遠心力で振るスイングは正しいのか?

 

ゴルフスイングはバックスイングからヘッドが後方に走るからスピードは上がります。

ヘッドが走ると背骨を中心に体が回ることでヘッドはフォローに入ります。

フィニッシュは左背筋で引っ張ることが出来るとスピードが落ちずシャフトが目標を向きます。

 

遠心力と求心力

 

ゴルフスイングはヘッドが目標と反対の後方に引き下ろすことが出来ると最大のヘッドスピードになります。

 

参照

99%が知らないグリップを引き下ろすのは左手で後方にするということ

 

後方に引き下ろすのは左腰が左足に体重移動してグリップエンドが向いている方向に振り下ろします。

グリップがテイクバックの位置に下りると体が回転してヘッドを走らせます。

インパクトゾーンに入ると左背筋を使いフィニッシュに一気に振り切ります。

グリップがアドレスに戻るのはヘッドが走り体も回転するからです。

求心力とありますがダウンスイングは下半身の動きだけで行います。

言葉としては求心力より体から離れたヘッドを回転で引き寄せると説明するとわかりやすいと思います。

ダウンスイングが終わるとヘッドが走っているから体が自然と回り嫌でも大きなフォローが取れます。

求心力とはいかなるものか考えてもあまりよくわかりません。

もともとゴルフは飛距離が出せて方向性が良くてボールが止まることを想定して練習します。

その一連の動きの中で求心力がどうしても言葉が理解できません。

プロのトーナメントに出ていた知り合いがタイガーウッズの背筋を見て感心していました。

今まで見たことがない左背筋をしっかり見てから帰国しました。

そのプロがスイングは左背筋がすべてと行ったことを今でもよく覚えています。

それ以来背筋を意識してスイングに改良を重ね70歳になってもスプーンで240ヤードは飛んでいます。

高齢になると筋力が落ちてきますが、背筋はあまり落ちることがない筋肉と思います。

ダウンスイングでテイクバックの位置にグリップが来ると左背筋で肩を回しクラブを振るようにすると飛距離は確かによく出ます。

このスイングはフィニッシュでシャフトが目標を指しダウンスイングから一気にフィニッシュに入ります。

このスイングは遠心力と背筋の動きを取り入れたスイングで求心力は使っていないと思います。

 

遠心力の感じ方

 

遠心力は下半身が左に動くと嫌でもグリップエンドが向いているほうにクラブは下ります。

これはグリップを引き下ろすのではなくヘッドを体から引き離す要領です。

ヘッドが体の中心から離れるとヘッドはスピードが増し後は体が回転するだけです。

スイングはヘッドが走ると嫌でも速く回転します。

 

参照

ゴルフスイングでの理想の腰、肩の回転で得られる3つのメリット

 

このスイングはリストターンも無意識で出来ヘッドが目標に飛び出すのが理解できます。

遠心力はグリップが体に近いとスイング軌道も小さくなり飛距離はあまり望めません。

飛距離はヘッドが体から離れるほど増すものでダウンスイングはグリップエンドが向いている方角に振り下ろすのです。

この振り方はスイング軌道が特に大きくなり誰がしても飛距離が出ることは間違いありません。

ゴルフスイングは早打ちすると良い結果が出ることはありません。

スイングは大きくゆっくりと振ると軌道も大きくなりヘッドも走ります。

 

参照

大きなスイングをしてうまくなる方法

ゆっくりとしたスイングの4つのメリット

理想のスイング軌道の7つのポイント

 

ゴルフスイングはどうすればヘッドが走るか考えることです。

 

遠心力に負けてはいけない

 

遠心力は体の背骨を中心に回るから出るものです。

このスイングは特に左足が重要でスイングで左足が動く人は遠心力も働いてはいません。

遠心力をあまり使わない人はリストターンを意識して行います。

しかしグリップを後方に振り下ろすと遠心力は意識しなくても自然と入ります。

ダウンスイングでテイクバックの位置までグリップが下りるとヘッドは勝手に走りリストターンは意識せずに自然と出来ます。

バックスイングがテイクバックまで下りると後は左背筋を使うだけです。

クラブを振り上げる速度が速いとインパクトゾーンのヘッドスピードはマックスになります。

左背筋を使うと体も背骨を中心に回り体が動くことはありません。

フィニッシュも決まりボールは方向性も良くインパクト後は目標を見ているとボールを見失うこともありません。

ここに説明したところで求心力はほとんど関係ないと考えます。

ゴルフスイングで遠心力はわかりますが、求心力は離れた腕を巻き取るようなことを言うかもしれません。

言葉は表現の仕方で理解できないことも時々あります。

 

遠心力で振れば飛距離は伸びるのか?

 

スイングは遠心力がヘッドスピードと正比例しています。

子供がクラブを振るのと大人が降るのではスイング軌道も違い明らかな飛距離の差が出てきます。

アメリカのプロが飛距離を日本人より多く出せるのは身長と腕の長さの違いです。

女子プロの飛ばし屋といわれる人も男性にかなわないのは身長と腕の長さと思います。

アメリカの飛ばし屋でローラーデービスがいますが男性顔負けのスイングで飛距離を出しています。

これも全く同じことが大きな原因と考えます。

以前杉原輝夫がドライバーをシャフトの長いクラブに変えていました。

これも全く同じ原理で肩とヘッドの間隔が空くほど飛距離が出るのです。

悲しいかな体力のない杉原輝夫はドライバーを上手くコントロール出来なかったから駄目だったのです。

シャフトを長くすることはスイング軌道を大きくすることとまったく一緒のことです。

ヘッドの運動を大きくすることが飛距離に跳ね返ります。

そのためにグリップエンドを目標と反対の後方に振り下ろすのです。

こうすることが体力のない人でも飛距離を出すことが可能になります。

 

遠心力でスイングする練習方法

 

遠心力のスイング方法は左手1本でクラブを握ります。

バックスイングしたら目標と反対のグリップエンドが向いているほうにヘッドを振り下ろすことです。

このときに注意することは決してボールに向いて下してはいけないということです。

初心者がダウンスイングを急ぐとスイングが小さくなりスライスになるのです。

ダウンスイングは腰が少し右斜めを向くと思います。

ダウンスイングは腰を左足に乗せるとグリップが自然に下りてきます。

ダウンスイングが下半身で出来ると最高です。

下半身が左足に体重が映ると腰は無意識に勝手に回転します。

グリップがインパクトゾーンに入ると右手の親指をボールに向けることでほぼ完了です。

ゴルフをしている人はここまでするとフォローは自然に取れフィニッシュにクラブが収まります。

インパクトでは左手の親指がボールを指すことが条件になります。

このスイングでインパクト後も目はボールのあった位置を見続けることが可能です。

片手でスイングすると左手がグリップをリードする正しいスイングになります。

両手でグリップを握っても右手はほとんどシャフトに手を添える程度でも十分と考えます。

極端に言うとフォローで右手は使うことが理想です。

右手はグリップがテイクバックの位置に下りて来ると右手をフォローで使います。

左手の親指がボールを向くようにすると左脇が開くことはありません。

ただ一つ特に注意することはダウンスイングでグリップを右足かかとに向いて下りることが大きくゆっくりとしたスイングになります。

この振り方が遠心力を最大限に使う方法です。

自分ではゆっくりと振っている感じですがヘッドのスピードはかなり走っていると思います。

飛距離で悩んでいる人は一度トライしてください、頑張りましょう。

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