ゴルフ初心者がうまくボールに当たらないときにチェックしたい10つのポイント

 

ゴルフというスポーツは長い階段と考えれば理解しやすいです。

ゴルフスイングの階段を一つ上がればまた階段が待っています。

登りつめたら頂上にはシングルの旗が待っています。

 

ルーティンからゴルフは始まっている

 

ゴルフで悩んでいる人はボールを打つ前からリズムが狂っています。

ルーティンではボールの前でアドレスを取る前に自分のリズムが毎回違う人がいます。

プロのルーティンを見ていると毎回同じリズムが確立できています。

ティーショットを打ってセカンド地点に行くまでの歩くリズムも毎回同じです。

ボール地点に着くとアドレスを取るタイミングまでがほとんど同じです。

ところがゴルフの初心者はボールがある地点で状況に驚いたり悲しんだりしています。

この地点でリズムが狂っていますが、ゴルフは自然との闘いですからもっとリラックスしてアドレスに入るようにしなければいけません。

ボールの状況で喜んだり悲しんだりしても現状は少しも変わりません。

それよりももっと前向きにどう対処するか考えることです。

打ち方を考える時間が1分以内にして、その時間内にクラブまでしっかりと決めることが重要です。

あとの1分で素振りをして体をリラックスさせます。

2度ほどの素振りでボールを打ちます。

このときに注意することがスイングは1秒もかからないから構えてからは無心でクラブを振ることです。

ルーティンのリズムが良い人はボールを打ってミスが出ても今の自分には最善の結果と受け止めています。

ゴルフは平常心でプレーすればするほど結果には意外と無関心でいられます。

この打ち方を日頃から出来てくると結果にはあまり関心がなくなってきます。

ゴルフで一番大きな間違いはナイスショットで喜びミスショットがでると悲しむことが大敵です。

いかなる結果でも素直に受け止める気持ちが特に大切です。

ゴルフは心電図で見ればよくわかってきます。

ミスやナイスショットの後は必ず心拍数が普段と違っています。

これがゴルフにはとても大きな壁になっています。

ミスが出ても原因を早くつかむことが成功の秘訣です。

いつまでも悲しんで良いスコアが出るのであればいつまでも悲しんでいればいいことです。

しかしゴルフは気持ちの切り替えが速い方が結果的に良いスコアで上がれる条件になっています。

ゴルフはルーティンをもっと大切にすることです。

 

アドレスの取り方

 

アイアン編

 

ゴルフのアドレスを何気なくしている人があまりにも多いですが、ゴルフの出来はこの時点で決まっています。

それは構え方がどのクラブを持っても変わらないことです。

アドレスはアイアンでダウンブローに打つことが上達の秘訣です。

 

参照

誰でも簡単に出来るダウンブロー!

 

今からアドレスについて説明します。

アイアンは普通に立って左腰を左足に少しのせます。

このときに頭は少し右足に乗っていく感じが出れば一番いいと思います。

これは人間が持っているバランスというものです。

腰を左に乗せるのはクラブヘッドが上から落ちやすいので、ボールにスピンがかかりグリーンでは2バウンドくらいしてバックします。

スイングでヘッドの最下点がボールの前になってきます。

この打ち方をしないとボールにスピンはかかりません。

初心者がボールの手前を叩くのは体重の掛け方が間違っているからです。

正しいアドレスが出来てまだボールの手前を叩く人はボールが真ん中に入り過ぎているためと思います。

ボールの位置は人によって多少変わりますが、7番アイアンでほぼ真ん中と考えても良いでしょう。

ゴルフはボールの位置でかなり違った当たりが出ることもあります。

ヘッドがよく走る人はもう少し右に置いても良いでしょう。

 

ドライバー編

 

