感覚は正しいのか?

 

インパクトは右手でボールを押し込むとコックのリリースが安定しません。

右手は方向性を出すために使いますが、押し込む使い方では方向性が安定しないでしょう。

右手の使い方は以下のようにしましょう。

 

トップ

  • トップで右手はコックする
  • ダウンスイングはコックを維持して下ろす

 

インパクト

  • インパクトゾーンから左手で引っ張りコックする
  • 右手は左手のコックとともにリリースする

 

この右手の使い方はヘッドスピードを出すには欠かせませんが、右手は方向性を出すために使うことを忘れてはいけません。

 

参照

プロゴルファーのコック・リリースの5つのポイント

飛距離と方向性を達成するインパクトの練習方法

 

インパクトでは右手首を返す?こねる?どっちも間違い?

 

インパクトで右手首を返すのとこねるの違いでは大きな違いがあります。

ダウンスイングでグリップは上から下に下りてきます。

リストターンはグリップの最下点に下りると右手首は小指側に折れコックをリリースする感じが正解です。

この状態は返すと表現するほうが適切でしょう。

反対にこねると言うのは、リストターンを手首で意識的にフェース面の向きを変えることをこねると表現します。

したがってこねるは間違いで返すと言うのが正解でしょう。

手首をこねるデメリットは以下のようになるでしょう。

 

  • 右手首を痛める(腱鞘炎)
  • 方向性が安定しない
  • グリップに力が入りフィニッシュが小さくなる
  • 最大のデメリットは飛距離が出ない

 

リストターンはインパクトを正確にしますが、右手の力が抜けるとフィニッシュも大きくなり飛距離が出るでしょう。

最後に左手は飛距離を出すために使いますが、右手は方向性を維持するために使います。

これがスイングの基本でこれ以外のスイングでは納得できるショットは出ないでしょう。

 

参照

リストターンは意識的ではなく自然に行わないといけない理由

腱鞘炎の場所に見るスイングの欠点 上級者が腱鞘炎になるのはここ!

 

インパクトゾーンからインパクトまでの右手の正しい使い方とは?

 

インパクトゾーンまでは右手をコックした状態ですが、ここからは左手とともにヘッドを目標に送り出す要領で手首を使います。

インパクトゾーンからインパクトまでの手首は以下のようになります。

 

  • インパクトゾーンまではコックを維持する
  • 右肘が伸びた位置がインパクトゾーン入口
  • インパクトゾーンからボールを押し出す使い方
  • 左手にコックが入り右手はリリースする

 

このタイミングはダウンスイングが正しければ簡単ですが、無理にすると必ず手首を痛めます。

ダウンスイングはインパクトを正しくするには右足の前にグリップを引き下ろしましょう。

 

参照

プロのインパクトゾーンを実現する方法

ダウンスイングを制するものは全てを制する

 

飛距離を伸ばすインパクトでの右手の使い方

 

飛距離を伸ばすインパクトは右手の使い方がポイントになります。

スイングは本来左手で飛距離を出しますが、右手は左手をフォローするような使い方がいいでしょう。

飛距離を出す左手と右手の使い方は以下のようにしましょう。

 

  • ダウンスイングは下半身と左手主導でする(飛距離)
  • ダウンスイングで右手の肘を伸ばす(グリップの最下点)
  • インパクトゾーンまでは右手はコックを維持する(方向性)
  • インパクトゾーンから左手はコックが始まる(飛距離)
  • コックとともに右手はリリースする(飛距離)

 

インパクトで両手の動きにプラスするのが遠心力です。

 

参照

遠心力でボールを飛ばす距離を伸ばすスイングをしよう

簡単!下半身主導スイングを実現する方法

 

下半身を使ったダウンスイングは上半身の回転も速くなり、ヘッドスピードは加速します。

インパクトで両手の使い方さえ誤らなければ飛距離に納得できるでしょう。

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