バックスイングで腰を回すのは弾道が定まらず危険です。
腰を回すバックスイングはダウンスイングでグリップが遅れスライスの原因になります。
バックスイングは腰を微動だにさせないことが条件でプロゴルファーの多くは腰を動かさない人がほとんどです。
バックスイングで腰の回転を意識してはいけない理由とは？
バックスイングで腰の回転はしてはいけません。
スイングは回転軸を重要視しますが、バックスイングで腰を動かしては危険すぎます。
バックスイングは腰を回してトップの収めると以下のようになるでしょう。
- 上半身が捻転していない（飛距離が出ない）
- ダウンスイングでヘッドが遅れる（スライスが出やすい）
- 左足の軸がぶれる（方向性が安定しない）
- フォローが小さくなる（飛距離が出ない）
このような結果になるでしょう。
この症状は初心者に多く見られますが、初心者がスライスを出す原因と言っても良いでしょう。
プロは腰をそれほど回転させずにバックスイングできる理由
プロのバックスイングは下半身がほとんど動かずトップに収まります。
これが飛距離を生み出すのですが、飛距離を出すには下半身を止め上半身だけを捻転させます。
プロのバックスイングで大きな特徴は以下のようにしています。
- 下半身はつま先と両膝に最大限の力を入れている
- 左膝に力を入れテイクバックする（肩は60度回る）
- トップに収めるのはさらに体を捻転させる（肩が顎の下に収まる）
バックスイングは右膝を意識して止める人もいますが、それ自体右足を回転軸にしていて間違いです。
ゴルフの回転軸はあくまでも左足で、バックスイングでも左足軸にするべきです。
バックスイングの正しい方法は以下のようにします。
- アドレスはつま先と両膝に力を入れる
- テイクバックは左膝に力を入れ左肩を下げ肘は曲げない
- この時点で上半身はしっかり捻転してります
- トップはさらに上半身を捻転させる
このバックスイングは肩を回すイメージでは上手くできません。
肩の動かし方は左肩を下げ、右肩は上に上げるだけで肘は曲がらず体は捻転します。
ゴルフスイングの大きな間違いは肩と腰を回すと誤解していることです。
参照
バックスイングで腰が回転する理由のタイミングとは？
バックスイングで腰が回転すると思っているとそれは大きな誤解です。
プロのバックスイングはしっかり見るには動体視力が必要で普通の視力では確認できないでしょう。
プロのバックスイングは以下のようになっています。
- テイクバックで下半身は全く動かない
- トップまで腰が回転することはない
- トップで腰を動かさず左膝が多少前に出る
このような方法を取っています。
バックスイングはゆっくり上げますが、ダウンスイングは見ていてもどこから始動したか確認する方法はスローモーションで見るしかありません。
プロのバックスイングを見間違うと飛距離と方向性が微妙にぶれることもあります。
参照
バックスイングで意識するべきたった1つの箇所とは？腰ではない？
バックスイングは余分なことをすると正確なバックスイングはできません。
正確なバックスイングとは飛距離と方向性が良くなることですが、これを実現させるにはバックスイングで下半身を全く動かさないことです。
バックスイングで意識しやすい箇所は以下のところです。
- 首の付け根
- 背骨
- 右股関節
以上を意識してバックスイングすると正確なスイングはできないでしょう。
スイングは体全体を使ってクラブを振りますが、バックスイングで意識するとすればつま先と両膝だけです。
バックスイングのトップでは下半身から始動しますが、トップでは下半身が始動状態になっていることが条件です。
にもかかわらずバックスイングで下半身を回したり関係ないところに意識を集中するのは愚の骨頂です。
参照
バックスイングで腰の使い方をどのようにするべきか？
バックスイングは腰が回ると長時間トップのまま止まることができます。
このバックスイングは大きな間違いで、正しいバックスイングはトップにグリップがあるうちは非常に苦痛です。
この苦痛が大きいほど飛距離が出るのですが、アマチェアゴルファーはトップで十分止まることができるはずです。
その理由はバックスイングで下半身を使い過ぎているからで、これだから飛距離が出ないのです。
バックスイングからダウンスイングまでの腰の動きは以下のようにしましょう。
- テイクバックは下半身が全く動かない（グリップエンドが目標を向く）
- テイクバックは下半身を止め左肩を下げ右肩を上げる（肘は曲げない）
- テイクバックは肩が60度回転する（肘は曲げない）
- テイクバックからトップはさらに左肩を顎の下に収める
- トップでは苦痛がヘッドスピードに役立つ
これがバックスイングに基本ですが、これが確実にできない人は飛距離が出ない人です。
参照
私はこれと全く同じバックスイングをしていますが、当年71歳になりますが、今でもスプーンで230ヤードは軽く飛んでいるでしょう。
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