ドライバーのアドレスはボールをセットして7対3くらいで右に立ちます。

このボール位置はスイングによって変わってきますが基本は左かかと線上が妥当と考えます。

しかしスイングが固まらないときはボール半分ほど動かすことも良いでしょう。

このときに真ん中から頭を少し右に寄せてアドレスします。

この状態が右足に体重をかけた正しいアドレスと言えるでしょう。

ではなぜこのようなアドレスをするかと言いますと、ボールをアッパーブローで打つからです。

ドライバーはヘッドが最下点を少し過ぎたところにボールをセットします。

そのためボールが正確な弾道で飛んでいくことになっています。

初心者はドライバーが上手く打てないという人が多いですが、ほとんどの人がボール位置を間違っているためです。

ゴルフクラブのシャフトが長くなるにしたがってボールの位置は少しずつ左に寄っていきます。

これはシャフトが長くなるとヘッドが下りてくるのが遅れるためで、遅れる分だけ左に寄せて対処しています。

初心者のスライスはこれが大きな原因と考えられます。

 

参照

アドレスでボールと距離を正しく取りスコアメイクする方法

アドレスのドライバーとアイアンの違い

 

テイクバックの方法

 

ゴルフで大事なことはテイクバックだと思っています。

これはアドレスからヘッドを真横に運ぶ動作を言います。

このときに一番大事なことはグリップエンドが目標を指すまで右肘は曲げないことです。

 

参照

バックスイングで右肘はグリップエンドが目標を指すまで曲げてはいけない

 

この動きはとても大切で飛距離が出ない人は皆さん右肘がこの時点で曲がっています。

右肘を早く曲げるとスイングが小さくなりスライスの原因になってきます。

肘は必ずグリップエンドが目標を指すまで絶対に曲げないことです。

簡単に考えるとこの動きは手ではなく肩だけで動きテイクバックを完成します。

あとで詳しく説明しますが、フェースローテーションという動きもあります。

これはテイクバックと反対にフォロースル―が一緒になった動きです。

これもダウンスイングでヘッドを下ろすとヘッドが目標を指すまで左肘を曲げない動きです。

この動きが出来てくるとボールが曲がることは考えられません。

そのためにもこのテイクバックを早く完成させなければいけません。

ゴルフではボールを見るのはインパクトとアドレスで距離を合わせるときだけです。

あとはヘッドの動きを注意して見る方が早く上手くなります。

テイクバックからバックスイングのトップまでの動きを把握することは非常に大事なことです。

また簡単なテイクバックの仕方は左膝に少し力を入れるとテイクバックはスムースに出来ると思います。

自分のスイングでヘッドがどこを通っているかわからなければ上手くなることは考えられません。

ここまで説明したことはスイングを大きくゆっくりとするための方法論です。

 

参照

大きなスイングをしてうまくなる方法

ゆっくりとしたスイングの4つのメリット

 

ヘッドが体よりは離れて振れるとゆっくり振っても飛距離が出てきます。

ここまで説明したことが出来ると上達はとても早くなってきます。

 

バックスイングのリズミカルな仕方

 

バックスイングは先ほどのテイクバックの続きです。

クラブのグリップエンドが目標を向くと、ここから始めて右肘が曲がりだすのです。

ここからはバックスイングのトップに行きますがこのときに左肩が顎の下に収まるようにならないといけません。

先ほどのテイクバックのときに左膝に力を入れておくとバックスイングのトップでも左膝が動くことはありません。

このときにフックグリップで握っている人は右手のひらが斜め右を向くようになるはずですがもしくは後方を向くようになります。

このときに手のひらが前を向くようでは間違ったバックスイングになってきます。

バックスイングが正確に出来ると飛距離と方向性が極端に良くなってきます。

ゴルフを始めて間のない人は少し窮屈なトップになりますが、ゴルフをするのでしたらこれくらいは出来ないといけません。

ここまで説明したことが出来ると初心者の悩みはほとんど解消されます。

ゴルフは上手くなるのは階段と考えて一段一段上がっていくことです。

この苦労を体験できない人はいつまで経っても上手くなれないのです。

頑張るしかありません。

 

参照

バックスイングの5つのポイント

 

体重移動の方法

 

