プロゴルファー中島常幸は幼くしてゴルフを始め、父親の英才教育で成長して若くしてプロの道に入った逸材です。
日本のゴルフ界では当時、スイングフォームが美しくゴルフファンから憧れの的でした。
アマチュァは中島常幸のスイングを真似する人が大勢いたことが思い出されます。
では中島常幸のどこが凄いかと言うとそれまでのゴルフ界は青木やジャンボ尾崎にあるパワーヒッターが主流でしたが中島がゴルフ界に入ったときからゴルフはスインガーに変わっていったと記憶しています。
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つまり中島のすごさはスイングの美しさと躍動感にあるといえるでしょう。
インパクトゾーンが長い
ゴルフの飛距離は体が大きいプロが飛距離を出していましたが、中島プロはゴルフは力で打たなくてもスイングが大きな弧を描くようにすることで飛距離が出せることを証明した初めてのプロゴルファーと言って間違いではないと思っています。
中島常幸のスイングはクラブのフェースがボールに当たるまでインパクトゾーンが長く方向性が格段に安定してかつ飛距離も出せる数少ないプレヤーでした。
（スイングの中でまっすぐに飛ぶフェース角度をとる時間が長く、そのためまっすぐに飛ぶ確率が高いスイングでした）
ちなみにこのスイング構造は松山英樹プロと似たところがあるといえるでしょう。
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フォロースルーが大きいこと
また中島常幸の魅力はとても豪快なスイングでボールが曲がらないことと、フォロースルーが特に大きく最後は軸足の甲が目標を向くくらいになることです。
これによって下半身が目標に向かって体重が一般のプロより乗っていったといところがあります。
中島プロのスイングをアマチュアは研究するべき
青木プロは感性に寄り掛かった特殊なスイングです。
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しかし中島プロは飛ぶ方向の正確性と、飛距離を確保できるオールマイティーなスイングといえます。
まず研究をして真似するべきものといえるでしょう。
中島プロが一番早くメジャーで活躍？
現在のゴルフ界でも飛距離が出るゴルファーは多くいますが、中島常幸のようなスイングはあまり見かけないです。
この当時は青木や尾崎がいたゴルフ界で若い中島が勝利数を増やしていけたのは類稀なる天性の素質と努力の結集があったからといえます。
日本のプロは今でもアメリカのメジャーでは誰も勝っていないですが、中島常幸に一番チャンスがあったと思います。
惜しくも最終日は最終組で回りメジャー初制覇と思っていましたが、惜しくも3位に終わってしまいました。
中島常幸の素晴らしい所の一つにレギュラーツアーにも出て、シニアーツアーにも出ているところです。
豪快なスイングが魅力でしたが年齢には勝てず、やや豪快さが少しなくなってきたように見受けられます。
オールドファンには少し寂しい気もしますが、いつまでも変わることなく美しいスイングをみせて欲しいものです。
中島常幸には輝かしい記録が残っていますが、まだまだ老ける年齢ではありません。
レギュラーツアーに出ている以上、優勝が出来るように頑張ってほしいものです。
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