意識してトップで止めるという感覚はアマチュアにメリットがある？

 

トップでバックスイングを止める意識は必要ありません。

トップは柔軟な体を持っていてもシャフトが地面と平行になるのがベストで、それ以上無理に止めると狂いが出るでしょう。

バックスイングのトップはインパクトを意識して無意識に止まってくるもので、それ以上は必要ないでしょう。

 

トップで止めるスイングはダウンスイングでブレがなくなる？

 

バックスイングはグリップがトップに収まるとダウンスイングの切り返しで間ができることをためと表現します。

これは意識してすることではなく、自然に身に付くつくものです。

トップのためが常時できるようになると、下半身始動しやすく飛距離を望むのなら最適です。

トップのためができる仕組みとは

 

  • 上半身がバックスイングで最大限回る
  • 下半身も上半身に引っ張られる
  • 下半身が切り返しのタイミングを計っている
  • ためは下半身と上半身の筋肉の張りのゆるみ

 

トップのためはこうして出てくるのです。

バックスイングで右手を使う人はためが取りにくいのですが、下半身始動を取り入れるとためが取れるでしょう。

トップのためは意識すると余計なことが起きるのであまり気にせず、スイングは大きくゆっくり振ることでためが正確に取れるでしょう。

 

参照

「ゆっくりとしたスイングの4つのメリット」

「バックスイングの5つのポイント」

 

意識的にトップでためを作る感覚は正しいのか？

 

スイングは人それぞれですが、トップのためを意識するのは危険です。

ゴルフが上達するにつれ徐々にためはつくれるもので意識するのは、かえってマイナスです。

トップのためを作るスイングは

 

  • バックスイングはゆっくりする
  • ダウンスイングは下半身始動から始める
  • 上半身は左腰に引っ張られる
  • 上半身は左腰に引っ張られ目標に腕を伸ばす

 

トップのためは速いバックスイングではできにくく、ゆっくり振ることではじめて可能になります。

もっと簡単なトップでための作り方は

 

  • トップに収まると左足で地面を踏む（回転軸を強くする）
  • 左足で地面を踏みつけ体重移動する
  • ダウンスイングは体重移動で行う

 

地面を踏みつけるのが間で上半身は一時的に止まるようになります。

トップの間は上半身と下半身の動きの隙間に入っており、それを引きだすのはゆっくり振ることに尽きます。

 

参照

「スイングの回転軸は左足にしなければいけない理由」

「スイングでの体重移動の5つのポイント」

 

トップまでテイクバックをゆっくり上げるのは正しい？

 

トップはテイクバックをゆっくりと上げるのは正しいのですが、その方法としては左手で上げると速く上がることはなくなります。

テイクバックやバックスイングが速い人は右手を使っているからです。

トップの間を作るのは左手で上げると自然に作れますが、これは長年ゴルフをしてわかってくるものです。

トップの間を作るテイクバックとバックスイングは

 

  • テイクバックは両膝に力を入れる
  • 左手と肩を回す
  • 肩が45度回ると後は左腰を使う
  • 腰と同時に右手を上に上げる
  • 右肩から右肘が出ないように注意

 

このバックスイングは多少難しいのですが、慣れてくるとトップが高くなりパワーが出るインパクトが完成します。

トップが高くなると

 

  • ダウンスイングが簡単になる
  • 遠心力が高くなる
  • 腰で打つことが可能になる
  • スイングが大きくなる
  • ゆっくり振っても距離が出る

 

トップが決まると下半身が先行して腰で振ることが実現します。

グリップに余分な力を入れなくなるので、リストターンが速くでき飛距離も出るでしょう。

 

参照

「テイクバックはゆっくりと上げることは正しいのか？」

「大きなスイングをしてうまくなる方法」

 

アマチュアがトップで止めるスイングをするメリットとデメリット

 

アマチェアがトップで一瞬止まるようになると、バックスイングとダウンスイングのメリハリができスイングが鋭くなります。

このトップの間はプロの世界では当然ですが、トップアマの中でもみなさん同じ間を作っています。

トップの間は慣れると無意識にできるのですが無理に作るものではありません。

トップで止まるメリットとは

 

  • スイングが綺麗に見える
  • ダウンスイングで力を集約できる
  • スイングが大きくなる

 

このようなメリットがありますが、無理に間を作るデメリットも多くあります。

トップを止めるデメリットとは

 

  • トップで2段モーションになる
  • 気にするとタイミングが微妙にずれる
  • 気にすると肩が顎の下に収まらない

 

このようにならないようにバックスイングは肩をしっかり顎の下に入れることを考えましょう。

 

参照

「解説！腰の切り返しのベストタイミング」

 

左肩を顎の下に入れる動作は腰が肩を押す状態になりスイングの間が自然にできることもあります。

ゴルフの究極は無理をせずしっかり必要なことをゆっくりすれば必ず良い方向に進むということです。

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