ウォーターショットの打ち方

 

この打ち方はアマチャアがあまりすることはないと思います。

ときどきプロのトーナメントで見かけますが、普通はワンペナで水に入った線上の後ろからほとんど打ち直しをします。

でもウォーターショットは知っておくと他のショットの参考になることもあります。

 

ウォーターショットの成功率は低い?

 

このショットはボールの深さにもよりますが水面から10センチも深さがあればまず出ることはないと思います、やるだけ無駄です。

ボールが水面から上に見えているときは成功する確率は50%の確率で脱出できるでしょう。

最近のゴルフ場は遅延があると後続の迷惑になることがあり、なかなかチャレンジできません。

 

ウォーターショットの打ち方

 

ウォーターショットの時の打ち方はボールを直接クラブに当てず(すくい上げるという感じに近いです)、バンカーショットやロブショットの要領で打つことが出来ると思います。

 

参照

バンカーショットの打ち方の2つのポイント

グラスバンカーの打ち方の2つのポイント

 

ウォーターショットの打ち方としては以下の3つのポイントに注意して打ちます。

 

  • 右手主導で打つ(すくい上げるために)
  • オープン気味に構える(高く上げるために必要)
  • 当然ですがアイアンで打つ(ウッドだと打てないとなります)

 

水から出すことが目的で、飛距離を求めないというのが原則といえるでしょう。

 

ゴルフをやる以上は一度はやってみたいショットの一つです。

ただアドレスでクラブが水面につくと一打と数えられますので要注意です。

キャディーさん帯同でなければ一度チャレンジしてみることも大切な経験になります。

 

水たまりはペナなしで打てる?

 

フェアウェイやラフで水たまりができていることがあります。

水たまりは、ウォーターハザードではなく「カジュアルウォーター」の扱いとなります(ゴルフ規則 定義12)。

定義1に規定する「異常なグラウンド状態」ですので、規則25-1bによる救済を受けることができます。

また、救済方法はカート道(動かせない障害物)の場合とほぼ同様です。

つまりニアレストポイントを定めてドロップします。

 

【定義1 異常なグラウンド状態(Abnormal Ground Conditions)】

「異常なグラウンド状態」とは(a)カジュアルウォーターや(b)修理地、(c)穴掘り動物、爬虫類・鳥類が作ったコース上の穴・吐き出したり掻き出した土・通り道をいう。

 

【定義12 カジュアルウォーター(Casual Water)】

「カジュアルウォーター」とはウォーターハザード以外のコース上で、プレーヤーがスタンスをとる前やスタンスをとった後に見える一時的な水溜りをいう。

 

【定義60 ウォーターハザード(Water Hazard)】

「ウォーターハザード」とはコース内の海や湖・池・川・溝・排水路その他の開きょ、およびこれらと同様のものをいう。

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