アドレスでのクラブによる手首の角度の違い 完全版

 

ゴルフのアドレスは両腕が垂直に下りたころがグリップの位置と考えても良いでしょう。

しかし身長の違いでグリップ位置が多少違いも出てきます。

手首の角度は一概に何度と言えるものではありません。

 

ドライバーの手首の角度

 

ドライバーのアドレスは真っ直ぐ立ってお尻を後ろに出すことが自然な立ち方です。

お尻を後ろに出すと上体が前に傾きますが、このときに少しだけ膝を緩めることでアドレスは完成します。

この状態でグリップを上から下に下ろしヘッドが地面に当たると手首の角度は決まります。

このときに重要なことは左腕が垂直に下りているかの確認です。

真下より前に出ることはありますが体よりに近すぎる人はインパクトでヘッドの芯に当たりません。

グリップの角度は一概に何度ということが出来ません。

それはグリップの形態にもよって違いが出ます。

最近はやっているフックグリップは腕と手の甲の角度は約40度になります。

しかしこの角度もグリップが前に出る人と真っ直ぐ下ろす人でも違ってきます。

グリップがスクエアグリップの人は腕と敵日の角度は約25度から30度までの間になってきます。

グリップの角度は人によっても様々です。

グリップの角度が大事なことではなくいかに振りやすいかの問題です。

ゴルフは必ず基本がありますが、グリップも基本通りでなくても構いません。

ゴルフをしていくうちに自分に適したグリップが出来てきます。

グリップとは方向性が良く飛距離が出ればどのようなグリップでも構いません。

スポーツは必ず基本のスタイルがありますが、基本に忠実なだけでも上達しません。

基本から独自性を出すことが重要でしっくりいくことが良いのです。

ゴルフの調子が悪いときはこの基本をもう一度試してみることです。

 

ロングアイアンの手首の角度

 

ロングアイアンを最近は使う人が少なくあまり見たことがありません。

 

参照

ユーティリティは苦手でロングアイアンを購入しようか迷う

 

しかしこのクラブが上手く打てるとゴルフの上達も早いでしょう。

グリップの角度はドライバーとほぼ変わりませんが、シャフトが短くなる分手首も伸びて約30度くらいです。

アイアンはグリップに力が入りやすいことが重要です。

そのためにグリップが真下から前に出るようなアドレスは間違いです。

このアドレスを間違うとロングアイアンは上手く打てることがないでしょう。

ゴルフをするときはほとんどの人はボールしか見ていません。

これは大きな間違いでアドレスとボールの間隔を取るだけです。

感覚が決まればグリップを再確認します。

テイクバックで右肘をどこまで曲げずに我慢できるかを見ることです。

 

参照

バックスイングで右肘はグリップエンドが目標を指すまで曲げてはいけない

 

あとはダウンスイングに入るときにボールを見るだけです。

でも手首は力を入れず優しく握ります。

 

参照

スイングを柔らかくする5つのメリット

 

グリップが強く握る人のヘッドはあまり走りません。

緩く握ることで飛距離が出てきます。

 

ミドルアイアンの手首の角度

 

このクラスのクラブが一番ゴルファーに多用されています。

グリップの角度は約20度くらいですが、この角度も身長によって大きく変わることもあります。

また前傾姿勢で打つ人はグリップの角度も5度程違ってきます。

ミドルアイアンからはシャフトが短くなるときに角度などは気にせず感性で打ちます。

もちろん大切なことはアドレスと言わざるを得ません。

正しいアドレスからは手首の角度もおのずと決まってきます。

ゴルフは先ほども書いていますが、クラブが振りやすいことが一番です。

決めごとだけでは上手くならないことは十分認識する必要があります。

ゴルフのスタイルが変わるときは壁にぶち当たったときです。

このときに基本に近いスタイルに少しずつ変わっていくものと考えています。

 

ショートアイアンの手首の角度

 

ショートアイアンは手首の角度は約10度くらいですが、これも前傾姿勢がきつい人はもう少し角度は上がります。

グリップの角度が大きく違う人は膝を大きく曲げる人や上半身を前に出す人でも大きく変わってきます。

ゴルフはアドレスする前から前傾姿勢を取る人の共通点は背中が曲がり真下を向くようになっていくということです。

このスタイルは懐が窮屈になり良いことはありません。

アドレスを取ると右手が腰の上に乗るような姿勢がゴルフには向いています。

背中が丸くなると右手が腰の位置には止まりません。

ショートアイアンほどアドレスで胸を張ることが重要です。

クラブを正しく振ることは胸を張っているかによって決まってきます。

前かがみはボールを長く見ると余計になります。

ボールはアドレスとダウンスイングに入るときだけ見ればいいのです。

それ以外は自分のフォームを見ることが出来るとゴルフは早く上達します。

 

パターに手首の角度はない

 

ゴルフの中でパターほど独自色が出るクラブは他にありません。

ロングシャフトを使う人もいればシャフトをあえて短くする人もいます。

グリップも逆グリップで打つ人もいます。

パターの角度はあってもなくても大きな問題ではありません。

グリップがどんな握りでも入れば良いわけであまりこだわってはいけないと思います。

パターの一番大事なことはストロークをいかに真っ直ぐ振るかで決まります。

 

参照

パターのグリップに正解はない?

 

パターでヘッドを真っ直ぐ引く方法では左手でバックスイングします。

ボールを打つときは右手で押すような感じが大切です。

ゴルフのスイングはどのクラブでもバックスイングは左手でダウンスイングがすむと右手でフォローを取ります。

これはスイングの基本ですがこれ以外のスイングは飛ばないしどこに飛ぶかわからないようになってきます。

ゴルフの基本は必ずありますが、基本だけが良いのではありません。

 

アドレスの手首の角度については以下のページも関連ページとなっています。

 

参照

アドレスでボールと距離を正しく取りスコアメイクする方法

アドレスのドライバーとアイアンの違い

ハンドファーストの9つのポイント

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