マッチプレー

 

マッチプレーはグリーン上のコンシードは様々な間違いが起きやすいのですが、冷静になって考えればよくわかることが多いです。

コンシードはパットを打たなくても対戦相手が残りのパットを1打で入ったとみなすことで、相手の同意が必要になります。

 

規定違反のコンシードに了承すれば2人とも失格になる?

 

規則違反のコンシードを了承すれば厳密にいえば失格になりますが、この件に関してはJGAホームページから削除されています。

マッチプレーは先にパットした競技者の球が残り20センチであっても両者が合意しても「お先に」は規則違反になり両者失格になります。

残りのパットを「お先に」で打つと以下のようになります。

 

  • 合意がなければパットした当事者が失格
  • 合意しても両者失格
  • 遠球先打が基本ルール

 

マッチプレーといえどもカップに遠いほうが先にパットっします。

この原則は変わることがなく、コンシードがなければボールに触ることはマークする意外失格になると考えましょう。

プライベートのラウンドは初心者にOKを出しますが、マッチプレーでは対戦相手しかコンシードは出せません。

しかし対戦相手のキャディーがコンシードを出す権利はなくあくまでも対戦相手だけです。

 

相手のボールをコンシードして自分のパターで返すのはペナルティー?

 

対戦相手のボールをコンシードして自分のパターで相手に転がして返すのはペナルティーにはなりません。

しかしマッチプレーのコンシードはボールを拾って返すのが最低限のマナーです。

グリーン上で自分のパターで相手のボールを転がすのはパターの練習とみなされることもあり注意しましょう。

グリーン上でコンシードすると以下のようにしましょう

 

  • コンシードされるとボールを拾い上げる
  • 相手のボールをコンシードすると拾って返す
  • パットで転がして返すのはマナー違反(練習とみなされる)

 

ボールを対戦相手に返すのにパットで打ってかえすのは相手に失礼で拾って返すのがマナーです。

マッチプレーでは誤解を与えることは極力避けクレームがつかないように注意するのが最低限のマナーです。

 

コンシード前に自分がパッティングするのは違反か?

 

カップの縁に止まったボールをコンシード前に打つと遠球先打の基本ルール違反で当事者は失格になります。

自分のボールがカップから20センチに止まり、ボールをそのままにしてと言われ相手がそのまま打っても違反ではありません。

相手が打ってボールに当たって方向が変わっても、ボールが止まった位置からのプレーになります。

これはラインを読むのに有利になる場合ですが、ほとんどはマークするかコンシードが出るはずです。

対戦相手がパットするとペナルティーになるのかならないかは以下のようになります。

 

規則19-5

動いている球が他のインプレ―の球に止められても方向が変わっても無罰で止まった位置からプレー続行

ストローク前に両球がグリーン上にあった場合、当てたプレーヤーに2打罰(ストローックプレー)

マッチプレーは無罰となっています。

 

マッチプレーに出場する人で詳しく知りたい人は規則19-5をしっかり読むことをお勧めします。

ルールは知っておいて損することはなく知らずに失格になるよりマッチプレーに出場するものとして最低限の心構えでしょう。

 

コンシード後にパットするのは練習ストロークに該当するのか?

 

コンシードされた後にパットするのは練習ストロークとはみなされません。

コンシードとはパットせずにカップインしたとして打数に計算されるだけのことです。

グリーン上の決まりは以下のようになっています。

 

  • プレーを終えたばかりのパッティンググリーン上やその近くで練習すること。
  • プレーを終えたばかりのパッティンググリーン上で球を転がすこと。

 

以上は禁止されていたとしても、コンシード後のパターは練習ストロークにあたらず罰はない決まりがあります。

しかしルールに抵触するきわどい行為は違反ではなくてもマナーとしてはあまり褒められた行為ではありません。

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