ゴルフクラブは良く飛ぶことがゴルフファンから求められて誕生したものであります。
それまではパーシモンが主流でしたがパワーのない人はチタンが出てきたことで俄然やる気を出したものです。
確かにチタンになって飛ぶ人と飛ばない人の飛距離の差が少なくなったようにも思えます。
しかしチタンヘッドではメリットばかりでもありません。
デメリットもあるので該当する人は注意をしたほうが良いと思います。
チタンヘッドのメリット
チタンヘッドのドライバーを打っていると一番素晴らしいのは打球音です。
また飛距離も出やすいことがメリットといえます。
(15ヤード程度飛距離が伸びると思います)
音だけ聞いているとどれだけ飛んだのかわかりません。
最近では音だけ聞いていると良く飛んでいる音がしますが飛距離はそれほどでもない時が多いように思えます。
やはり飛距離を出すのはクラブではなくヘッドスピードということになってきます。
ただチタンヘッドはとても軽くてヘッドスピードは出しやすいことはよくわかります。
つまり初心者には振りやすいということはいえると思います。
チタンヘッドのデメリット
しかしゴルフの上級者はヘッドが軽すぎると打ちにくい人もいると思います。
これはヘッドスピードが上がりすぎるとボールの方向性が安定しないということがあるからです。
俗にいう手打ちのようになってしまうということです。
ちなみに私のチタンヘッドを使用していますが、あまり軽いと使用しません。
重量を上げる鉛をショップで購入して、付属して重さを調整しています。
また最大のデメリットはクラブが高額化することです。
価格としては10%程度高くなるといえます。
チタンヘッドは公式競技では使えない
チタンのヘッドは硬い分相当に薄くすることが出来ますが、最近ではよく飛びすぎてゴルフの公式競技では使えなくなっています。
(禁止されているのは一定以上の反発力を超えるものは規格外としてされます)
参照
これはゴルフ場の距離を延ばすことが出来ない為、クラブを制限したと思っています。
ゴルフのプロが必要以上飛ばすと、現在の短いロングホールが長いミドルホールになってしまいます。
これではゴルフの楽しみが半滅します。
いくら飛ばしても届かないところにゴルフの楽しみがあると感じています。
プロのトーナメントでロングホールを全員が2オンしても面白くもありません。
トーナメント主催者は、プロが飛距離を出すことに神経をとがらせています。
メジャーのトーナメントから引き揚げてきた丸山茂樹が言っているように飛距離が圧倒的に違ってくると勝負に初めからなっていないと聞いたことがあります。
チタンヘッドに規制が掛からないとコースを管理するところは一打目のボールの落下地点をもっと改良することになったと思います。
(たとえば一打目の落下地点付近にバンカーを設置するなど)
ゴルフ場を全て改良するよりもクラブを規制する方が簡単なことかもしれません。
一度販売したクラブを公式競技に使用禁止とはお粗末な醜態です。
クラブヘッドの進化をここまでとは思っていなかったということです。
このクラブを買わされた人こそえらい迷惑なことです。
使用禁止になったクラブはプロの試合では確かに飛びすぎることが原因ですが、アマチャアはそこまで飛ぶ人が少ないことで今でも使われています。
ただクラブに頼るには少し考え物です。
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