理想的なバックスイング

 

バックスイングは下半身が動くと上半身の捻転不足になり飛距離が出ません。

バックスイングを正確にするにはテイクバックが非常に大切で、テイクバックを上半身でできるとバックスイングは大きくなります。

テイクバックは椅子に座り上半身の捻転だけでグリップエンドが目標を向くまで我慢します。

 

テイクバックを正しくする練習のコツ

 

テイクバックはアドレスしているとどうしても下半身を使いますが、できるのなら下半身を使わないようにしましょう。

下半身を使うと上半身が捻転せずヘッドスピードも上がらないでしょう。

テイクバックの正しい練習は以下のようにしましょう。

 

  • アドレスするとヘッドを左手で後ろにボール籠を押す
  • テイクバックは下半身を動かさずに左肩を顎に下に入れることに集中する
  • テイクバックは籠を左膝で後方に押し出す
  • しっかり押し出すと肩は60度回転する
  • グリップエンドは目標を向く(テイクバック完了)
  • あごの下に収めるのは再度肩を回すと下半身も作用する

 

テイクバックが終わってから右肘が曲がりだしトップに移行します

テイクバックは左半身だけ使うと下半身は動きません。

これは左手で押し出すと左膝に力が入るからですが、右手を使うと左膝がついてきて下半身が動きだすでしょう。

 

参照

テイクバックはゆっくりと上げることは正しいのか?

 

バックスイングの最大のコツは両膝の固定

 

バックスイングのコツは両膝を動かさないことですが、手を使い間違えると膝が正直に反応します。

両手の使い方は以下のようにしましょう。

 

  • 左手でヘッドを後方に押し出すと左膝に力が入る(テイクバック)
  • 右手で目標にヘッドを送り出すと右膝が踏ん張る(フォロー)

 

膝はこのような動きをしますが、したがってテイクバックは左手でするのが理にかなっています。

反対にテイクバックを右手ですると左膝が動き下半身が回転して上半身が捻転しません

間違っても右手でテイクバックしないように気をつけましょう。

 

参照

バックスイングは下半身始動をすれば危険な理由

 

バックスイングの仕方は余計なことは意識しない

 

バックスイングはテイクバックさえ間違わなければまず間違うことはないでしょう。

バックスイングのコツは左手を動かすときは左膝に力を入れることですが、右手を動かすときは右膝に力を入れることができたら万全になります。

バックスイングで間違いが多いのが以下のようなところです。

 

  • 肩をしっかり回す
  • 肩を顎の下に収める
  • トップは高く上げる
  • グリップの向きに気をつける

 

これらのことは全て上半身ですが、これが大きな間違いです。

バックスイングで気をつけるポイントは以下のようにしましょう。

 

  • アドレスはつま先体重
  • 前傾姿勢は膝を曲げずに腰を曲げる(つま先に体重が乗る)
  • 両膝は広げ力を入れる
  • 肩は回転でなく上下運動(左肩を下げ右肩を上げる)

 

以上のようにするべきです。

スイング軸は背骨ですがこれを回転させるのは体を回してはいけません。

回転でなく前傾姿勢では左肩を下げるだけでトップは形成されるでしょう。

 

参照

アドレスでの前傾姿勢の6つのポイント

体重移動の軸はどこ?左足かかとと体重移動のポイント

 

バックスイングでの手の上げ方のコツ

 

バックスイングは手を上げるのではなく肩を回転させることですが、これほどいい加減な表現の仕方はありません。

目が覚めるバックスイングの方法は以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは両膝に力を入れる
  • テイクバックは左半身でする(右肘は曲がらない)
  • グリップは左人差し指で支える
  • テイクバック後に右肘を曲げる(90度まで)

 

つまりバックスイングでは手を上げるのでなく、体の捻転で自然に上がるという感覚です。

このように右手を使うのはトップを形成するときだけですが、これが大きいバックスイングになるのです。

右手をテイクバック時に曲げるとスイングが小さくなり飛距離は出ない結果になります。

 

参照

大きなスイングをしてうまくなる方法

ゆっくりとしたスイングの4つのメリット

 

バックスイングからトップの最大のコツ

 

バックスイングのトップで最大のコツは、ほぼ左手で上げることが正解で右手を使うほどスイングは小さくなり間違いということです。

左手だけでもしっかり左肩が顎の下に収まれば、トップは正しく形成されます。

ゴルフは右打ちの人はほとんど右利きですが、したがって右手を使うデメリットが多すぎるのです。

スイングの基本は左手で右手はシャフトが離れない程度握っているだけです。

右利きの人のデメリットは以下のようになります。

 

  • 使ってはいけないところで右手を使う
  • 使うところで使えない
  • グリップを右手で握る傾向がある
  • 右手を使うと小さいフォローになる

 

このようなデメリットがありますが、これを解消するには左打ちで右手を使うスイングをしましょう。

右利きが左打ちするメリットは以下のようになります。

 

  • スイングは基本に忠実に振れる
  • 左打ちで左手が使えない
  • 片手で振る意味が理解できる

 

これらのことが理解できるでしょう。

 

参照

スイングの回転軸は左足にしなければいけない理由

 

この練習はボールを打たずに素振りするだけでも効果があるのでしっかり練習しましょう。

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