ゴルフで大切なことの一つに体重移動があります。

これもボールを打ちに行くときの前に始動するから効果があると考えます。

バックスイングのトップまでの動きで左膝に力を入れてしています。

ダウンスイングではこの左腰をかかと側に戻すことから始めます。

下半身はこの動きで十分と考えますが、上半身はボールにグリップを下ろすのではありません。

グリップは目標と反対の後方に下ろすことをすることです。

グリップが向いている方向は後方のはずです。

グリップが向いている方に下すと下半身とは反対の動きになってきます。

これは体に最高のひねりが入る方法です。

ただ注意することはこのときに右手はあまり使ってはいけないということです。

グリップを引き下ろすのは左手ですることです。

右手はフォローで使うだけですが、これが少し慣れないと大変な動きになってきます。

慣れるまでは右手は腰の上に置いて左手1本でクラブを振ることです。

グリップエンドが目標と反対の後方に振り下ろすとヘッドの走りを体験できます。

ゴルフで飛距離を出す方法はこれしかありません。

多くのゴルファーは飛距離が出ないとドライバーを買い続けています。

その人たちの共通点はグリップをボールに向けて下ろしているために飛距離が出ない結果になっています。

グリップを目標と反対の後方に下ろすから下半身の動きと反対の体のネジレが最大限になるのです。

この打ち方は階段に例えると一度に10段くらい上がる方法です。

女性の人は誰もが200ヤードは飛ばすことが出来ます。

飛距離はヘッドスピードを上げることしか方法はありません。

ここまで説明したことが方法論ですので、未知の飛距離に向かって頑張りましょう。

 

参照

スイングでの体重移動の5つのポイント

 

ダウンスイングの方法

 

ダウンスイングと体重移動はともに共通しています。

体重移動が早いかダウンスイングが早いかは、ほとんど同じタイミングと考えて良いでしょう。

なぜ同時かもしくは体重移動が早いかはグリップを後方に下ろすとそれ程違いはありません。

ボールに向かって下ろすと体重移動が先ですが、後方に下ろすとほとんど変わりはありません。

ダウンスイングで一番大事なことは、グリップを下ろすのではなくヘッドを下ろすことです。

ゴルファーの間違いはこのヘッドの下ろし方です。

右利きの人はゴルフを始めるときはほとんど左手が上手く使えません。

しかしゴルフは左手がとても重要です。

ダウンスイングで右手を使わざる得ない人は右手も目標と反対に後方に下ろすことです。

ここで説明していることは基本であって人にはそれぞれ違う能力もあります。

なぜ左手で振り下ろすかということは右手を使うとブリップが前に出やすいためです。

グリップが前に出るとスイングはアウトサイドインになりやすいからです。

 

参照

アウトサイドインとインサイドアウトの長所と短所

 

この振り方がスライスやヒッカケになってくる原因だからです。

右手をテークバックのところから使うのなら右肘を目標に伸ばすことが重要です。

 

参照

ダウンスイングを制するものは全てを制する

 

インパクトの正しいタイミング

 

インパクトはダウンスイングで後方に振り下ろすとテイクバックの位置からフェースローテンションに入ります。

 

参照

フェースローテーションの8つのポイント

 

これはテイクバックしたところからフェース面を変えることなくフォローでヘッドを運ぶだけです。

フォローでは右手で打つ感覚ではなく右手を目標に伸ばすことだけで十分です。

ヘッドが後方に下りるとヘッドスピードが速すぎてインパクトははっきり見ることが出来ません。

それくらいヘッドが走るということです。

そのため右手はテイクバックの位置から目標に手を伸ばすことしかできません

右手は方向性を出すために使いますが、左手は飛距離を出すために使います。

この原則を忘れるとボールが安定して飛ぶこともないでしょう。

プロのトーナメントでボールの後ろでクラブを前後に振る動作はフェースローテーションといって体の筋肉を和らげる効果があります。

またこの動きは両肘を曲げることなくするのが条件で、ゴルフは基本的に肘を曲げる動作はないということです。

両肘はクラブを上段に上げるときに曲げたくなくても自然に曲がります。

肘を早く曲げて飛距離をロスしている人は参考になると確信しています。

 

