森田理香子プロは典型的なボディーターン系のスイングをしています。
このメリットは方向性と飛距離を生む源になっています。
アマチェアはゴルフを始めたころからスライスが出ますが、結果リストを返すスイングが身についてしまいます。
森田理香子のスイング軌道は理想的?
森田プロのスイングは下半身の切り返しでスイングしていますが、これはそう簡単にマスターできません。
下半身主導のスイングも以下のような違いがあります。
- 左腰をかかと側に寄せ上半身を引っ張る(右足の動きが悪くなる)
- 右腰を目標に押し込み上半身を引っ張る(右肩が下がりフォローが小さい)
- 膝を固定して腰を回し上半身を引っ張る(大きく振れる)
森田プロはこのうちの3つめに該当します。
下半身主導のスイングでもこれだけ違ってきますが、ヘッドスピードを上げる下半身は腰の回転が不可欠です。
腰の回転のメリットは以下のようになります。
- 右腰でボールが打てる
- 右腰が入るとインパクトが正確になる
- 右腰が入るとフォローが大きくとれる
スイング中に右腰が入ったダウンスイングはフィニッシュで右足はつま先で立てます。
これは体重のほとんどが左足に乗った証明になります。
参照
森田理香子のスイング軌道の特徴
森田理香子のスイングはゆっくり大きく振るのですが、本人は結構力も入っているのですが傍で見ていると力が入っていると感じません。
これがスイングには欠かせない手法ですが、このスイングができるまで相当悩んではずです。
幸いなことに師匠である岡本綾子の若いころによく似たスイングになりつつあります。
ゆっくりなスイング
森田プロのスイングは最大の特徴であるゆっくりした振り方ですが、決しゆっくり意識して振っているのではありません。
スイングがゆっくり見えるのは以下のようなことが理由です。
- スイング軌道が大きい
- 腰がゆっくり回る
- 右肘が伸びるのが早い
このような特徴があります。
このスイングはボールを打つことに執着せず、大きく振り切ることを心がけているからできているのでしょう。
参照
大きいフォロー
ダウンスイングを下半身で行うと当然上半身は使いきっていません。
ヘッドが体から離れるダウンスイングで遠心力も働きインパクトは上半身の回転で振れるようになります。
上半身の回転でインパクトを迎えると以下のようになります。
- 右腰で打っている
- 方向性が極端に良くなる
- ヘッドスピードが上がる
- 回転と遠心力でフィニッシュが大きくなる
フィニッシュは遠心力で決まりますが、上半身の回転と遠心力が働くと当然フィニッシュは大きくなるでしょう。
森田理香子のフィニッシュが取れるように真似をする人が多くなるのも当然です。
参照
フィニッシュがいつも同じ
森田理香子のスイングはつねに同じスイングをしますが、中でもフルショットは決まったようなフィニッシュになっています。
これは力を抜いたスイングだからできることで、力が入ると当然途中でスイングは止まります。
同じフィニッシュが取れるのは以下のような理由があります。
- 下半身でダウンスイングをやっている
- フェースローテーションで上半身が回転する
- インパクトゾーンは右足の蹴りで行っている
このようなスイングだからフィニッシュが決まってくるのでしょう。
アプローチも同じことですが、バックスイングの大きさで距離を出す方法が間違いも少なくなっています。
参照
森田理香子のスイング軌道を実現する方法
アマチェアが森田理香子のスイングを真似ることができると上達は当然早くなるでしょう。
森田プロのスイングは当てることに神経を注がず、クラブを振りきるだけを視野に入れています。
アマチェアが真似をするところは以下のようなところです。
- アドレスは両膝に力を入れる
- 腰の回転でダウンスイングする
- リストターンは意識せず縦振りする
- リストターンは上半身の回転で行う
- フェースローテーションから上半身に力が入る
- インパクトは右足の蹴りで打つ
- フィニッシュは遠心力に逆らわない
参照
大まかにポイントを上げればこれくらいだと思います。
最も重要なことは手でこねる動作は全く入っていません。
リストターンは自然にできインパクトでは振り切ることに神経を使っています。
これがゆっくり大きく振る方法ですが、1度にすべてをマスターすることはアマチェアには困難ですが、時間をかけて完成させましょう。
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