アプローチ

 

アプローチはフルショットすることがなくほとんどハーフショットです。

したがってバックスイングはテイクバックだけで収まるでしょう。

この場合テイクバックはフェースがボールを向いていますので、トップからインパクトゾーンと考えるほうがいいでしょう。

 

アプローチでのインパクトゾーンとはどこか?

 

一口にアプローチと言っても50ヤード未満ではハーフショットより振りは小さくなります。

ハーフショットのバックスイングはテイクバックまでに収まり、ほとんどフェースはボールを向いているはずです。

したがってインパクトゾーンはバックスイングのトップからと考えても良いでしょう。

つまりフェースがボールに向いているときすべてです。

バックスイングは30センチほど低く長く引かなければいけませんが、30センチがインパクトゾーンと考えている人が多くいます。

インパクトゾーンの定義は以下のようになります。

 

  • ボールの30センチ後ろがインパクトゾーン
  • テイクバックがインパクトゾーン
  • フェースがボールを向いている間がインパクトゾーン

 

このように解釈が分かれるかもしれません。

分かれる理由がインパクトゾーンとテイクバックやフェースーションは手首をこねずにフェースはボールを向いているからです。

フェースローテーションとテイクバックはまったく逆の動きですが、内容はまったく同じといえるでしょう。

 

参照

テイクバックはゆっくりと上げることは正しいのか?

フェースローテーションの8つのポイント

 

アプローチでのトップやダフりを防ぐインパクトゾーン

 

アプローチでトップやダフリを防ぐことにおいてインパクトゾーンは関係ありません。

アプローチのインパクトゾーンはバックスイングのトップと理解しましょう。

ダフリやトップはヘッドの最下点を理解していないから出るミスと考えても良いでしょう。

ヘッドの最下点はアドレス時のボールの前と考えるとおのずと解決方法がわかるでしょう。

アプローチでトップやダフリを出さないアドレスからショットは以下のようにしましょう。

 

  • アドレスの体重は左7割右3割(腰を左足に乗せる)
  • ダウンスイングは左足に意識して体重を乗せる(体重移動)
  • 右手のコックはリリースしながら打つ
  • 右手でボールを打つのはダフる原因になる(右肩が下がる)

 

このようにショットは柔らかくするのが最適で、グリップは多少力を入れて振ればいいでしょう。

 

参照

スイングの回転軸は左足にしなければいけない理由

 

アプローチのインパクトゾーンの正しいイメージ

 

アプローチのインパクトゾーンはショットの長さにもよりますがバックスイングのトップがインパクトゾーンと考えましょう。

アプローチでシャフトを立てる人はいないと思いますが、立てた場合はダウンスイングが入ります。

ダウンスイングは無意識に体重移動ができますが、それ以外は下半身を動かさないほうが良いでしょう。

 

インパクトゾーンは長くするべきか?

 

インパクトゾーンはアプローチでは長くする必要がありません。

アプローチで一番気にするところはフェースの向きですが、これさえ間違わなければ問題ないでしょう。

アプローチのテイクバックは以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは左体重
  • 下半身が動かさない
  • ボールはコックをリリースする感覚で打つ
  • ショットはロングパットの感覚

 

アプローチのテイクバックがすべてインパクトゾーンと考えて良いでしょう。

 

下半身でインパクトゾーンは打つべきか?

 

下半身を使うショットはスリークォーターショットとフルショットだけです。

アプローチショットでは下半身は全く動かさないほうが良いでしょう。

つまり下半身でなく、パターのように肩の回転で打つ感覚やイメージが正解といえます。

そのために左足体重のアドレスが不可欠です。

アプローチショットは打つ感覚ではなくパットの延長で、グリップをしっかり握り肩を回転させるようにボールを運びます。

アプローチショットのミスの多くがボールを意識して打つのですが、以下のようにスイングすると解消されるでしょう。

 

  • 左足に体重を多く乗せ頭は右
  • 下半身は全く動かさない
  • バックスイングは肩を回し右手にコックを入れる
  • インパクトは肩を戻しコックをリリースする感覚

 

参照

アプローチショットで押さえたい13のコツ

 

アプローチのインパクトでトップやダフリが出るのは意識して右手で打ちに行くからです。

右手で打つと右肩がいくらか下がりますが、これがダフリの原因です。

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