プロゴルフのトーナメント賞金が高額な理由

 

ゴルフの賞金がなぜ高額ということは一般の方がよく思うことかもしれません。

自分がプロで優勝すればあっという間にお金持ちになれそうにも思いますよね。

しかし実はそう高額ともいないゴルフプロのつらい実情もあるのです。

今回はゴルフの賞金について紹介しようと思います。

 

サラリーマンとの違い

 

サラリーマンで考えれば良くわかると思いますが、定年までに稼ぐ金額は今の平均では約2億5千万円くらいだと思います。

プロの賞金は優勝すれば3千万くらいです。

ただプロと言われる人は何千人といるわけです。

賞金獲得の低い人は翌年の試合には出られず、賞金を手にすることさえも出来ません。

これはシード権がなくなるということが理由です。

当然稼ぎはなく、どこかの練習場で素人にコーチなどで食いつないでいます。

 

参照

ゴルフのレッスンプロに指導を受けてはいけない本当の理由とは?

 

当然年金も安い国民年金で退職金もありません。

賞金ランクの60位までに入るか入らないかで地獄を見ることになります。

(シード権をとるには賞金獲得額ランキングでだいたい60位から65位以内に入らないといけません)

シード権がないプロは翌年の試合に出るために上位者に与えられる予選会に出ますがこれを勝ち抜いて本選出場をするのは簡単ではありません。

ゴルフをする人は良く知っているプロが大勢出てくるからです。

その中でほとんど無名のプロは死にもの狂いでがんばるのですが、ほとんどの人は落ちてしまいます。

予選に落ちれば次の予選に向けて練習ばかりは出来ません。

生活するために練習場でレッスンをして日々努力をします。

この繰り返しを何回か経験すると、トーナメントプロとしては無理と思い第二の人生に生活の為に方向転換をしなくてはいけません。

仮にシード権を取っても賞金ランクが40位くらいでしたらほとんど手元にはお金が残らないと思います。

(おおよそ年3000万程度の所得で、移動費や宿泊費の経費で可処分所得は400万程度かもしれません。

ちなみにメジャーの40位といえば年間8000万円から1億円くらいいく人もいます。)

トーナメントは4日間あり練習日は2日間あります。

1試合でかかる費用は会場に行く交通費、宿泊費、食事代雑費などあり相当なお金がかかります。

何千人の頂点に立つ人が3000万円位もらっても決して多いとは思いません。

1年で1勝する人は10人もいません、これだけ頑張ってもダメな人は報われない職業です。

自分個人の意見としてはもっと多くても良いと思います。

 

テレビのスポンサー料が入っている

 

毎回、放映では大企業のCMが入っています。

名だたる企業も非常の多いのですが、このようなスポンサーの支援も賞金額にかなり影響があります。

今回の賞金額という点では、メインスポンサーの出資が当てられます。

一方で協賛(サブ)スポンサーの出資した金額は主にドラコンやニアピンなどに当てられます。

こうして考えればメインスポンサーの出資額が、そのゴルフプロの賞金額に特に影響することがわかります。

ジャンボ尾崎が全盛期のときには開催されるトーナメント数も多く、また賞金額も大きいものでした。

しかし近年はトーナメントもスポンサーの減少とともに減りつつあり、トータル的にゴルフプロの獲得賞金額も微妙に減少という形で影響してきています。

つまり景気の動向によってゴルフプロの賞金額も上下するということがいえます。

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