マーカーの役目とは同伴者の行動を悪く言えば見張るのが主な仕事です。
スコア誤記や打数の数をホールアウトするたびに照らし合わせることになります。
特に注意するのはグリーン上でボールを移動させた後の処理の確認などです。
マーカーの役割とは?
マーカーの主な仕事は対象となる個人のスコアをつけることですが、当然自分のスコアもつけます。
アテストの時にマーカーは対象となる人とスコアと自分のスコアを照らし合わせ申告ミスや間違いを防ぐ意味合いがあります。
マーカーの仕組みは以下のようになります。
- BはAのマーカーになる
- CはBのマーカーになる
- DはCのマーカーになる
- AはDのマーカーになる
このように4人が違うマーカーにより様々なことを見守るようにしてスコアを記載します。
申告ミスはアテスト時に判明しますが、逆のこともしばしばあります。
問題はペナルティーの処理の仕方が違うことが多くあり、マーカーは厳正に対処します。
マーカーのスコア記入はホールごとに行うべきか?
マーカーはホールバイホールで提出用のスコアカードに記入しますが、スコアをつけるのは2人分(1人は自分のスコア)です。
自分のスコアは上にミシン目の入った細長い紙に直接記入し切り離してアテストの時使います。
ハーフが終わったときにスコアをつけるのは以下のようになりやすいのです。
- 間違いに気づきにくい
- 忘れて思い出せない
- 対象者に聞きスコアをつける
マーカーはスコアだけではなくラウンド中対象者の動向を見守ることも重要な役目です。
1番多いミスはペナルティーの打数の間違いで、しっかりスコアをつけていないとあとで困ることになります。
マーカーは対象者のボールの行方も確認するべきか?
マーカーは対象者のボールの行方は見るべきで、同伴者はほとんど見ています。
ロストボールの判断については、同伴者によって時間がかかりすぎると判断するとロストの扱いをします。
マーカーの役目は以下のようになります。
- スタート時点で対象者の確認
- 使用球の確認
- 対象者のボールの行方の確認
- ホールごとのスコアを確認
- プレーの進行を確認
- 処置の方法がわからなければ競技委員に
- スコア誤記を確認
- アテスト署名を確認
マーカーの役目は以上のようになっています。
ルール上わからないときは競技委員を呼びますが、遅くならないように競技者は2球でプレーを続行します。
マーカーは審判ではない
マーカーはトラブルになると同伴者が意見の違うことを言っても不明瞭な案件は競技委員を呼び裁定してもらいます
ラウンド中は時間がかかるのはダメですが、判定が不明瞭な場合は仕方がありません。
マーカーは一見審判のようですが、それほどの権限はありません。
ルール上不明瞭な場合正確を期するために以下のようにしましょう。
- 競技委員に確認
- 競技委員が遅い場合当事者に2球打たせる
- 判定が出て正規のボールで続行する
同伴者はルールをすべて把握してはいませんので、判定が割れるときは必ず競技委員を呼んで判定を待ちましょう。
アンプレヤブルや障害物での確認はマーカーに行う?
アンプレヤブルや障害物の確認はマーカーおよび同伴者に確認しましょう。
極端に意見が違う場合キャディーに聞くこともあるでしょう。
しかしキャディーに聞いてもこれといった解決が見いだせないときは競技委員しか裁定が出ません。
アンプレヤブルの正確な意味は以下のようになります。
- プレーが続行できないとき
- 樹木の根っこにハマった時
- 池の淵にの止まりアドレスが取れないとき
- 打つことが不可能なとき
ラウンド中にこのようになったときにアンプレヤブルを宣言します。
この場プレーヤーは1打のペナルティーを加えます。
アンプレヤブルの処置の仕方は以下のようになります。
- ボール位置から2クラブレングス以内でドロップする
- ボールとホールの延長線上でドロップする
- そのボールを打つ前に位置に戻り再プレーする
以上のような処置の仕方が正解ですがすべてホールに近づかないことが原則です。
競技委員がいないときにマーカーは誰にルールを確認すれば良いのか?
ラウンド中に確認したいことがあった場合、あるがままの状態でプレーを続行します。
しかしその裁定が間違っていることもあり当事者はもう1球打って2球でプレーを続けます。
競技委員が来て間違っているほうのボールを取り除き正しいボールでプレーを進行させます。
ラウンド中ルールの確認は以下の順序でしましょう。
- マーカー
- 同伴者
- キャディー
- 解決しないときは2球打つ
ルールは間違うと当事者が失格になることもありより慎重に進めることが必要です。
ある一定の時間が過ぎても競技委員が来ないときは遅延プレーにならないように、当事者は2球打って正しいルールにのっとり最善を尽くしましょう。
プロのマーカーはアマチュアと違うのか?
プロのマーカーはアマチェアと変わることはありません。
プロのマーカーは同伴競技者ではありませんが、それだけの人がマーカーを務めています。
アマチェア以上プロはルールを熟知していますが、それでも競技委員を待つこともあります。
ルールの再確認は以下のようにしています。
- 同伴者のプロが見る
- プロの帯同マーカー(マーカー専門)に聞く
- 競技者が納得できないときは競技委員に聞く
プロのアマチェアも当事者はマイナス要素が少ないほうを選択しやすいのですが、賞金がかかっているのでルールにはシビアに対応しています。
テレビで見るトーナメントは時々競技委員を呼び裁定を出しますが、出た結果は甘んじて受けています。
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