テイクバックの始動は肩の回転からです。
肩を45度回転させるのですが、これは両膝に力が入っていないとできません。
テイクバックで腰を回すと上半身が捻転せず力の入らないインパクトになるでしょう。
テイクバックはアドレスからどこまでを指すのか?
テイクバックはアドレスから肩を45度回すのですが、この動きで下半身が動くようでは正しいテイクバックにはなりません。
正しいテイクバックは以下のようにしましょう。
- アドレスで両膝に力を入れる
- 左肩を下げ右肩を上げる
- 肩が45度回るとグリップエンドが目標を向く(肘は曲げない)
以上のようにグリップエンドが目標を向くとテイクバックは完了です。
しかしゴルファーのほとんどがテイクバックで右肘を曲げているのですが、テイクバックで右肘を曲げると飛距離を望むことは無理でしょう。
参照
テイクバックの始動はどこから行うのが正解?
バックスイングはテイクバックが正しくできないとトップのおさまりが悪くなります。
正しいテイクバックの始動は以下のようにしましょう。
- アドレスは背筋を伸ばし胸も張る
- 両膝に力を入れる
- 上半身を捻転させ肩を45度回す(テイクバック始動)
つまり始動は両肩からということになります。
テイクバックでは一般の男性は肩が45度しか回りませんが、トップに移行する際に左膝がわずか前に出るでしょう。
左膝が右に動くと上半身が捻転不足になり、テイクバックで膝が前に出ると腰の向きが右斜めを向くでしょう。
バックスイングは下半身が動かないほうがいいのですが、テイクバックで下半身が動くようでは飛距離を望めません。
参照
テイクバックを背中から始動させる感覚は正しいのか?
テイクバックは背中から始動するのは正解です。
テイクバックの本質は左背筋が伸び右背筋は縮むようにすることは、背中から始動すると言っても良いでしょう。
テイクバックは下半身を止め上半身の捻転が不可欠ですが、下半身が動かず肩が45度回れば正解といえるでしょう。
上半身の捻転は以下のように努力しましょう。
- 両膝は動かさない
- 腰の向きが変わらない
- 背骨を軸に肩が45度回る
通常はこれくらいしか回りません。
トップに移行する際に左膝がわずか前に出ますが、これは仕方がないでしょう。
テイクバックで上半身をマックスまで回すとトップで膝が前に出るのは許容範囲内です。
参照
テイクバックを腰から始動させるのが危険な理由
テイクバックで腰から始動させるとトップでは腰だけが回転して上半身は捻転しないでしょう。
腰から始動するテイクバックのデメリットは以下のようになります。
- 上半身の捻転不足
- 下半身が動くと方向性が悪くなる
- ダウンスイングで間が多くなる
- インパクトのタイミングが狂う
テイクバックもバックスイングもすべてインパクトを考えたベストの方法が不可欠ですが、腰から始動するとすべてがミスにつながります。
スポーツは下半身が安定してはじめて効果が出るのですが、下半身の安定を今1度考えましょう。
参照
私のテイクバックの感覚を紹介
私のテイクバックはよりプロに近づけようと考えた結果現在のテイクバックにたどり着きました。
私のテイクバックは以下のようにしています。
- アドレスの前傾姿勢は膝を曲げない
- 前傾姿勢は腰を曲げる
- 背筋は伸ばし胸を張る
- アドレスは両膝に力を入れる
- 左肩を下げ右肩を上げる(両背筋を使う)
- グリップエンドが目標を向くまで肘は曲げない(右手首にコックが入る)
参照
この方法は女子プロのスイングは男性よりスピード感がなく画面で目視できます。
男子プロのスイングは目視すると誤った見方をする恐れがあり、あまり参考にはならないでしょう。
私のテイクバックは今年71歳になりますが、同じ年代の人には飛距離で引けを取ることはありません。
飛距離はテイクバックで決まると言っても過言ではないでしょう。
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