ゴルフスイングの体重は間違ってもかかとにかけてはいけません。
体重移動で左腰を引くときも体重はつま先にかけています。
腰を引くのは右寄りの体重を元に戻すためですが、かかとにかけるとフィニッシュで必ずつま先がめくれるでしょう。
つま先がめくれるデメリットは、方向性がバラバラになります。
ダウンスイングで左足を軸にするタイミングはどこか?
ダウンスイングで左足が軸になるのですが、腰を切ってからの間違いが多いです。
その間違いは右腰リードでインパクトが迎えられない力の抜けたスイングになっています。
インパクトで力強いスイングをするには以下のようにしましょう。
- アドレスの膝の力の配分は左足4割右足6割(ドライバー)
- テイクバックは右膝に力を入れておく
- 左腰を切るときに両膝を目標に押し出す
- アドレス時の膝の力の蓄えで右腰が入ったインパクトが実現する
スイングの成功、不成功はアドレスで膝の力の配分で決まることを認識が不足しています。
バックスイングで右膝に力を入れておくと腰を切ったら瞬間的に右腰が始動します。
ほとんどのゴルファーはこの間違いに気づいていないのです。
参照
「アドレスからトップまでは左膝を動かしてはいけない本当の理由」
左足1軸で打つデメリットとは?
左足1軸で打つのは間違っていませんが、アドレスで右半身がボールを打つ状態になっていないのは間違いです。
スイングの基本は左半身の主導ですが、左腰を切ると即座に右半身が起動することが条件になります。
ほとんどのゴルファーは左腰を切るだけで打っていますが、これは大きな間違いです。
スイングは本来右半身でボールを打つのですが、アドレスで右膝に力のタメがないと力の抜けたスイングになります。
飛距離と方向性を担保するアドレスからインパクトまでは以下のようにしましょう。
ドライバー編
- アドレスはほぼ真ん中に立ち上体をやや右に倒す。
- このアドレスの体重配分は左足4割で右足6割にする。
- テイクバックは右膝に力を入れる
- ダウンスイングは左腰を切り両膝を目標に送る
- インパクトは右半身主導で振りぬく
アイアン編
- アドレスの体重は左6割右4割にして頭は真ん中で構える(左体重)
- テイクバックは右膝に力を温存する
- ダウンスイングは左腰を切ると右膝が目標に動く
- インパクトは右半身主導で振りぬく
アイアンとドライバーの違いはアドレスの体重のかけ方が違うだけでそれ以外はほぼ同じと考えて間違いありません。
スイングは先に体重移動する方法と腰を切り体重移動する方法がありますが、後者はプロゴルファーと同じスイング方法です。
参照
左足内側に軸をイメージするスイングは正しいのか?
左足内側に軸を置くスイングは、体重移動すると球質が安定しないのはダウンスイングで頭が動いているからです。
ダウンスイングで頭が動くと必要以上に目標に体が流れる危険性があります。
このように頭が動くダウンスイングのデメリットは以下のようになります。
- アドレスで右ひざの力が不足している
- ダウンスイングで頭が動きすぎ
- 頭が動くと体重が左膝に乗らない
- インパクトはリストターンが遅れスライスになる
このような結果になる場合が多くあるでしょう。
問題はアドレスとダウンスイングの間違いで以下のようにして直しましょう。
アドレス編(アイアン)
- アドレスの体重配分は左6割右4割にする
- 上体は頭を真ん中で構える
- テイクバックは右膝に力を温存する
インパクト編(アイアン)
- 左腰を切り両膝を送ると体重移動はほぼ終り
- 腰を切ったら右半身主導でインパクト
- 両膝の送りができると右半身でしっかり打てる
このようなアドレスからインパクトまでしっかりできている人はめったにお目にかかれません。
それくらいアマチェアは適当に打っているのです。
参照
体重移動の軸は左足かかと?
体重移動の軸となるのは左足ですが、かかとに体重をかけるのは間違いです。
この間違いはアドレスからくるものですが、もっと正しいアドレスが必要です。
アドレスの体重配分は以下のようにしましょう。
- 体重の配分は左足6割右足4割
- つま先8割かかと2割
- アイアンのアドレスでは頭は真ん中で構える
このような体重配分であれば回転軸がしっかりして大きくゆっくり振ることも可能です。
かかとに多くの体重が乗るとスイングが小さくなりフィニッシュは不完全になるでしょう。
参照
体重移動の軸を右足にするデメリットとは?
体重移動が右足では移動する必要がありません。
本来体重移動するのは飛距離を出し方向死を安定させることが前提になっています。
回転軸の大きな違いは以下のようになります。
- 右足が回転軸になるとスイングは極端に小さくなる
- 左足が機転軸になると大きなスイング軌道になる
これではどちらが正解か誰でもわかるはずです。
ゴルフスイングは人と違うことを考えるのは重要ですが、マイナスになることはやめましょう。
スイングは大きくすることに神経を注入しますが、その結果が現在のプロのスイングが完成品と言えるでしょう。
参照
フィニッシュで左足かかとに体重が残るのはなぜダメ?
フィニッシュでかかとに体重が残るのは間違いです。
おそらくフィニッシュは不完全な状態になるはずです。
クラブを大きく振るにはつま先体重が条件ですが、これはアドレスを考え直すことで簡単に直せるでしょう。
フィニッシュで体重がかかとに残らないアドレスは以下のようにしましょう。
- アドレスの体重配分はつま先8割かかと2割
- アドレスでは右膝に力を蓄える
- アドレスは足裏より膝を重点的に考える
アドレスで右膝に力が入っているとダウンスイングでは右半身の動きが良くなり力強いインパクトが実現します。
力を膝に貯めるとフィニッシュではつま先で地面を踏み大きなフィニッシュが可能です。
参照
体重移動で左足のどこで体重をかける?左足かかと?つま先?
体重移動は腰を切ってかかとに体重が乗ると考えがちですが、それは大きな間違いです。
その間違いの根拠はアドレス時の体重のかけ方の違いです。
ゴルフの体重は全てつま先体重にしているのですが、つま先体重で腰を切って体重移動してもつま先に体重は残っています。
かかとに体重が乗る間違いは以下のようになっています。
- アドレスで前かがみになりすぎている
- 膝を曲げるとかかとに体重が乗る
- 前傾姿勢は膝を曲げずに腰を曲げる
- 横から見るとくの字になる
アドレスはくの字の態勢で構えるのが理想ですが、膝を曲げるアドレスはかかとに体重が乗りすぎています。
アドレスでかかとに体重をかけるデメリットは以下のようになります。
- スイングが弱くなる
- スイングが小さくなる
- フィニッシュで左つま先が浮く
- 方向性が安定しない
- スイングが小さくなると飛距離が出ない
参照
これらの間違いはアドレスで膝を曲げずに、つま先で立ち右膝に力を蓄えることですべて解消します。
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