クラブの抜けとは?抜けを良くするスイング方法も解説

 

クラブの抜けハソールの構成で多少変わることもあります。

同じようなクラブでもリーディングエッジとトレーリングエッジの傾斜で抜けが違ってきます。

ソールは各目カーで多少の違いはありますが抜けに良いクラブはソールが丸くなっています。

 

抜けが良いクラブとは?

 

抜けが良いクラブはソールの作りが違ってきますが、その典型的なクラブがサンドウェッジです。

サンドウェッジは砂の抵抗を少なくするためにソールは他のクラブと違っています。

フェアウェイからのショットはこのソールでは跳ね返りが強くしっかり打てません

クラブの抜けがいいソールは以下のようになっています。

 

サンドウェッジ

  • リーディングエッジが浮いている
  • トレーリングエッジのほうがわずか下に下がっている
  • 砂の抵抗で跳ね返る構造になっている

 

ピッチングウエッジ(上級者用)

  • ソールはほぼ平行だがわずかにソールが円を描いている
  • ハンドファーストに構えるとトレーリングエッジが浮いた構造になっている

 

7番アイアン

  • シャフトとほぼ直角になっているがリーディングエッジに丸みが付いている
  • これ以外のクラブも同じ形状になっている

 

クラブの抜けがいいのはクラブの構造も関係していますが、それ以上にスイングがクラブの抜けを良くしています。

アイアンクラブの抜けに関することはクラブの構造上の問題もありますが、それ以上にスイングの違いが大きいでしょう。

クラブの抜けを良くするスイングは以下のようにしましょう。

 

  • アイアンショットはダウンブローで打つ
  • スイングは縦振りする
  • ダウンスイングは下半身主導で縦振りになる
  • インパクトゾーンでは横振りになっている(遠心力で)
  • 縦振りでインパクトを迎えると抜けが悪くなる

 

クラブの抜けが悪いのはクラブの構造ではなくスイングに難があることもあります。

手打ちの人はクラブの抜けが悪いと言いますが、それはボールに当たるまで縦振りしているからです。

フェースローテーションとはクラブが横振りになっていますが、これはクラブに遠心力が働いているからです。

 

参照

ゴルフで横振り縦振り議論は無意味な理由

 

クラブに抜けは必要?

 

クラブの抜けが悪いと飛距離が出ませんが、飛距離を出すスイングはクラブの抜けを良くすることです。

クラブの抜けを良くすることはスイングには欠かせませんが、それには下半身主導に変える必要があります。

クラブの抜けを良くする方法は以下のようにしましょう。

 

  • バックスイングはフラットに上げる
  • ダウンスイングは下半身主導でする
  • テイクバック位置まで縦振りになる
  • フェースローテーションから横振りに変わる(ヘッドの遠心力で)
  • クラブの抜けがよくなるとフィニッシュが大きくなる

 

クラブの抜けが悪い人はいつ迄も縦振りしているケースが多くあります。

このような人の下半身は左腰を切ることばかり考えていますが、これは間違いで下半身は回転させるとクラブの抜けは良くなります。

下半身を回転させるとヘッドがボールに当たってしまいます。

腰を切るだけのスイングでは右腰の動きが悪くなり腰で打てないから手打ちになるのでしょう。

 

参照

簡単!下半身主導スイングを実現する方法

 

クラブ購入で抜けを見抜くコツ

 

クラブの購入時に抜けを重視して選択することは欠かせないでしょう。

ほとんどのメーカーは抜けを重点的に考えてクラブを作っています。

購入時に初心者であることをショップの人に言えば抜けのいいクラブを勧めてくれるでしょう。

クラブの抜けがいいクラブを選ぶコツは以下のようにしましょう。

 

  • リーディングエッジが浮いているクラブ(短いクラブ)
  • ソールに丸身があるクラブ

 

これ以外はそれほど際立った特徴はないでしょう。

アイアンはハンドファーストに構えると抜けは良くなりますが、アドレスとダウンブローの習得が必要になってくるでしょう。

 

マッスルバックVSフルキャビティ!抜けが良いのはどっち?

 

マッスルバックとフルキャビティのクラブの抜けの違いはそれほど大きく変わりません。

クラブは使いこなすとどれも大きく違わないと感じるでしょう。

抜けが良い悪いはソール面の違いですがクラブのソールは以下のようになっています。

 

マッスルバック

  • ソール面は16.0~19.5ミリ幅で構成されている

 

フルキャビティー

  • ソール面は17~30ミリ幅で構成されている

 

ソール幅だけで見るとマッスルバックがクラブの抜けが良いように感じますが、ソール面積の少ないほうが抜けはいいと言われています。

最近のキャビティークラブは古いクラブより抜けは一段と良くなっています。

 

クラブの抜けを良くするのはダウンブローといったスイング方法にもよる

 

クラブの抜けがいいのはゴルファーに重宝されて打いますが、クラブの抜けはスイングで変わることも多くあります。

クラブの抜けを良くするスイングは以下のようにしましょう。

 

  • アドレスは膝を曲げず腰を曲げる
  • バックスイングは上半身の捻転で上げる
  • ダウンスイングは下半身の回転でする
  • 腰の回転が入ると直接ヘッドがボールに当たる(ダウンブロースイング)
  • 下半身を回転させるとどのクラブでも同じ結果になる

 

スイングは左腰を切って打つ人が多くいますがこれでは不完全で、スイングは右腰の回転(移動)が不可欠です。

インパクトでは右腰とグリップが同じような動きをすることで初めてナイスショットになります。

右腰の動きが悪いと手打ちの状態になりやすいのです。

ボールは右腰で打つとまで言われていますが、右腰の動きを今一度考えてみましょう。

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