グリップの握り方はスイングの主となる左手が緩まないことが大切ですが、グリップが安定しているとどのグリップでも良いでしょう。
パームグリップはきつく握ると手首まで固くなるのですが、ストロンググリップの場合少々強く握っても問題ありません。
グリップで力を入れるべき指とは?
グリップで特に大事な指は左手の小指と薬指ですが、右手は親指と人差し指だけです。
両手のグリップはヘッドから遠いところがグリップエンドですが、支点となる小指とヘッドに近い親指と人差し指に力が入っていると完璧です。
クラブと体をつなぐ接点はグリップですが、グリップにも接点があります。
- 左手の接点は小指、薬指、中指
- 右手の接点は親指、人差し指
この5本さえしっかり握れるとほかの指はシャフトに触れるだけでもいいでしょう。
5本以外の指に力が入ると以下のようになります。
- バックスイングを手でしてしまう
- ダウンスイングを手でしてしまう
- スイング軌道がずれる
- ダフリが出やすい
すべての指に力を入れるとヘッドが下りるタイミングがずれやすく、上半身で振り下ろすことが多くなります。
クラブをコントロールしなくてはいけない危険性が増幅するでしょう。
参照
グリップの指の力の強さはどの程度が理想か?
グリップの指の強さは人さまざまですが、通常右利きの人は左手の指に力が入りづらく慣れるまで時間がかかる場合があります。
左手は薬指と小指で握りますが、右手は親指と人差し指で強く握っても構いません。
左手がしっかり握れるようになるまでのグリップは以下のようにするといいでしょう。
- ストロンググリップはパームグリップで握る
- ストロンググリップに慣れるとフィンガーグリップに変える
- 馴染めなければフィンガーグリップをパームグリップに戻す
パームグリップは左手の平を使うグリップですが、このグリップでも飛距離と方向性は高くなります。
フィンガーグリップは指の長い人に有利ですが、指が緩みそうになると指の付け根と指先でしっかりつかむことが必要です。
結果的に手に平も使うわけですが、慣れるとスイング軌道が大きくなり安定した飛距離が出せるでしょう。
参照
フィンガーグリップの指はいくら強くしても問題ない?
フィンガーグリップは女性には難しいですが、男性は飛距離を出すためには欠かせないグリップでしょう。
このグリップは手の小さい人でもグリップを細めに変えると無理なく握れます。
フィンガーグリップのメリットは以下のようになります。
- 強く握っても手首が硬くならない
- 手首が柔らかいとリストターンが正確になる
- パームグリップよりヘッドスピードが上がる
- スイングが大きくなる
これくらいのメリットはあると思います。
フィンガーグリップは多少慣れるまで時間がかかるときもありますが、時間をかける値打ちがあると言ってもいいでしょう。
参照
パームグリップの指の強さは緩く、グリップの材質にも神経質になる
パームグリップの特徴は左手の平を使うグリップですが、このグリップはあまり強く握ってはいけません。
グリップの材質も表面が柔らかいゴム製のものにしなければいけません。
パームグリップで強く握るデメリットは以下のようになります。
- 手首の関節が曲げにくくなる
- リストターンが遅れる
- フィンガーグリップよりヘッドスピードが出にくい
- スイング軌道が多少小さくなる
これくらいですが、逆に方向性はいくらか高くなります。
参照
「グリップの握り方の3つの種類と特徴!あなたはどれを選択する?」
その理由はクラブが腕に一体感が出てフェースの向きが安定するからです。
女性ゴルファーは距離があまり出ないのですが、方向性に安定感があるのはこうしたことが要因になっているのでしょう。
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