この手の問題で苦しむ人が多いのは何故でしょう。
簡単にいえば、グリップよりもヘッドが後に出る、タイミングがずれていることに起因しています。
野球で考える
簡単に言えば野球のバッティングを考えたらよくわかると思います。
右打者がライト側に打つ時を思い出してください。
まずグリップよりもバットの先がインパクト時に後ろに来ている（遅れている）ということです。
もっとわかりやすいのは緩いボールを思い切り打てばレフト側にファールになるはずです。
この場合の頭は右足寄りに残っています。
逆にライト側にファールになるときのグリップはバットの先よりインパクト時にヘッドが遅れ頭は左足側にいっています。
最近の野球も流し打ちをする人が多くなりましたが、ほとんどの人はイチローに似たフォームで打っています。
これがゴルフのスライス打ちです。
バイクで考える
もっとよくわかるのがオートバイのコーナリングを考えてください。
右に曲がるときはオートバイは右に倒し腰から上は左に倒す姿勢を取ることで転倒しないようにします。
つまりバランスを取っているということです。
もちろん反対の場合も同じで野球のピッチャーも投げるときは投げた右手の反対に左の手は後ろに行きます。
ただ投げ終わった後に頭も前に行きますがこれもゴルフもおなじでボールを打った後に左足の上に行くのです。
人間には生まれ持ったバランス感覚があります。
これがなければ立って歩くことが出来ません。
ゴルフスイングで考える
大体のゴルフスイングフォームはこれぐらいでクラブを振り上げてから打つ時に一番早く動くのはどこかと言うと左腰からです。
腰がボールのある前を向いてから上体が回転します。
体の回し方はこれくらいでクラブの振り方ですが右に飛ぶ人はその飛ぶ方向にクラブを振ればいいのです。
そうすれば弾道はまっすぐになるはずです。
ゴルフが本当にうまくなりたいのであれば一番苦手なクラブを練習しなければ良い効果は出てきません。
漫画のプロゴルファー猿のようにドライバー一本で練習すれば後は何でも上手く打てます。
私が初めてゴルフをしたのは人のドライバーを借りて練習しました。
2か月で270ヤードくらいは飛んでいました。
それでも自分のクラブはありません。
借りたドライバーはボロボロになりました。
その私のショットをみて何年もやっている人が上手いと言ってくれました。
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