スライサーの悩みはいろいろ工夫しても直らないことでしょう。
スライスには様々な原因がありますが、右肩が突っ込むのはスライス以外にも影響が出るでしょう。
スライスは何種類かの原因がありひとつずつ直していくことが必要です。
アドレスで右肩が下がればスライスの原因となる
アドレスで右肩が下がっているとインパクト時のグリップの位置がボールより前になりスライスが出ることもあります。
スライスはインパクト時にフェースが目標を向いていないからスライスが出るのです。
しかしこのときに右手でフェースを返すのは危険すぎます。
スライスを直す方法は
- トップからグリップを右足の前に引き下ろす(リストターンが簡単)
- フックグリップにする(スクエアグリップはフェースが開く)
- アドレスで右肩を下げないグリップの位置が前に出過ぎる)
- グリップを柔らかく握る(グリップがターンしない)
- 左膝に力を入れる(膝が流れない)
スライスを直す方法は以上の6つと言っても良いでしょう。
スライスは本当の理由は、ヘッドの走りとグリップの走りの時間差がないことが主な理由です。
右足の前にグリップを引き下ろすとグリップは一瞬止まりヘッドが追い越していきます。
ヘッドが追い越す直前からフェースローテーションが正確に行えるのです。
参照
「リストターンは意識的ではなく自然に行わないといけない理由」
ダウンスイングで右肩が突っ込むとスライスの原因となる
ダウンスイングで右肩が突っ込むのはダウンスイングを縦振りしていないからです。
ダウンスイングで横振りすると右腰が動き右肩が突っ込んでしまいます。
ゴルフスイングは基本的には縦振りが正解で、ヘッドが下りてから横振りになっていきますが手はあくまでも縦振りをするのです。
グリップが下がりきるとヘッドの遠心力でグリップは上に上がっていきますが、
これは全て下ろす力がそうさせるのです。
もっと簡単に考えるのであればグリップは上下運動しかしないのです。
ダウンスイングは
- 肩が回りグリップは上から下りる
- グリップは右足の前に引き下ろす
- グリップが下りてフェースローテーションが始まる
- 引き下ろす力があると大きなフィニッシュができる
この中に右肩が突っ込むところはありません。
ゴルフスイングでクラブを横振りするのはパターだけです。
しかしパターも手が動くのではなく肩を回すだけです。
結論から言うと、手を振る動作はゴルフにはないと考えましょう。
振っているように見えるのは体の回転とヘッドの遠心力がそう見えるのです。
参照
右肩でスライスになるのを直すにはグリップの位置に注意する
アドレスで右肩が余分に下がるとグリップが体の真ん中に来ることはないでしょう。
グリップは右手が左手の前に位置するので多少下がるのですが、それは微々たる下がりになります。
しかし必要以上右肩が下がるのは、ハンドファーストを意識しすぎです。
アドレスのグリップ位置は
- ドライバー 真ん中
- アイアン 左太ももの前
- ミドルアイアン スイングが確立すると真ん中でも良い
確かにアイアンはグリップがボールより前に出ますが、アイアンのボールは真ん中より右側にセットします。
このアドレスで注意するのはグリップがフックグリップにならないとフェースが開いてしまいます。
ハンドファーストからグリップを真ん中にセットするとフックグリップではフェースがかぶって当然です
またスクエアグリップであればフェースの向きに問題が出てややこしくなります。
ハンドファーストは直接ボールをヒットするためですが、アドレス時にフェースを目標に向けることを忘れてはいけません。
参照
右肩が突っ込んでもまっすぐ飛ばすコツもある
右肩が突っ込む人は腱鞘炎にかかりやすくあまり良いとはいえません。
慣れたスイングは急には変えられず苦労しますが、ここでとっておきの直し方を伝授します。
まず右肩が突っ込む原因は
- 下半身が動きすぎ
- 膝が動くと上体が流れる
- 流れる上体はリストターンができない
このようになるでしょう。
そのような人の究極の直し方は
- アドレスで左膝に力を入れる
- 膝に力を入れてバックスイングする
- バックスイングは肩を回すだけ
- トップから右足の前に引き下ろす
以上の動きの中でも左膝が動かないことが絶対必要です。
参照
左膝に力を入れるメリットは
- バックスイングが深くなる
- ダウンスイングで膝が伸びないからヘッドが追い越す
- 膝を伸ばすのはフォローまで我慢する
こうするとフェースはインパクトでボールを正確にとらえまっすぐ飛ぶでしょう。
スイングとは下半身がしっかりしないと飛距離や方向性に問題が出てきます。
下半身が安定すると必ず人より飛距離が出るでしょう。
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