多くのゴルファーは歳とともに飛距離が落ちてきますが、逆に飛距離を伸ばす人もいます。
どれほど練習しても飛距離が目に見えて伸びることはありません。
ドラコン日本1の山田プロの「30ヤード飛距離アッププログラム」は飛距離が伸びる人がかなり多いでしょう。
山田プログラムのメリット① 飛距離を出すバックスイングのコツ
飛距離アップのバックスイングは手で上げないことが重要です。
バックスイングはテイクバックで飛距離が決まってきますが、両腕はまったく使わずにトップに収めます。
山田勉プロのバックスイングを詳しく説明すると手で上げないことを力説しています。
手で上げないバックスイングはトップで肩が十分入って、なおかつ下半身がしっかりねじれたトップが形成されています。
飛距離アップの方法とは
- テイクバックは肩だけでする
- バックスイングは下半身をねじる
- バックスイングのトップでは腕に余裕がある
トップで両腕に余裕があるとタメが形成されます。
飛距離はトップのタメができるとダウンスイングは下半身が先行して、タメがワンテンポ遅れて両腕が下りてきます。
山田プログラムのメリット② 飛距離アップはヘッドを遅れさせる
飛距離アップには下半身と上半身の動きに差が出ないと飛距離は望めません。
アドレスとインパクトの大きな違いは
- アドレスで両腕は体の中心にある
- ダウンスイングで下半身が始動してもグリップはトップにある
- インパクトで下半身はフォローに移っている
これくらいヘッドが遅れてくるのですが、このヘッドの遅れが飛距離には欠かせません。
山田プロの「30ヤード飛距離アッププログラム」ではヘッドを遅らせるコツがうまくまとまっていると思いました。
飛距離が出ない人の特徴は
- バックスイングで下半身を使いすぎる
- 下半身を使っても肩が回っていない
- ダウンスイングはタメがなくヘッドがすぐに下りる
- 結論は手打ちになっている
このような結果が見えてきます。
野球選手が飛距離を出すのは下半身と上半身のタメがあるからですが、飛距離が出ない人はタメが全く取れないのです。
山田プログラムのメリット③ ヘッドを走らせる下半身が重要
飛距離を出す最大の秘訣は下半身ですが、トップのグリップを下半身と同時に使うとタメがなくなってしまいます。
下半身がアドレスの状態に戻ってもグリップは意識してトップにとどめることが重要です。
グリップが下りるのは下半身が回転すると嫌でも多少下りてきますが、ここから下半身と連結して上半身はフォローに移ります。
まとめると以下のようになります。
- 上半身はフォローで使う
- ダウンスイングで腕は下ろさない
- 下半身が上半身を引っ張る
- 上半身はフォローとフィニッシュで使う
このスイングは飛距離を出す最大のポイントとなります。
私は当年71歳になりますが、ドライバーからピッチングまでの飛距離は以下のようになります。
- ドライバー 260ヤード
- スプーン 230ヤード
- 7番アイアン 150ヤード
- ピッチング 120ヤード
この飛距離は23年前の本間製のクラブでシャフトが1クラブ短いのですが、最近のクラブで打てばもう10ヤードは伸びています。
高齢になっても飛距離を維持させるのはタメでしかありません。
山田勉プロの飛距離を出すスイング論はとても参考になり、飛距離の醍醐味やそのスイング論には得るものが多かったです。