ダウンスイングで右膝が左膝に寄るのが自然ですが、本当は膝のことは忘れて右腰を左足の上に運ぶのが理想です。
ゴルフは腰で打てと言いますが、この腰は右腰を指しています。
左腰を切ると右腰が引っ張られますが、右腰が動くと上半身も正確についてきます。
ダウンスイングで右膝が前に出てはいけない理由
ダウンスイングの右膝は前に出ることは避けなくてはいけません。
右腰が前に出ると右肩も前に出ますが、これはアウトサイドインのスイングになりやすいのです。
右膝が前に出るデメリットは
- ヘッドスピードが落ちる
- スクエアスイングができない
- ヘッドがボールをこする（スライス）
- 方向性が定まらない
このような結果になるでしょう。
膝が動く原因はいろいろありますが、中でも1番多いのが
- アドレスで両膝に力が入っていない
- バックスイングで両膝が流れる
- 膝に力が入らないダウンスイングは右肘が前に出る
ダウンスイングで右膝が前に出て良いのはつま先までで、それ以上出るとスクエアスイングの障害になります。
参照
右膝は左膝に寄せることが正解
右膝が左膝に寄せるにはアドレスの膝に力を入れないと寄ることはないでしょう。
右膝が悪い動きをする人の特徴は
- テイクバックで膝が動いている
- バックスイングで左膝が動きすぎる
- トップの肩が深く入らない
- 上半身で打っている
- アドレスで両膝に力が入っていない
このような人はことをしているとスイングそのものに異変が起きます。
正しいスイングとは
- アドレスで両膝に力を入れる
- バックスイングで左膝を止めると右膝が動かない
- トップでは左膝がわずか前に出る
- ダウンスイングで左膝が目標に流れない
- ダウンスイングで右膝が左膝に寄っていく
これらのことを解消するにはアドレスが重要になります。
アドレスは両膝に力を入れるのですが、力を入れるのはここだけでそれ以外はリラックスしても大丈夫です。
ゴルフスイングの間違いは力の入れ違いだけで、両膝は特に注意しましょう。
参照
「バックスイングで右肘はグリップエンドが目標を指すまで曲げてはいけない」
「アドレスからトップまでは左膝を動かしてはいけない本当の理由」
右膝を意識せずに右腰でボールを打つのがダウンスイングの正しい意識
ダウンスイングで膝を意識せず、右腰の動きが中心になります。
ほとんどの人は左腰で切り返しをしていますが、左腰の使い方を間違っています。
正しい左腰の使い方は
- 膝を意識してはいけない（アドレスだけ）
- 左腰で切り返し右肩を引っ張る
- 右肩が動く前に右腰が先に動く
- 右腰が左足の上に収まる
この方法が腰でボールを打つ方法です。
またダウンスイングは方向性と飛距離を重視して行います。
ベストなダウンスイングは
- トップの上半身をキープする
- 肘の曲がりやコックを維持する
- コックが戻るのはインパクト
- 右肘は目標に向かって伸ばす
これが理想ですが飛ばないダウンスイングは
- ダウンスイングで右肘を伸ばしてしまう
- ダウンスイングで右手がクラブを下ろし
参照
「インパクトでの右肘の正しい曲がり方で方向性をアップする方法」
このようなダウンスイングは飛距離が出ることはないでしょう。
ダウンスイングの基本はボールを打つことをあまり考えてはいけません。
ヘッドを目標に送り出すイメージが必要で、これができるとダフることはなくなるでしょう。
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