向かい風のショットは低い弾道のボールが有利ですが、このショットは初心者には難しいでしょう。
ドライバーはトップ気味にボールを捉えると低い弾道が出やすいですが、アイアンで低いボールはかなりの技術が必要でしょう。
向かい風はアゲインスト、左右の風は何と言う?
ゴルフの風対策は重要ですが、呼び方はそれほど重要ではありません。
左右の風は一般的には横風と日本語で言われることが多いです。
- headwind(ヘッドウインド、向かい風)
- sidewind(サイドウインド、横風)
- crosswind(クロスウインド、横風)
一応英語ではこのように表現するようになっていますので、左右からの風はサイドウインドなどと表現すると良いでしょう。
from left to rightで左から右への風で、from right to leftで右から左への風となります。
ただし初心者が覚える風とラインは以下のようなことだけで十分です。
- フォロー
- アゲインスト
- フック
- スライス
日本では横風でも十分ではないかと思います。
向かい風でもしっかりと飛ぶボール軌道とは?
向かい風のショットはトップ気味に打つのが正解ですが、風が強いときほどグリップに力が入るのがゴルフです。
グリップに力が入るとインパクトでボールの下を叩く危険性があり、低い弾道は出ないでしょう。
弾道を低くするのは技術と経験が必要ですが、初心者でも簡単に打つことができる方法があります。
クラブ全般で低い弾道を打つときは以下のようにしましょう。
- 自分のクラブ最下点を認識する
- 通常は最下点のすぐ手前がボール位置
- 低い弾道を意識的に打つときはボール2個分手前
低い弾道はクラブヘッドがボールにトップ気味に当てることですが、右に置いたボールを意識しすぎると効果はないでしょう。
ボールを右に置いても実際は左に置いたつもりのスイングをする必要があります。
参照
向かい風でしっかり飛ばすコツ ドライバー編
迎え風のドライバーショットは、ゴルフを始めた頃にティーショットでゴロが出た経験があると思います。
このときのスイングをすればいいのですが、昔のことで覚えていないでしょう。
低い弾道のティーショットは以下のようにしましょう。
- 通常のボール位置を3個分右に寄せる(最下点)
- ティーを低くする
- ドライバーのボール位置は最下点に置く
- フェースを目標にセットする
これができると低い弾道は簡単に出るでしょう。
このショットの間違いが多いのは、ボールを右に置き低いティーにして最後のグリップが通常であればミスショットになるでしょう。
ボール位置が3個分右に寄るとフェースは相当開いていることを認識しましょう。
向かい風でしっかり飛ばすコツ アイアン編
向かい風のアイアンショットはある程度の技術を要しますが、これもドライバーとそれほど変わりはありません。
アイアンはボールを最下点のすぐ手前にセットしますが、トップ気味にヘッドをボールに当てるのはボール2個分右に寄せます。
ボール位置を変えるのは風の強さも関係してきますが、練習場でボール位置を確認しましょう。
アイアンで低い弾道のボールを打つ方法は以下のようにしましょう。
- スイングの最下点を確認する
- 通常は最下点の手前
- 低い弾道のボール位置は2個右に置く
- 右にセットしたボールにフェースを合わす
- グリップ位置は通常のまま
これくらいが低い弾道のボールを打つアドレスですが、ボールが右に寄っても左足体重で構えることです。
初心者はボールを右に置くと上体が右に倒れることもありますが、これでは効果も反滅するでしょう。
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