初心者がまずやるべき練習メニュー!質より量の本質メニュー

 

初心者がはじめにするのは左手1本でクラブを振ることです。

ゴルフスイングは左手主導で振るので右手を使うと上達が遅れます。

右利きの人が両手を使ってクラブを振ると右手を使いすぎあまり良い結果は出ないでしょう。

 

初心者は練習場でまず何番のクラブから練習するべきか?

 

初心者は練習で短いクラブを選択しますが、これはある意味間違っています。

初心者が練習するクラブはシャフトの長いクラブを先にするほうが後々何かと楽になるでしょう。

初心者の練習クラブが多い順に書いてみます。

 

  • ピッチング
  • 9番アイアン
  • 5番アイアン
  • スプーン
  • ドライバー

 

初心者はこのような順序で使っていますが、シャフトが長くなるにつれ難易度は高くなります。

したがってシャフトが長いクラブ(具体的にはドライバー)が上手く打てると短いクラブは簡単に打てるでしょう。

 

参照

ロングアイアンで絶対にスライスさせない方法

 

初心者におすすめな練習メニューとは?

 

初心者におすすめの練習はクラブを振る前にすることがあります。

クラブを振るのは正しいアドレスができてからクラブは振るほうがいいでしょう。

アドレスの練習は以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは膝を意識して曲げない
  • 前傾姿勢は腰を曲げる(膝は無意識に曲る)

 

これがアドレスの基本ですが、膝を曲げずに腰を曲げると頭の位置が高くなりスイング軌道が大きくなります。

ゴルフの醍醐味は飛距離ですがこれは力を入れることではなく、大きいスイングを心がけることです。

従ってアドレスを間違うといくら力を入れても飛距離が出ないのです。

 

参照

アドレスでの前傾姿勢の6つのポイント

 

ショートアイアンを左手1本でスイングする

 

シャフトの長いクラブは難易度が高く、どうしても打てない人はシャフトの短いクラブから始めましょう。

練習はボールを打たずに左手1本で素振りを多くしましょう。

左手1本で練習するには、ボールを打つ前にグリップの握り方とアドレスは以下のようにしましょう。

 

グリップに握り方

  • フィンガーグリップにする(手首に力が入らない)
  • 左手は小指、薬指、中指で握る
  • 指に付け根にシャフトを当てて握る

 

アドレスの取り方

  • スタンスを目標に取る(かかと側で見る)
  • 前傾姿勢は腰を曲げる
  • 膝を曲げると前かがみになりやすい

 

グリップの握り方とアドレスはこのようにするほうが飛距離は出やすくなります。

この握り方とアドレスで素振りを多くしましょう。

グリップは右足の前に振り下ろす要領が良いでしょう。

 

参照

ストロンググリップの右手、左手のポイント

 

右手をあえて使わないスイングをする理由

 

右手を離すスイングについてはじめは何となく不自由に感じますが、結果的に左手主導で振るには片手が1番です。

はじめから両手を使うスイングは力が入りやすいですが、右手に力が入りすぎスイングの基本から外れてしまうでしょう。

スイングで右手を使うデメリットは以下のようになります。

 

  • 左手主導で振れない
  • 腰の回転と上半身がマッチしない
  • 右手で打とうとする
  • スイングのタイミングを右手とる

 

スイングは右手を使うと意外と簡単にボールには当たりますが、これでは上達が遅れる結果になりやすいのです。

10年ゴルフをしていて90が切れないのは右手が上達の邪魔をしていると言っても良いでしょう。

また長年ゴルフをしている人でも左手1本で打てない人が多くいますが、この人たちはスイングの本質を理解していないからです。

 

参照

アイアンのスイング軌道はアドレスからチェック

 

下半身は左手だけで振ると自然に正しく使える

 

スイングに欠かせないのが下半身の回転ですが、両手で打つと下半身の使い方が正しく作用しません。

左手1本のスイングは以下のようになります。

 

