ティーアップの高さにかかわらず飛距離と方向性を出すスイング

 

ティーアップして打つときは自分のクラブの最下点がわからないと上手く打てることはありません。

最下点はほとんどスタンスのほぼ真ん中ですが、ティーアップするとボール位置は左寄りになります。

 

テンプラが出るときにはティーアップの高さを低くするべき?

 

テンプラはティーの高さで出るのではなく最下点がわかっていないからです。

テンプラが出るスイングは間違いだらけで、トップからボールを打つに行くと最下点が左に寄ってしまいます。

スイングは本来どのクラブでも最下点はほとんど変わりません。

ティーアップしてボールを打ちにいくと最下点位置が左に変わってしまいテンプラになっています。

テンプラをなくす方法は以下のようなスイングをしましょう。

 

  • 自分の最下点を見つける
  • 最下点が分かると最下点の左にティーアップ
  • 右足の前で右肘を伸ばす(リストターンの始まりまでは縦振り)
  • インパクトは地面と平行スイングの横振りになる

 

右肘が伸びきると右手の平の向きが変わりますが、これがリストターンを容易にするのです。

トップからリストターンまでは縦振りでそれ以後は横振りになってティー上のボールを打ちやすくするのです。

この場合はヘッドの最下点がスタンスの真ん中になりボールは当然左足寄りにするべきです。

トップからボールを打ちにいくと最下点は真ん中より10センチほど左によりテンプラになってしまいます。

 

7センチ程度のティーアップの高さで7番アイアンを練習するのが上達は早くなる?

 

ティーの高さを7センチくらいにしてアイアンを打つとほとんどの人はティーを打っています。

スイングはティーの高さではなく最下点の高さが安定しないと高いティーでは打てません。

高いティーで打つ練習はミート率を良くする練習ですが、この練習に力は必要ありません。

高いティーで打つのは以下のようにしましょう。

 

  • 両足の膝に力を入れる
  • 自分の最下点を探す(ほぼスタンスの中心)
  • ボール位置は最下点セッにセット(アイアンの場合)
  • ダウンスイングはグリップエンドをボールに向ける
  • 右足の前で右肘を伸ばす(リストターンの始まり)
  • インパクトはリストターン後になる

 

参照

ゴルフスイングの最下点の11のポイント

リストターンは意識的ではなく自然に行わないといけない理由

 

最下点が常に同じ所になるのはリストターンが正確にできることが不可欠です。

テンプラになるのはリストターンを無視しているからで、トップからボールを打ちにいくとほとんどフェースが開きテンプラになります。

 

ティーアップの高さによって飛距離が出なくなる原因とは?

 

クラブヘッドの最下点が一定しない人はティーを高くするとミート率が低くなります。

ミート率が低くなると飛距離が落ちますが、これはフェースの芯で打っていないからです。

ティーの高さに関係なくしっかり打てる人は最下点が安定しているとも言えますが、このスイングをマスターするのは以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは両膝に力を入れる。
  • テイクバックは上半身の捻転でする
  • ダウンスイングはグリップエンドをボールに向ける
  • 右足の前で右肘を伸ばす(リストターンの始まりまで縦振り)
  • リストターン後は横振りになる
  • 伸びた右肘と右手でボールを捉える
  • フォローはヘッドを目標に振りぬく(両肘が伸びる)

 

ティーアップすると力で打つのではなく、遠心力でボールを払う感じが望ましく力は必要ないということになります。

ティーを高くすると慣れるまでスインガーになり、慣れた時点でパワーヒッターになればいいのです。

 

参照

インパクトの瞬間!インパクトを正確にする方法

 

ティーアップの高さにかかわらずにミートするには縦振り横振りの使い分けが重要

 

ゴルフスイングは縦振りと横振りが混在していますが、スタンスの中心から左のティーの場合には横振りが入ると認識しましょう。

しかしスタンスの中心より右に置くアイアンは縦振りの延長でインパクトを迎えます。

ティーアップしたボールを正確に打つのは以下のようなスイングに変えましょう。

 

  • 両膝に力を入れる(左膝はトップまで動かさない)
  • テイクバックは上半身の捻転で行う
  • ダウンスイングはグリップエンドをボールに向ける
  • トップで曲げた右肘は右足の前で伸ばす(リストターンの始まり)
  • インパクトはヘッドが地面と平行に走る(大きな円を描く)

 

ダウンスイングは直線的な縦振りになり、リストターン位置から後は遠心力を利用して横振りのスイングに変わります。

インパクトで爆発的なパワーを生むのは以下のようになります。

 

  • グリップを下げる力
  • 遠心力
  • 上半身の回転

 

以上の3種類の運動がミックスして破壊力を出すのです。

このスイングは女性でも飛距離を出す人は上手く利用しています。

力に頼るスイングは方向性と飛距離で劣るのが現実です。

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