ドローとフェードのスイング軌道はまったく同じですが、極端に違うのはスタンスだけです。
フェードはオープン気味に構えドローはクローズ気味に構えます。
見た目はスイング軌道が変わって見えますが、振っている本人はスタンスが違っても同じスイング軌道になります。
プロはクラブごとにドローとフェードを打ち分けている?
プロはドローとフェードをクラブごとに使い分けていますが、成功率はそれほど高くはありません。
ドローとフェードを使い分けるのがプロですが、測ったような弾道が出るのはそれほど多くはありません。
トーナメントでグリーンを狙うのですが、カップから離れたところに止まるのはミスショットです。
プロのドローとフェードを使い分けた成功率は
- トーナメント 30パーセント
- 練習 75パーセント
これくらいの確率ではないでしょうか。
成功率が上がると勝利する公算は高くなりますが、肝心なところではミスをするケースが多いです。
参照
スイング的にフェードよりもドローは打ちにくい?
フェードよりドローボールはアマチェアには難しいのですが、フェードは初心者がスライスを打った経験があるとそれほど難しくはないでしょう。
ドローボールはフェードボールを打っているときにたまに出るときがありますが、打とうとすると出ないものです。
ゴルフを40年以上していますが、正確なドローボールを見たことがありません。
アマチェアがドローボールと言っているのは、どちらかというとショートフック気味のボールのことをドローと言っています。
正確にドローボールが打てる人はハンデ5未満の人でも難しいのです。
無理にドローボールとフェードを打ち分けるより何球も同じ所にストレートボールで打てることが先決です。
ドローボールやフェードボール打ち分けるのは
- ストレートボールが30球同じ所に打てる
- スイング軌道が安定している人
- ハンデが1ケタになってから
これくらいはクリアーできないと危険すぎます。
球質にこだわると自分の球質もわからなくなることもあり、あまり欲張らないことです。
参照
フェードとドローとのスイング軌道の違いとは?
フェードとドローの基本となるスイングは同じです。
違っているのはスタンスだけですが、スイングは目標に向かって振るだけです。
スタンスから見るスイングは
フェードボール
スタンスはオープンにして肩のラインは目標に向けます。
スイングは肩のラインで振りますが、このときのスイングはスタンスから見るとインサイドアウトのスイング軌道になります。
ドローボール
スタンスはクローズにして立ちますが、肩のラインは目標に取ります。
スイングは肩のラインですが、スタンスから見るとアウトサイドインのスイングになります。
注意点はスイングをスタンス通り振るとプッシュアウトになるのでくれぐれも気をつけましょう。
ドローボールやフェードボールはストレートボールが正確に打ててのチャレンジが良いでしょう。
まともにストレートボールが打てないのにドローボールを練習するトラブルは、自分のスイングを見失うこともあるので特に注意しましょう。
参照
パワーフェードのスイング軌道とは?
パワーフェードのスイング軌道はアイアンの場合従来のスタンスとは変える必要があります。
パワーフェードのスイング方法は
- スタンスはややオープン気味に立つ
- グリップはほぼ体の中心で構える
- 下半身は左体重になりボールの後ろを右目で見る
- スイングは肩のラインで振る
このアドレスからパワーフェードのボールが出るはずですが、出ないときはスイングを肩のラインで振っていないこともあります。
フェードボールの間違いはオープン気味のスタンス通りに振ってしまうことです。
これらの間違いは頭の中でフェードボールを正確に整理できていないからですが、フェードを打つ意識をしっかり高めることが必要です。
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