ドローボールとフェードボールはゴルファー各自により使い分けていますが、両方を上手く打ち分けられる人はそれほど多くはありません。
従って球質は1つになりがちですが、それは飛距離が大いに関係してきます。
ドローボールとフェードボールとは?
多くのゴルファーは弾道が右に曲がるとフェードと言いますが、それは一概に正しいとはいえません。
フェードボールとドローボールの大きな違いは
フェードボールの弾道
- 目標のやや左にまっすぐ飛び落下地点から右に曲がる
ドローボールの弾道
- 目標の右にまっすぐ飛び落下地点から左に曲がる
このような違いがあり一目でわかるでしょう。
一般のゴルファーが間違っているの弾道の違いはフックボールとドローボールの間違いです。
またスライスボールとフェードとの違いははっきりしています。
フックボールの弾道
- 打席と目標の中間ぐらいから左に曲り目標から大きく外れる
スライスボールの弾道
- 打席から右に大きく曲がり目標から大きく外れる
フックボールとスライスは目標に向かってアドレスしますが、ボールが飛ぶ方向が予想外の方向に飛んでいきます。
またドローボールとフェードボールは曲りが少なくグリーンを外してもほんのわずかでOBにはならないでしょう。
参照
ドローボールとフェードボールは飛距離がどっちで伸びる?
ドローボールとフェードボールの大きな違いはボールが落ちてからの転がる距離の違いです。
この距離の違いはボールの回転が違うからです。
ドライバーにおいて230ヤードキャリーで飛ばす人は
ドローボール
- ティーショットのボールが230ヤードで落ちてからランが30ヤード転がることもある。
フェードボール
- ティーショットのボールが230ヤードで落ちてから、ランは多くて20ヤード転がることもありますが少ないと10ヤードで止まることもあります。
キャリーで飛ぶ距離はそれほど変わりませんが、ボールが落ちてから下りのフェアウェイの場合はランが30ヤードも違うことがあります。
参照
ドローボールとフェードボールのメリットとデメリット
ドローボールとフェードボールのどちらを持ち球にするか悩むところですが、飛距離が出る人はフェードボールが良いでしょう。
飛距離があまりでない人はドローボールになると思いますが、飛距離が出なくてもフェードボールの人が多くいます。
ドローボールのメリットとデメリットは
- 飛距離が最大限に出る
- グリーンでボールが止まりにくい
- 曲がる度合いが不正確
フェードボールのメリットとデメリットは
- 飛距離がドローボールほど出ない
- グリーン上でボールが止まりやすい
- ある程度曲がる計算が可能
このような違いがあると思います。
プロの多くはストレートボールですが、グリーン攻略はフェードで打つ人も結構います。
結果的にフェードボールのほうが大崩れしないということかもしれません。
フック系、スライス系の人にそれぞれおすすめするのはどっち?
フック系とスライス系の人が取り組む球質はストレートボールが基本です。
スコアアップにはフックやスライスでは話になりません。
ストレートボールが打ててはじめてフェードボールを打つ練習をします。
しかし現実はそうではなくフックやスライスしか打てない人が圧倒的に多いのです。
飛距離は出す順序は
- ドローボール
- ストレートボール
- フェードボール
この順序になりますが、ゴルフは飛距離だけではないことを早く認識しましょう。
距離が出せても目標からずれるのはトラブルショットにつながりしコアメイクに苦しみます。
フックやスライスの球質に人はとにかくストレートボールを打つ練習を怠ってはいけません。
参照
「完全解説!ロングアイアンでフック、引っかけを防ぐスイング」
フェードからドローボールに急に変わる原因とは?
フェードが持ち球で長年ゴルフをしてきた人が急にドロー系の球質に変わることは時々あります。
球質が極端に変わる原因は
- スイングに余分な動きが省けたから
- ヘッドが走り球質に変化が出た
- 自分で気づかないボール位置
- リストターンがより正確になった
このようなことが考えられます。
球質のかわりは自分で気づかないところが微妙に違っていてフェードからドローに変わった理由でしょう。
ゴルフの弾道はストレートボールが打ててから球質を変えるときもありますが、球質が変わるのならストレートボールも打てるはずです。
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