バックスイングのスピードはゆっくり?速くても良い人の条件

 

アドレスからバックスイングでトップの収まるのが早い人は上半身の捻転が少なすぎます。

早く上げる人は下半身から回っていますが、これでは飛距離が多くは望めません。

ゆっくり上げると上半身が程度のに捻転しますが、これは最低限のバックスイングです。

 

バックスイングのスピードはゆっくりがベスト?

 

アドレスからトップまでの時間がかからない人は、下半身を回して上げています。

このバックスイングは上半身の捻転不足で手打ちになる公算が高いです。

バックスイングは下半身を固定して上半身の捻転でテイクバックしますが、この方法は時間がかかり早く上げることはアマチェアには無理があります。

テイクバックの正しい方法は以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは下半身固定
  • テイクバックは左膝に力を入れ左肩を顎の下に運ぶ
  • グリップエンドが目標を向くと完了
  • トップには膝から上が多少回転してコックが入る

 

この方法はスイングが大きくなることは間違いないですが、多少時間がかかっても良いでしょう。

これを実行すると自然にゆっくり上がりますが、トップでは苦痛が待っています。

ダウンスイングは苦痛から解放され大きなスイングが可能になります。

 

参照

下半身固定は危険!左膝の固定がパワーを生む

 

アダムスコットのバックスイングのスピードが速くても良い理由

 

プロのバックスイングスピードは速い人が多いですが、これはアマチェアが真似してもできないでしょう。

プロのトレーニングは並外れた基礎体力がついていてアマチェアが真似できる範囲を超えています。

プロのスイングを真似したければ人並み外れた筋トレが必要になってきます。

しかし現実には無理があり諦めてしまうのです。

プロと似たバックスイングをしたければ以下のトレーニングが必要です。

 

  • 徹底的に下半身の強化
  • 上半身の強化
  • 特に背筋の強化
  • 指先の強化

 

以上の筋トレができるとプロのスイングも夢ではなくなります。

しかし日本のプロでも多少無理があり、丸山秀樹プロがアメリカで飛距離の違いに愕然としたことは有名な話です。

日本のツアーでは7年間で9+1勝していますが、飛距離の違いに圧倒されてスイング改造をしたほどです。

その後スイングを改造して臨んだPGAツアーで8年間でも3勝しかできずに帰国しています。

これだけ体格とパワーの違いがありますが年とともに撤退して帰国後に1勝しています。

 

参照

ゴルフで筋トレするならこれをやれ!

 

バックスイングトップで左手首が親指側に曲がりすぎることもゆっくりで解消?

 

バックスイングで左手首が親指側に曲がるのはオーバースイングになる危険性があります。

左手首が親指側に折れる原因は以下のようなものです。

 

  • バックスイングを下半身の回転でする
  • バックスイングでヘッドが走りすぎ
  • バックスイングで右手を使いすぎ

 

このようなバックスイングはヘッドがオーバーターンする危険性があり改める必要があるでしょう。

根本的な解消方法はアドレスから変える必要があります。

その方法は以下のようにすると早く解消するでしょう。

 

  • アドレスは膝を曲げない
  • 前傾姿勢は腰を曲げるだけ
  • 両膝に力を入れる
  • テイクバックは上半身の捻転でする(肩が60度回る)
  • トップに収めるのは膝から上の回転でする

 

この方法は最後の30度肩を回すときにはじめて腰が回転しますが、それまでは微動だにしないことが条件です。

スイングの基本は両膝を動かさないことですが、ゴルファーの多くは膝のことを考えなさ過ぎています。

 

参照

バックスイングは下半身始動をすれば危険な理由

 

バックスイングがゆっくりでトップで間があるメリットとは?

 

バックスイングをゆっくり上げるとトップで間ができますが、この間は早く上げると取れません。

バックスイングのトップの間はどうして取るのか以下で説明します。

 

  • バックとダウンの切り返し
  • バックを上半身の捻転で上げると間が取れる
  • トップの間は下半身が打つ態勢になるとできる
  • トップの間はインパクトに集中できる

 

このようなことも可能になります。

トップの間は取るのではなく取れるのが正解で、正しいバックスイングができると徐々に取れるものです。

 

参照

意識してトップで止めるという感覚はアマチュアにメリットがある?

 

バックスイングのスピードが速くても良い人の条件とは?

 

バックスイングのスピードが速くても良い人は、下半身固定して早いのなら問題ありません。

しかし下半身が崩れて早いのは危険です。

どうして下半身が崩れると間違いなのかですが、ボールを飛ばす原動力が下半身だからです。

練習場で多くのゴルファーはほとんど下半身固定でバックスイングしていません。

これが原因で女子プロより飛距離でアマチェアは劣っているのです。

スイングは手で打つのではなく下半身で打つのですが、その方法は以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは両膝に力を入れる
  • 膝を曲げずに前傾姿勢は腰を曲げる
  • テイクバックは左膝に力を入れる
  • 上半身を捻転させるテイクバック(肩は60度回る)
  • 残りの30度は膝から上を回す

 

ダウンスイングは体重移動から始めるとグリップが前に出ずスクエアスイングが可能になります。

 

参照

大きなデメリット!切り返しに間がないスイング

 

飛距離が出るとゴルフの欲深さが出てきますが、より飛距離を伸ばす方法もわかってくるでしょう。

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