ゴルフの捻転トレーニングは腰を床につけて上半身をねじることです。
トレーニングジムに通っても自分自身で腰を動かさない気構えがなければ効果はありません。
捻転は雑巾を絞る要領ですが、下半身が回転する捻転は強い逆捻転を生みません。
ジムに通って捻転トレービングしても飛距離が伸びない理由
ジムに通うほど馬鹿らしいことはありません。
ジムに通うと時間と費用が必要になりますが、飛距離を伸ばす方法は捻転の意味を正しく理解すると簡単にできます。
ジムに通うと多少は良くなりますが、アドレスを取ると必然的に下半身が動く間違いのスイングをしていると効果は反滅して飛距離は出ません。
スイングに必要な上半身の捻転は、本人が上半身をねじるときに下半身を動かさない気構えがあれば自宅でもできることです。
上半身の捻転は以下のことに注意しましょう。
下半身は絶対に使わない
- 下半身が動かないようにする(腰から下)
- 膝が動くと腰が回る
- 膝を両側に広げる(膝の内側に障害物を置く)
上半身の捻転
- 下半身を固定して上半身をねじる(左膝に注意)
- 60度以上捻転するとほぼ限界
- 柔軟になると80度ほど捻転できる
- 反対方向にも捻転を入れる
- 風呂の浴槽がベストな場所
お風呂の浴槽内は足を広げると丁度良い間隔で上半身が温まってから捻転のレーニングには最高の場所です。
上半身が柔軟になり捻転には最適ですが、毎日の温浴トレーニングは必ず結果が出るでしょう。
しかし捻転して左膝が動くようでは効果も反滅しますが、これはアドレスからテイクバックにかけて膝が動いた状態と同じで間違った捻転になります。
捻転が利いているかどうかの確認方法とは?
上半身の捻転が正常にできているかを確認するのは左膝を見ることです。
左膝がアドレス時の状態になっていないと下半身が動いて間違った捻転になります。
捻転が正常か間違っているか確認する方法は以下のようにしましょう。
捻転順序の方法 その1
- 左膝を椅子などにつける
- 捻転が正常なら椅子は動かない
- 椅子が前に動く(間違った捻転)
- 椅子が動かないと右肩が後方に引いている(正常な捻転)
捻転順序の方法 その2
- 壁に背中をつける
- 前傾姿勢を取る
- 上半身を捻転させる
- 前に倒れる(腰が動いた間違い)
- 上半身が45度回る(下半身固定が出来ている)
これまで説明したことは膝と腰を動かさない方法ですが、自分の目で確認できるとこれらのことは必要ありません。
しかし練習場でボールを打っていると、捻転の方法を逸脱して間違った捻転を繰り返しているのです。
参照
「捻転が浅い、捻転不足!ゴルフでの本当の捻転のやり方とは?」
正しいゴルフの捻転方法とは?回転とは違うことに注意
スイングに捻転が必要だということはゴルファーの皆さんは理解しています。
しかし現実にスイングすると捻転ではなく体が回転しているだけの人が多いから飛距離が出ないのです。
その証拠にトップで静止することがいとも簡単にできますが、正しい捻転をしているとトップは非常に窮屈な状態になります。
ダウンスイングは窮屈な状態から解放されるからヘッドスピードが上がる仕組みになっています。
バックスイングを体の回転で上げると以下のようになります。
- 左肩は顎の下に収まる
- 腰が45度回る
- 左膝が右足による
- 捻転のない回転になっている
以上のバックスイングをする人が多すぎますが、このような人の共通点は飛距離が出ないことです。
しかし上半身に捻転が入っていると以下のようになります。
- 左肩が顎の下に収まっている
- 腰は10度位回る
- 左膝がわずか前に出る
- トップが非常に窮屈になる
このバックスイングは私のトップですが、今年71歳になると左膝が多少前に出ることもあります。
若いうちからこうした取り組みをやっていると高齢になっても飛距離はそれほど落ちません。
若い人は今後も長い間ゴルフをするのですから上半身の捻転を正確にすると高齢になっても飛距離は落ちません。
参照
ゴルフで正しい捻転を可能にするトレーニング方法
ゴルフで捻転力を上げるのは当然飛距離が関係していますが、これさえマスターできたら今後飛距離で悩むことはないでしょう。
捻転力を上げる方法は以下のことに注意しましょう。
- 体の動きは自分で確認する
- 膝が動くのは自分で確認できる(テイクバック)
- 腰が回るのは自分で確認する(トップ)
本当はたったこれだけ確認すると捻転ができていないことは自分で理解できるはずです。
練習場でボールを打つことに夢中になりすぎですが、もう少し自分のフォームも確認しましょう。
ゴルフは上級者のフォームを真似ることが多いですが、それではその人を追い越すことは不可能です。
自分だけができる捻転方法をマスターできると鬼に金棒です。
ゴルフは目で確認することが好ましいのですが、言葉の確認には無理があります。
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