アイアンでのボールの位置!なぜが生まれやすい疑問

 

アイアンのショットにボール位置がわからない人が多くいますが、それはスイングが決まっていないからです。

スイングがまとまってくると自然とボール位置は決まるものです。

初心者はスイングが安定せずボール位置は毎回違っていますが、徐々に自分のボール位置は把握できるでしょう。

 

ロングアイアンではなぜ左足寄りにボール位置をするべき?

 

ロングアイアンはほとんどボール位置が中心より左寄りになりますが、その理由はフェース角に合わせることが飛距離には必要だからです。

ロングアイアンで右にボールを置くとフェース角が3度~4度は違ってくるでしょう。

またシャフトが長くなるとクラブが最下点に来るのが多少遅れることも要因です。

ロングアイアン(3番)のボール位置は

 

  • 体重移動する人は中心よりボール2つ左
  • ダウンスイングで腰を引く人はスタンスの中心
  • 下半身始動ができない人は中心からボール1個右

 

ダウンスイングを体重移動から始める人といきなり上半身で打つ人では、ボール位置がボール3つは違ってくるでしょう。

ロングアイアンの最下点を知る場合は

 

  • ティーを2つ並べて左のティーにボールをのせる
  • 右のティーに当たらず打てるとその位置が最下点
  • 人工芝の上に3センチおきにテープを張る
  • テープが残ったところの前が最下点

 

これ以外にも最下点を正確に調べる方法がありますが、とりあえずはこの方法でしばらく様子を見ましょう。

 

参照

ゴルフスイングの最下点の11のポイント

 

なぜダウンブローのアイアンも番手ごとにボール位置を変える?

 

アイアンは各番手のフェース角が違っていますが、ダウンブローで打ったとしてもボールを真ん中にすべて置いて打つとフェース角の意味がなくなり距離が安定しません。

クラブヘッドには

 

  • ロフト角
  • ソール
  • トゥ
  • ヒール

 

などと呼び名がありますが、中でもソールが初心者には1番大切になってきます。

ソール全体をつけることが必要ですがセットするとリーディングエッジはつくけれどソールの後ろが浮くようでは間違っています。

結果これは明らかにボール位置が右すぎるということになります。

アドレスでボールのフェースを合わせるときにはソール全体がつくようなアドレスが必要です。

ソールをしっかりつけるとシャフトが長くなるにつれてボールが左に寄るように設計されています。

 

参照

誰でも簡単に出来るダウンブロー!

 

なぜスタンス幅を変えることでボール位置を固定してはいけないのか?

 

スタンスの取り方でボール位置が変わるのはごく自然です。

スタンスを肩幅以上広げて左かかと線上にボールを置くのと肩幅以内のスタンスで左足線上に置くのでは大きな違いがあります。

ボールはスタンスに関係なく最下点が大きく関係しています。

つまりスタンス幅を変えても最下点を柔軟に変える器用なことはまずできないこととなります。

広くとるときと狭くとるスタンスの場合で最下点は10センチ以上違ってくるでしょう。

アイアンはボールを1センチ置く位置を間違えると距離が極端に落ちてグリーンは狙えないでしょう。

ボール位置は最下点の手前が1番打ちやすい所です。

シャフトが長くなったり短くなったりしても

 

  • ショットの前に素振りする
  • 現状のクラブの最下点を探す
  • 素振り後にダフったところのほぼ真ん中が最下点
  • ボール位置は初めにダフった位置

 

プロがセカンド地点で素振りをするのはその場所の最下点を正確に探しているのです。

 

参照

固定派VS移動派!正しいボールの位置とは?

 

なぜボール位置よりも1個分自分に近い箇所を振るのが良くないのか?

 

スイングする際に実際のボール位置より、ボール1個分手前を狙うと正確に当たるのはダウンスイングで脇が空いているからです。

この場合シャンクが出やすいといえます。

このスイングミスが初心者に多いのですが、上級者は反対にアドレスでボール1 個分近くに立ちます。

アドレスはフェースのどこで構えるか

 

  • フェースの真ん中で構える
  • トゥ側で構える
  • ヒール側で構える

 

ボールの位置は縦振りにするとそれほど誤差が出ませんが、横振りになるとボール1個はスイング軌道がずれることになります。

 

参照

ゴルフで横振り縦振り議論は無意味な理由

 

これらのアドレスは両脇の締まりで変わってきますが、初心者はトゥ側にあたり上級者はヒール側で当たることが多いです。

初心者もスイングが確立するとやがて構えた所にボールは当たるでしょう。

<スポンサード リンク>


ゴルフ上達に有益な教材


古賀公治のEnjyoy Golf Lessons バナー用
延べ15万人をティーチングしてきたカリスマコーチの古賀公治さんのDVDで、飛距離とスコアアップを目指す人に最適です。
現役のプロもおすすめするDVDで一番おすすめする教材です。
⇒ Enjyoy Golf Lessonsのレビューはこちら





バックスイングのコツ、ヘッドを遅らせて飛距離を伸ばすコツで飛距離を30ヤード伸ばす教材です。
同時に方向性も良くなる方法もわかるのでスイング全体のバランスが良くなります。
⇒ ドラコン日本一山田勉の30ヤード飛距離アップのレビューはこちら