シャフトは硬いと鉄の棒を振っているような感じがします。
パワーのない人はシャフトが柔らかいとしなりを利用して飛距離を出すことが可能です。
しかしパワーがある人はシャフトが柔らかいとボールがどこに飛ぶかわかりません。
R,SRシャフトの特徴
このシャフトは高齢者や女性が多く使っています。
大きな特徴はしなりが先端にあるものと全体が柔らかくなっているシャフトに分かれるということです。
先調子(先の約3分の1程度だけが柔らかい)のシャフトはヘッドの返りが速くある程度のヘッドスピードが必要です。
しかし胴調子(シャフトが全体的に柔らかい)のシャフトはスイングがゆっくりしていてもインパクトではヘッドが返ります。
シャフトが柔らかいものはスイングにスピードがなくてもインパクトには必ずヘッドは戻ります。
またRシャフトは初心者に多く愛用されていますが、男性はスイングが速くなるとすぐに物足りなくなってきます。
そのために無駄なお金をかけず初めからSRのシャフトを選ぶ方が良いでしょう。
これくらいの硬さがあるシャフトは男性でも十分使うことが出来ます。
しかしゴルフを始めるときはRシャフトでは柔らかすぎることになります。
その点SRのシャフトはハーフ40代が出るまではまず間違いなく使えるでしょう。
SR、Sシャフトが使える人はスイングが速い
シャフトにSが入ると初心者には少し難しいかもしれません。
このクラブはシャフトが硬いためにヘッドバランスがC9かD0ノヘッドの重みが必要です。
参照
RやSRのシャフトはヘッドも軽く構成されています。
クラブはシャフトの硬さでヘッドの重さも調整しないと男性でも振るのは難しくなります。
ましてやSシャフトは振ること自体難しく男性でも振れる人は多くありません。
このシャフトの大きな特徴はスイングが速く出来てシャフトをしならせることが出来ないと使うことは出来ないということです。
スイングが速くないと使えない理由ですが、シャフトが硬くヘッドも重たくてスイングを速くしてしならせないとうまく打てないからです。
ボールはシャフトのしなりでより遠くに飛ばすことが出来ます。
ヘッドスピードがない人はRシャフトより距離が出ません。
クラブは長くゴルフをすると少しはヘッドスピードが速くなってきます。
この頃になるとシャフトが硬い方が距離は出るようになります。
ゴルフを始める人でクラブはどれでも同じと決めつけてクラブを買うとひどい目に遭います。
S、SS、Zシャフトは難しいプロ向き
このクラスのシャフトはヘッドスピードがない人は使いこなせないでしょう。
まだSシャフトはアマチェアでも使いますがSSのシャフトはとても上手く使えません。
このクラスのシャフトはクラブもプロ仕様になっていることが多いです。
アマチェアで飛距離が出る人は何とか使えますが、それでもこのクラブを使いこなすのは至難の業です。
初心者がこのクラブを振ると鉄の棒を振っているような感じです。
ヘッドスピードが速い人もこのクラスのクラブはヘッドスピードも少し落ちてきます。
プロの身体はゴルフをするための体です。
細いように見えてもゴルフの筋力は十分です。
プロの飛距離は筋力で決まりますが、中でも松山英樹の筋肉は別段です。
アマチェアはそこまで体力はなくSシャフトまでと思います。
ゴルフはクラブのバランスとシャフトを間違うと良いことは一つもありません。
実力がつくとシャフトも嫌でも変わってきます。
無理をして硬いシャフトを使う必要はありません。
自分に合ったクラブを速く見つけることが出来た人が上達も早くなります。
参照
「カーボンシャフトとスチールシャフトのメリットとデメリット」
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