参照

ゴルフスイングのインパクトの8つのポイント

 

フォロースルーは自然に

 

スイングのフォロースルーはボールを目標に飛ばすことで非常に大事なことです。

間違いの中でインサイドアウトやアウトサイドインなどの変形なスイングがあります。

フォロースルーが目標に向いていないことで出てくる症状です。

スイングプレーンは両足のつま先を線で結ぶとその先は目標を指しています。

このラインより外側をグリップが通るとスライスなどのミスになりますが、線上を通るのが正解です。

グリップは必ず両つま先のライン内を通ることが理想です。

ダウンスイングでヘッドを後方に下ろすとヘッドが走りグリップはラインからグリップが出ることはありません。

綺麗なフォローはスイングのフィニッシュで大きな弧を描くことになってきます。

今まで説明したことがクラブの振り方は体を大きく使ってヘッドを走らせることを考える方法論です。

この振り方が出来ると誰でも飛距離は必ず伸びてきます。

飛距離が出ないのはクラブの問題ではなく振り方に原因があることがわかるだけでも効果があります。

先ほども説明しましたがゴルフは階段と同じと考えれば、一段一段上るだけで上手くなってくるのです。

ゴルフは自分で限界を決めるとそこで上達は止まり上手くなることをあきらめたということです。

ゴルフのシングルは誰でもなれますが、基本の練習が出来るかで決まります。

諦めず頑張りましょう。

 

参照

ゴルフのフォロースルーの5つのコツ

 

フィニッシュは自然に

 

ゴルフのフィニッシュが綺麗な人は見ていても上手く感じてしまいます。

これは気にしても出来ることではありません。

スイングのバックスイングからヘッドを振り下ろすことなどが決まると自然に出来るものです。

プロのフィニッシュはフルショットのときはヘッドが必ず目標を指すところまで回っています。

これはプロだから出来るのではなく今まで説明したスイングをすると必ずヘッドは目標を指すところまで必ず回ります。

このフィニッシュはヘッドが走るから出来ることでヘッドを走らない人は出来ることではありません。

ゴルフスイングはボールを打つのではなくヘッドのスピードでボールを払っていくと考えれば良いでしょう。

ゴルファーの一番間違いが出るのはウッドとアイアンの違いです。

ボールを打つ前にはウッドかアイアンかが自分で理解しないと間違ったアドレスをしています。

それさえなければ大きな間違いは出ないでしょう。

この打ち方を教えた人は飛距離が20パーセントも伸びた人もいます。

 

参照

ゴルフのフィニッシュの取り方 5つのポイント

 

最下点はいつも同じところにする

 

ゴルフのスイングはボール位置に関わらず最下点はどのクラブを振っても同じところにならないといけません。

この最下点が決まりだすとゴルフは意外と簡単といって良いでしょう。

ヘッドが下りるところが決まるとアイアンでは最下点の手前にボールをセットするだけです。

この打ち方がシングルの最低条件のダウンブローです。

ティーアップした時はアッパーブローで打ちますからボールは最下点の後ろになってきます。

しかし最下点が動くとその都度最下点が変わるためにミスも出てきます。

ゴルフの初心者がボールを上手くヒットすることが困難なわけはこのようなことが大きな原因と思えます。

ゴルフは両手で打つより左手1本で打つと理解できます。

片手打ちも慣れてくると両手で打つのと少しも変わらなくなってきます。

片手打ちの良いところは最下点が同じになることです。

そこがわかるとゴルフクラブは左手で振る方が良いということが理解できます。

クラブは両手で強く打つだけではいけません。

左手で打つとボールが安定して飛んでいきます。

最後に「左手は距離」で「右手は方向性」ということをはっきりと理解することです。

 

参照

ゴルフでは左手は飛距離、右手は方向性のために使う

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