アプローチのグリップは特に方向性が重要ですので右手の人差し指と親指に力が入ります。
右手の力を入れるのはアプローチだけで、ドライバーなどは左手が重要になります。
これらの握りからは意識するほどではなく、無意識に力が入ってきます。
アプローチは力んで三角形を維持するのは間違い？
アプローチで腕の三角形は意識する必要がありません。
アプローチを左手主導で打つと距離が定まらずピンに絡むことがありません。
目標にボールを落とすのは以下のようにしましょう。
- バックスイングは左手でする
- ボールを運ぶのは右手で打つ
- グリップは両手で打つと距離感が出ない
アプローチで肩を回してバックスイングすると三角形が崩れませんが、50ヤード前後のアプローチは左肩の動きと右手で打つほうが良いでしょう。
昔から100ヤード以内のショットは右手で打つと言うプロもいますが、右手で方向性と距離を出すほうが簡単に打てるでしょう。
参照
アプローチでは強さを変えてもダフリやトップを防げない
アプローチでダフリやトップが出るのはグリップの握り方の強さが原因ではありません。
アプローチショットのダフリやトップの原因は以下のようになっています。
- ボール位置の間違い
- 左手主導で打っている
- フルショットと同じ振り方をしている
- 100ヤード以内は右手で打つ
- 手首を使い過ぎている
- 右手のリリースが早すぎる
- 右手コックをフォローまで維持していない
このように最後のコックはインパクトまで維持してフォローでもフェースが目標を向くようにしましょう。
参照
アプローチのグリップの強さはティーショットと同じ？
アプローチのグリップはフルショットのグリップとは少し違ってきます。
フィンガーグリップは強く握る傾向がありますが、パームグリップは柔らかく握ることが可能です。
フルショットやアプローチショットのグリップは以下のようになります。
フィンガーグリップ
フルショットはヘッドを走らせるためにフィンガーグリップで握りますが、このグリップの特徴はグリップを強く握っても手首は柔らかくなることです。
したがってヘッドの走りを邪魔することなくフルショットの向いていると言えるでしょう。
パームグリップ
アプローチなどは方向性が重要で柔らかく握るには手の平でシャフトを包む握り方をします。
手の平を使うグリップはシャフトにしっとりと馴染みますが、柔らかく握ることでボールは目標に絡むことが多くなります。
これは人それぞれですが、私はこうした取り組みでピン大きを大きく外すことが少なくなりました。
参照
アプローチで力を入れるべき左手右手の指とは？
アプローチで力を入れるのは右手か左手かと悩むことがあると思います。
スイングの基本は以下のようになります。
- 左手は飛距離を出す（小指、薬指、中指）
- 右手は方向性を出す（親指、人差し指）
これが基本ですが、アプローチは100ヤード以内ですから右手で打つのが正解です。
安定したアプローチショットは以下のようにすると安定します。
- 左手はパームグリップにする
- 右手はフィンガーグリップで握る
- 肩を回してバックスイング
- インパクトはコックを保ち右手で打つ
このショットの方法はパターとよく似ていますが、転がす場合はまったく同じといえるでしょう。
フルショットとアプローチショットの違いは以下のようになります。
フルショット
肩を回してテイクバックからトップに収まりますが、ダウンスイングは左手主導で入っていきます。
フルショットの右手は方向性を出すためにアドレス時に戻すだけです。
アプローチショット
肩を回してテイクバックして右手に多少コックが入ります。
インパクトは右腰が動き右手でボールをつかまえるだけですが、コックは維持したままが理想です。
コックを維持したショットはフェースが目標を向き大きなミスにはならないでしょう。
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