  • ダウンスイングは左腰を正確に使う
  • 右つま先に振り下ろすとリストターンが正確になる
  • フォローが大きくなる
  • 右腰の使い方が理解しやすい

 

このようなメリットが多くあります。

しかし両手でクラブを振ると下半身がないがしろになり手で打つスイングになってしまいます。

片手のスイングは腰の回転がよくなりますが、慣れてくると十分飛距離も出るでしょう。

片手のスイングが身につくと、両手で振ると今まで経験したことがない弾道が出るでしょう。

 

参照

簡単!下半身主導スイングを実現する方法

 

自宅で左手と下半身の筋トレをしよう

 

左手の強化はお風呂の中でも可能ですが、日常生活でも筋トレは十分可能です。

その筋トレ方法は以下のようにすると良いでしょう。

 

  • 湯船につかり小指、薬指、中指を何度も握りしめる
  • 階段はつま先で上がり下りする
  • 電車に乗るときはつま先立ち
  • つり革は左手の3本で握る
  • 乗り物は避け歩くこと

 

この方法はゴルフに必要な箇所の筋トレも十分こなせます。

結果的に改めてジムに通う必要もないでしょう。

 

参照

自宅で飛距離アップ!ゴムを使った無料筋トレ

 

初心者はどの程度の練習量や頻度がベスト?やりすぎは逆効果?

 

初心者の練習頻度はあまり多すぎても良くないでしょう。

 

  • 練習頻度は週1回程度
  • 練習量は150球程度

 

初心者としてはこの程度の練習でも2年前後でスコア100にはなれるはずです。

その理由はスイングの本質が理解できていないのに多くボールを打つのは逆効果ばかりです。

スイングの本質とは以下のようになります。

 

  • スイングは左手主導で振る
  • アドレスはつま先体重
  • 左膝は動かさない
  • テイクバックは下半身を使わない
  • 上半身の捻転でテイクバックする
  • テイクバックはグリップエンドが目標を向く
  • トップでは左足裏で地面を踏みつける
  • 下半身主導で振る
  • フィニッシュはシャフトが目標を向く

 

以上のスイングができない人は練習ボールを多く打つのは危険すぎます。

ゴルフは正しいスイングが可能になってはじめて上達するのですが、スイングが未完成ではもっと練習方法を変えましょう。

スイングを大きくして完成度を高めるのは以下のようにしてみましょう。

 

  • 素振りは左手1本でする
  • 右手は腰の上に置く
  • 胸を張り右手が落ちないようにする
  • 下半身を使ってスイングする

 

初心者が両手で打つと無意識に右手を多く使っています。

この状態はスイングには異常で、左手主導で振ることに専念します。

両手スイングのデメリットは以下のようになります。

 

  • 右利きの人は無意識で右手を使っている
  • 右手主導はスイングが小さくなる
  • 下半身を使わない小さきスイングになる
  • 右手がシャフトを強く握りすぎる
  • 手打ちになり飛距離が出ない

 

このようなことが実際に起きているでしょう。

 

参照

ゴルフスイングで左手を制するものはすべてを制す

 

スイングは間違っている場合多く練習すると悪いスイングが身につきあまり良いとは言えないでしょう。

スイングは量より質ですが、これに逆行することは避けましょう。

<スポンサード リンク>


ゴルフ上達に有益な教材


古賀公治のEnjyoy Golf Lessons バナー用
延べ15万人をティーチングしてきたカリスマコーチの古賀公治さんのDVDで、飛距離とスコアアップを目指す人に最適です。
現役のプロもおすすめするDVDで一番おすすめする教材です。
⇒ Enjyoy Golf Lessonsのレビューはこちら





バックスイングのコツ、ヘッドを遅らせて飛距離を伸ばすコツで飛距離を30ヤード伸ばす教材です。
同時に方向性も良くなる方法もわかるのでスイング全体のバランスが良くなります。
⇒ ドラコン日本一山田勉の30ヤード飛距離アップのレビューはこちら