スイングの回転半径は大きいほど飛距離が伸びるのか?

 

スイングの回転半径が長いほど間違いなく距離は出ます。

難しいことはさておき、子供と大人のスイングで同じクラブで打てば間違いなく大人が勝ることになります。

これは力ではなく回転半径が大いに関係しています。

 

体の背骨とヘッドまでの距離が回転半径になる

 

ゴルフスイングで回転半径といわれています。

これは体の回転半径は左肩からヘッドまでの長さを表しています。

円運動のスイング軸は背骨ですが、大きさを表すのは左肩とヘッドまでの距離が長いほど円運動も大きくなります。

円運動は大きいほうが飛距離も出てスコアメイクにも大いに役立ちます。

 

参照

理想のスイング軌道の7つのポイント

 

初心者の人は今まで手打ちをしてはいけないと言われたこともあるでしょう。

どうして手打ちがいけないのかは、手打ちをすると肘が早く曲がり円運動も小さくなります。

大人が肘を曲げて打つと子供がスイングするのと変わりがなく間違いと言われています。

テイクバックまで右肘を曲げることがあってはいけないと言われたこともあると思います。

テイクバックまでに肘を曲げると手打ちでなくても回転半径が小さくなりあまり褒められたスイングにはなりません。

飛距離があまり出ない人は力を入れて打つことをしています。

しかし力を入れると余計回転半径が短くなってしまいます。

スイングは大きくゆっくりと振ることが回転半径を大きくする最高の方法です。

 

参照

テイクバックで左わき腹や右背筋を意識することは正しいのか?

大きなスイングをしてうまくなる方法

ゆっくりとしたスイングの4つのメリット

 

身長が高いと腕も長いからよく飛ぶ

 

大人でも身長の高い人とあまり高くない人では全く同じスイングであれば飛距離に差がつきます。

この差を縮めるのはスイング軌道を保ちながら速くすることしかありません。

日本人とアメリカ人でも同じことが考えられます。

慎重で劣る日本人プロがアメリカで苦戦するのも回転半径が短いからです。

日本人がアメリカで対等に戦うのはスイングを改造するしか方法がありません。

プロの石川遼君がアメリカで苦戦しているのも全く回転半径が違いすぎるからです。

過去に日本人がアメリカで苦戦したのもほとんどが同じことが原因です。

プロがスイングを改良すると元の状態に戻るのは最低でも3年から5年ほどかかります。

丸山茂樹君もアメリカから撤退したのも同じ原因です。

身長が20センチ違うと腕の長さも10センチは違ってきます。

これが飛距離に欠かすことが出来ない回転半径になってくると今までの日本人がアメリカで活躍できなかったことも理解できます。

過去にも杉原輝夫プロが高齢になり飛距離が落ちてくると、ドライバーのシャフトの長いものに変えたことがあります。

しかし使いこなせず諦めた経緯も全く同じことです。

体格のない小柄な人が回転半径を長くするためにシャフトを長くするとほとんど使いこなせないのです。

 

子供と大人の違いは回転半径の長さ

 

子供と大人の違いは明らかです。

最近の子供も体格のなさをカバーするためにスイング軌道を大きくする方法を取っています。

子供が回転半径を大きくすることは困難でどうしているのかと聞くと出来るだけ軌道を大きくしていると言っています。

方法はバックスイングのトップからグリップをダウンスイングで下に下ろさずグリップエンドの向きに合わせて下ろすのです。

この方法がスイング軌道を最大限にする方法と言っています。

この方法も下半身がしっかりしていないとなかなかマスターできません。

目標と反対の後方に下ろすと確かに軌道は大きくなります。

身長が不足している人はしっかり考えています。

大人のゴルフは結果を求めすぎるから上達しないのです。

子供は長いスパンでゴルフを考えるから先々早く上達するのです。

 

参照

ダウンスイングを制するものは全てを制する

99%が知らないグリップを引き下ろすのは左手で後方にするということ

 

アメリカ人と日本人の違いは回転半径

 

アメリカ人プロの平均身長は日本人より20センチは高いです。

身長でこれだけ違うと腕の長さまで10センチ以上違ってきます。

これほど違うと日本人がアメリカで勝てないことも理解できます。

この差はどうすることも出来ず指をくわえて見ているだけになります。

ジャンボ尾崎がアメリカに行かなかったのもこれが原因と考えられます。

日本では常に優勝争いをしていた青木功プロや中嶋常幸プロなどを見てもよくわかります。

体格で劣るとゴルフスイングに乱れが出て良いことはありません。

アメリカ人プロの回転半径は日本人とおそらく15センチは違ってくると思います。

この差はどうすることも出来ません。

今後日本人の体格が良くなり対等に戦えるのが今後50年はかかると思います。

松山英樹プロが良く頑張っていますがあと一歩のところで勝てません。

これもおそらく体格差が出ていると考えます。

 

回転半径を大きくする方法はこれだ

 

ゴルフスイングで飛距離を上げる方法はたった一つしかありません。

しかし現実にこれを実践している人はあまり見たことがありません。

飛距離は回転半径を大きく長くすることが不可欠です。

それにはバックスイングでテイクバックのときに右肘を曲げては絶対にいけないことです。

右肘を速く曲げるとヘッドが体に近くなり半径が短くなります。

ヘッドを体から離すことで半径は長く大きくなります。

テイクバックとはグリップエンドが目標を向くまでを言っています。

ここまでは右肘を曲げないことです。

ここから初めてヘッドが上がるバックスイングです。

 

参照

バックスイングで右肘はグリップエンドが目標を指すまで曲げてはいけない

 

バックスイングのトップからダウンスイングでグリップを下すのは目標と反対の後方に振り下ろします。

この振り方でヘッドが体から離れて回転半径が長くなるのです。

当然回転半径が長くなるとスイング軌道も大きくなり飛距離に役立つのです。

私は以前からこの振り方をしています。

今年で70歳になりますが、今でもスプーンで240ヤードは飛ばしています。

高齢になるとドライバーで230ヤードほどしか飛びません。

飛距離は回転半径を長くしてスイング軌道を大きくするほかありません。

クラブを新しく買い替えても飛距離は変わりません。

早く回転半径を長く軌道を大きくすることを始めてください。

 

参照

ゴルフスイングでの理想の腰、肩の回転で得られる3つのメリット

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