バックスイングで腰を回すのは間違いで、上半身が捻転した後に回ってしまうが正解でしょう。
バックスイングで腰を意識して回すと上半身の捻転ができずに飛距離に陰りが見えてくるでしょう。
バックスイングで腰を回してはいけない？回すべき？
バックスイングで腰を回すのは上半身の捻転が不足する恐れがあります。
下半身はなるべく動かないようにするのが正解です。
ボールを飛ばす原動力は上半身の捻転ですが、腰を回すことで捻転が思うように入らないでしょう。
確かにバックスイングで上半身の捻転不足が目立ちますが、その結果は飛距離が出ないようになります。
一般男性ゴルファーが女子プロより飛距離が劣るのはこの腰が間違っているのです。
腰の回転を止める方法は以下のようにしましょう。
- アドレスで膝は曲げずに腰を曲げる
- 体重はつま先と膝に集中する
- テイクバックは左膝に力を入れる
- 左肩を顎の下に収める（60度位）
- 残りの30度は左肩を顎の下に再度押し込む
最後の動きで上半身の捻転がマックスになると腰が回ってしまうのですが、それまでは腰は微動だにしないほうが良いでしょう。
この方法がプロのバックスイングと考えて間違いありません。
参照
バックスイングで腰を回してはいけない理由
バックスイングで腰を回すとトップでヘッドを止めることが難しくなりオーバースイングの危険性が出てきます。
バックスイングで腰を回す人は上手くはならないでしょう。
その理由は制限なく回るところを回すからですが、腰が回ると膝も動いています。
スイングの軸は左足ですが、その軸が動いていては鋭いスイングは望めそうもありません。
バックスイングで腰を意識して回すデメリットは以下のよう結果があります。
- 下半身に力が入らない
- 腰が先行して回るとスライスになる
- 腰の回転が遅れるとフックになる
- つま先が動き方向性が安定しない
- オーバースイングになりやすい
- バックスイングでヒールアップする
これらの結果はゴルフではマイナスでしかありません。
本来下半身が安定してはじめて鋭いスイングが可能になりますが、軸足が不安定になる要素は排除するべきです。
参照
バックスイングからトップでの体重のかけ方の割合とは？
バックスイングはアドレスと違う体重割合になりやすいのですが、できるのならアドレスの体重配分を守るほうが安定します。
バックスイングで右足に体重が多く乗る人は上半身が右に倒れているからと考えられます。
体重が右に乗るのは以下のような原因があります。
- 腰がバックスイングで回っている
- 左膝が必要以上動いている
- 無意識に上体が右に倒れている
- 回転軸の背骨を意識していない
本来アドレス（ドライバー、アイアン）の体重配分と移動は以下のようになります。
ドライバー
- アドレス体重 左4割 右6割
- トップ体重 左3割 右7割
アイアン
- アドレス体重 左6割 右4割
- トップ体重 左5割 右5割
これくらいが体重を移動させるのは限界です。
これ以上であれば正確なインパクトは実現しないでしょう。
参照
テイクバックの始動はどこからが正解？腰から？
テイクバックの始動は左肩ですが、左肩が下がると当然右肩が上がります。
この動作は下半身が安定しないとできませんが、両膝とつま先に体重をかけて肩を回転させます。
しかしこの方法は少しでも力の入れ具合を間違うと回転軸がブレ思うようにはならないでしょう。
バックスイングで下半身の力が不足すると腰が回ってしまい失敗するでしょう。
正確なバックスイングは以下のようにしましょう。
- つま先に力を入れる
- 両膝に力を入れる
- 肩は上下に動かす
- トップに収めるときに腰が無意識に回ってしまう
最後の腰が回ってしまうのは回すのではなくあくまでも上半身の捻転がマックスになり回ってしまうが正解です。
意識して腰を回している人は上達度が遅くなるでしょう。
参照
バックスイングで注意しなければいけないポイントはここだけ
バックスイングの基本は上半身がねじれることですが、これは相当高難度の方法です。
テイクバックからバックスイングのトップまでの注意するところは以下のところです。
- つま先
- 両膝
- 肩
この3ヶ所ですが、これを確実に守るにはアドレスから考え直す必要があります。
参照
上段の3か所はアドレスですることですが、この注意点はトップまで持続します。
飛距離を出したければこれを守るしか方法はありませんが、慣れるまで時間を費やするかもしれません。
ゴルフは人より飛ばすことで生きがいを感じるのですが、女性と変わらぬ距離では諦めの心境になります。
飛距離が出ない人はもうひと踏ん張りして取り組みましょう。
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