スイングは意識しなくても適度に背筋は使っています。
そのため意識的に背筋を使うスイングをするとかえっておかしくなります。
バックスイングは右背筋を使いフォローでは左背筋をしっかり使っていることを理解しましょう。
スイングは背筋と腹筋で振るというのは正しいのか?
スイングは背筋と腹筋を使ってするのは正しいです。
しかしスイングは背筋を使ってするのですが、意識するほどではありません。
腹筋は上半身の捻転で使いますが、スイングに必要なのは柔軟性が重要で背筋はそれほどでもありません。
これらの筋肉は強化しなくても徐々に強化されていくでしょう。
したがって改めて特別に強化する必要はないでしょう。
背筋と腹筋は以下のような使い方をします。
- アドレスにおいて背骨は伸ばし胸を張る(腹筋)
- テイクバックは上半身の捻転(右背筋)
- トップはさらに上半身の捻転(腹筋、右背筋)
- ダウンスイングは下半身主導(腹筋)
- フォローは右半身と肩の回転(腹筋、両背筋)
このような使い方をしていますが、これらは筋肉以上に下半身の筋肉がより重要になります。
下半身の強化は家庭でも可能ですが、上半身はゴムなどを使い背筋を強化することも可能です。
しかしジムなどに通う時間があると、その時間は下半身の強化に時間をかけるべきです。
参照
スイングでの正しい背筋の使い方とは?
背筋はバックスイングとダウンスイングでは全く別の働きをしますが、使い方の確認が困難で改めて考える必要はないでしょう。
それよりも以下のように筋トレをしましょう。
バックスイングの筋トレ
- 椅子に座り左肩を顎の下に収める
- 左背筋が伸びて右背筋が縮む
フィニッシュの筋トレ
- 同じ状態で右肩を顎の下に収める
- 左背筋が縮まり右背筋は伸びる
- 何度も繰り返すことで徐々に下半身を使わなくても肩は顎の下に収まる
この背筋の筋トレは下半身を全く動かずに肩を顎の下の収める方法ですが、これができると余分な筋トレは必要ないでしょう。
肩を回転させるのではなく両肩を上下させる方法が収まりも良く現場で役立つでしょう。
イスに座ると背筋を伸ばし胸は張って、前傾姿勢の形を取ることも忘れないようにしましょう。
参照
「テイクバックで左わき腹や右背筋を意識することは正しいのか?」
背筋を伸ばす意識のスイングが正しい理由とは?
スイングは背筋の片方が縮むともう片方が伸びるようになります。
スイングは両背筋が同じ動きをしないのですが、エキスパンダーなどはまったく同じ動きをすることもあります。
スイングで両方の背筋は同じ働きはしませんので、あまり背筋を鍛えてもそれほどの効果はないでしょう。
背筋を伸ばすスイングは以下のようになります。
テイクバック
- 上半身が捻転して左背筋は伸びていますが、反対の右背筋は縮むようになる
バックスイング
- テイクバックからトップまで肩のおさまりが悪い人は右背筋の使い方を誤っている
- テイクバックからは右背筋で左肩を引っ張るのですが、トップはこのような働きがあると左肩は顎の下に収まる
バックスイングのトップはアドレスを間違うと、考えているトップは形成できないでしょう。
良いスイングはアドレスをもっと真剣にする必要があります。
参照
背筋が強い人は飛距離が伸びやすいのか?
背筋が強い人は確かに弱い人よりは距離が出ることもあります。
しかしスイング全体を考えると、背筋より体の柔軟性が勝るでしょう。
体の一部分の筋肉を気にするより体全体のバランスが大事です。
従って飛距離を出したければ柔軟性を養うほうが飛距離は出せるでしょう。
体を鍛える順序は以下のようにしましょう。
- 体全体に柔軟性を持たせる
- 最初は下半身を重点的に鍛える
- 左手の握力を鍛える
- 腹筋を鍛える
- 腹筋が鍛えられると背筋も強化出来ている
参照
ゴルフは余分な筋肉が付くと大きく振ることができなくなりほどほどが良いでしょう。
スイングには筋肉より柔軟性のほうが必要で、女子プロが飛距離を出すのはあくまでも柔軟性です。
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