てんぷらの本当の原因とは?てんぷらが出る人のスイングの条件

 

ゴルフでてんぷらと言えばヘッドの上部に当たりボールが高く上がり距離が出ないことを表します。

てんぷらはスイング軌道からヘッドが外れるからです。

軌道を外れる原因はアドレスのグリップに戻らないために出る症状です。

 

ゴルフのてんぷらの意味とは?

 

ゴルフでてんぷらの意味は揚げ物のてんぷらと同じ意味で、ドライバーヘッドの上部に当たりボールが上がることを言います。

てんぷらが出ると以下のようになります。

 

  • ドライバーの上部に傷が入る
  • 塗料が剥げることもある
  • ヘッドの上部が変形することもある

 

近年ではヘッドが凹むことも少なくなってきましたが、過去にはクラブを買い替えるようなこともありました。

ゴルファーはヘッドに傷がつくのは嫌いますが、てんぷらを打つ人のクラブは傷だらけで人に見られるのが恥ずかしからです。

 

参照

理想のスイング軌道の7つのポイント

 

てんぷらの原因はボール位置の間違い?

 

てんぷらの原因は数多くありますが、あまり知られていないのがグリップです

てんぷらを打つ人の間違いは以下のようになります。

 

  • ボール位置の間違い(スタンスの真ん中に置いている)
  • ボールとの距離の間違い(ボールが近すぎる)
  • インパクトでグリップの間違い(アドレス時の手首角度になっていない)
  • スイングの間違い(ダウンスイングで打っている)

 

などが考えられます。

スイングの間違いはダウンスイングでそのまま打つに行くと、ヘッドが下がりすぎる傾向がありリストターンができないことです。

てんぷらが出るスイングは以下のようにしましょう。

 

  • ダウンスイングは下半身でする
  • 右足の前でリストターンする(ここまでがダウンスイング)
  • リストターンが始まるとフォローに入る
  • フォローに入るとグリップはアドレス時に戻る

 

てんぷらを打つ人はインパクトで手首がアドレス時に戻らないのはリストターンが不規則だからです。

 

参照

リストターンは意識的ではなく自然に行わないといけない理由

 

シャフトが柔らかいとてんぷらが出やすい?

 

てんぷらはシャフトの柔らかさとは無縁です。

アイアンでてんぷらが出る状況は、てんぷらになる前にダフっているはずです。

この症状を矯正するにはこの方法しかありません。

 

  • アイアンショットはティーアップして打つ
  • ティーを叩くとてんぷら
  • ボールがまっすぐ飛ぶときは正常
  • 正しいインパクトでティーは上がる

 

アイアンショットはダウンブローで打ちますが、ダウンブローショットはティーに当たらずボールに当てるのです。

ボールを上から打つのはボール位置が右に寄りますが、それ自体間違いではありません。

 

参照

ボールの位置での本当の正解とは?スライス、フック別に解説

 

アイアンではダウンブローができていないことがてんぷらの原因?

 

アイアンはヘッドを直接ボールに当てないとてんぷら(ダフリ)といえるでしょう。

つまりダウンブローができていないとアイアンではダフリからてんぷらになることもあります。

てんぷらとダウンブローの大きな違いは直接打つのと、ボールを後方から払って打つと地面に先に当たることです。

てんぷらを避けるダウンブローは以下のようにしましょう。

 

  • ボール位置は最下点の手前
  • ダウンスイングは体重移動から
  • 左足に体重が移動する際にグリップを下ろす
  • 右足の前でリストターン(右膝が伸びると簡単)
  • インパクトではグリップがアドレス時に戻る

 

てんぷらはグリップがアドレス時に戻らないことも大きな原因です。

リストターンが正常に行えるとグリップはしっかり戻りてんぷらはなくなるでしょう。

 

参照

ゴルフスイングの最下点の11のポイント

 

本質的なてんぷらの原因とは?

 

てんぷらが出る最大の原因はグリップと思っていますが、初心者がスライスを打つのもグリップが原因しています。

ダウンスイングはグリップを下ろすことだけではなくヘッドをリストターン位置まで下げることですが、これが初心者には難しいのでしょう。

てんぷらを矯正する方法は以下のようにしましょう。

 

  • ダウンスイングで左手の平を下方向に向ける
  • 右手はヘッドを送る
  • 右足の前を意識する
  • 左手より右手の運動量が多いことを理解する

 

参照

インパクトで手首が伸びるデメリットと矯正方法

 

右手は左手の動きよりさらに速くなりますが、右手が左手を追い越す位置が右足の前と考えて良いでしょう。

追い越す位置が遅れるとスライスになり速すぎるとフックになると考えて良いでしょう。

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