スイングで骨盤を立てる、前傾にするのが間違な理由

 

骨盤を立てるという言葉はよく聞きますが、実際はこのような言葉自体ありません。

骨盤のゆがみなどを正常に戻すことが骨盤を立てると表現しているようです。

ゴルフの前傾姿勢では骨盤もいくらか前傾になっていますが、回転は前傾を保ちながらすると解釈しましょう。

 

スイングで骨盤を立たせるのは間違い?

 

ゴルフでは骨盤を立てるというような言葉は存在しません。

私は71歳になっていてゴルフ歴は45年ほどになりますが、骨盤を立てるというような言葉自体聞いたことがありません。

レッスンなどを聞いていると分かったようなことを言って教えている人がいますが、意味もわからない言葉の多いレッスンは無意味と思います。

骨盤の動きとは

 

  • アドレスは正面を向く
  • バックスイングで骨盤は動かさない
  • バックのトップから左骨盤から回転する
  • インパクトの骨盤は左斜めに向く
  • フィニッシュで完全に目標を向く

 

これがスイングでの骨盤の動きと言って間違いありません。

ここまでで骨盤を立てる言葉はないでしょう。

しかし猫背になっている人は骨盤を正常な形にする方法はアドレスで決まるでしょう。

気をつけることは

 

  • アドレスで膝は曲げない(膝の位置を変えない)
  • 立った状態からお尻を突き出す(このときにおへそを前に出す)
  • シャフトの長さで突き出す角度も変わる

 

以上のことができるようになると骨盤はつねに立った状態になっています。

間違っても膝を前に出さないようにしましょう。

 

アドレスで骨盤を前傾にするのも間違い?

 

ゴルフのアドレスが正しくできると骨盤は多少前傾するでしょう。

骨盤が立った状態でアドレスができる人は、危険すぎます。

そのような人はすぐにアドレスの改善が必要でしょう。

股関節は骨盤の下に位置しているので、股関節の上に当たるところが前傾姿勢になると当然骨盤も前傾しています。

ゴルフをしている人で腰の痛みをよく聞きますが、このような人は前傾姿勢をとっても骨盤が立っているのでしょう。

 

ゴルフの前傾姿勢の仕方は

 

  • まっすぐ立つ
  • 膝を動かさずお尻を突き出す(へそを前に出す)
  • ボールにヘッドをセットして距離を測る
  • 前傾姿勢が出来ると右手を腰に乗せる
  • 右手が滑り落ちるときは背骨が曲がっている
  • 右手が落ちなくなると前傾姿勢は完了

 

ゴルファーの大半が背骨は曲がり骨盤が立っている状態です。

この姿勢でゴルフをするといずれ腰痛になるでしょう。

ゴルフ上達の秘訣はアドレスで決まることを認識しましょう。

 

参照

アドレスでの前傾姿勢の6つのポイント

 

ゴルフスイングでの正しい骨盤の使い方

 

ゴルフスイングはほとんどの人が多少違っています。

骨盤の異常には気がつかないためですが、背骨が曲がったアドレスをしている人は飛距離が出ないはずです。

前傾姿勢では骨盤も前傾しますが、前傾姿勢で背骨だけ曲げている人が圧倒的に多いのも事実です。

また猫背の人の特徴はインパクトが見えていない人でしょう。

プロとアマチェアの大きな違いは飛距離ですが、これはほとんど骨盤の異常なアドレスが原因です。

骨盤を正常な形にするのは

 

  • アドレスで腰を曲げてはダメ
  • お尻を後ろにつき出すボールとの距離を測る
  • お尻を出すときにおへそも前に出す
  • 膝から下は垂直になる(猫背は膝が前に出る)

 

こうしたことが注意できると猫背にはならないでしょう。

腰の屈折は自分でわからないことが多いので、ときどき人に確認してもらいましょう。

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