テイクバックを正確にするとスイング軌道は大きくなり飛距離が出ますが、ポイントとなるのは左膝と右肘です。
テイクバックは上半身の捻転が不可欠で、楽で簡単なテイクバックはそれほどヘッドスピードに効果はありません
テイクバックのコツ!始動はどこから?
テイクバックの始動は上半身の捻転からですが、慣れないうちは両膝さえ動かさなければいいでしょう。
理想のテイクバックは以下のようにしましょう。
- 両膝を動かさない
- 始動は上半身の捻転から(右手にコックが入る)
- グリップエンドが目標を向くまで(肩が60度回る)
- 右肘はグリップエンドが目標を向くまで曲げない
- トップに移行するときに右肘が曲がる(90度)
以上がテイクバックの理想ですが、このバックスイングが早いときは下半身が動いています。
下半身はトップに収まるときに多少動きますが、腰が回っても左膝は動いてはいけません。
このテイクバックができると以下のようになります。
- スイング軌道が大きくなる
- ゆっくりして肩が深く入る
- スライスが根絶できる
- 飛距離が出る
このようなメリットばかりですが、多くのプロはこの方法を取っている人が多いのです。
プロとアマチェアの飛距離の差はこのようなところが原因になっています。
参照
テイクバックでは手や肘を曲げない?
テイクバックは腰を回すと簡単ですが、ダウンスイングで腰が回りすぎる危険性があります。
左膝を動かさない方法は確かに効果がありますが、腰が回ると左膝も動く可能性があります。
プロゴルファーは強靭な下半身がありそれも可能ですが、アマチェアは上半身の捻転が先行するほうが下半身は安定します。
テイクバックで手や肘が曲がるのはデメリットがあり、以下のようになります。
- バックスイングの軌道が小さくなる
- ヘッドに遠心力が働かない
- 肘を曲げると肩の回転不足になる(手打ちになりやすい)
テイクバックは上半身の捻転が不可欠ですが、トップで最大限の捻転がダウンスイングでヘッドにより加速がつくのです。
上半身を捻転させるとトップでは相当窮屈になりますが、窮屈な状態から脱出するときに自然に右肘は伸びるのです。
参照
テイクバックのコツはオンプレーン?オンプレーンはダメ?
テイクバックのコツはダウンスイングの軌道を通ってテイクバックすることです。
このオンプレーンは後方で見ているとバックスイングとダウンスイングの軌道がほとんど同じ所を通るスイングを表しています。
しかしテイクバックは手で上げるのではなく上半身が捻転しないと正確にできることではありません。
テイクバックをオンプレーンで上げる方法は以下のようにしましょう。
- テイクバックで膝は動かさない
- 膝の力を入れ上半身を捻転させる
- グリップエンドが目標を向く(地面と平行になる)
- フェース面は前傾姿勢の角度と同じになる
このテイクバックは慣れるまで少々時間もかかりますが、膝を動かすテイクバックをしている人は違和感があるでしょう。
しかしプロ並みの飛距離を出したい人はこのテイクバックが条件になります。
参照
テイクバックのコツは腰の回転主導で行うべき?
テイクバックのコツは腰の回転ですると簡単ですが、ダウンスイングで腰が回りすぎる危険性があります。
したがってテイクバックは下半身を使わない方法がベストです
腰を回すということは両膝に力が入っていないからで、スイングに必要な下半身の安定にはつながらないでしょう。
大きなスイングを望むのなら以下のようにしましょう。
- 前傾姿勢は腰を曲げる(膝は曲げないようにする)
- テイクバックで両膝はを動かさない
- テイクバックは上半身の捻転で行う(右肘は曲げない)
- 腰が動くのはトップに移行する時(左膝が前に出る)
このテイクバックはトップからの反発力が大きくヘッドスピードが上がりますが、ダウンスイングは下半身の動きから始動を始めます。
テイクバックが大きくなるとダウンスイングも大きな軌道を描いて飛距離には断然有利になります。
参照
テイクバックの最大のコツは捻転差と左膝の固定?
テイクバックの最大のコツは下半身と上半身の捻転差ですが、捻転差を出すのは上半身の捻転が不可欠です。
上半身を捻転させるには両膝の踏ん張りが必要ですが、テイクバックで左膝が動くと上半身は捻転不足になる危険性があります。
したがってテイクバックは以下のようにすると捻転差が出てきます。
- 下半身は微動だにしない
- 左膝に力を入れ上半身を捻転させる
- 上半身の捻転で肩は60度回る
- 残りの30度は腰の回転で補う(右肘が曲がる)
- 左膝が固定できるとダウンスイングでパワーが出る
参照
ゴルフは下半身が強固であればあるほどパワーをインパクトで出せますが、それには両膝の固定が不可欠になります。
テイクバックで下半身を回転させるといとも簡単にテイクバックは可能ですが、これではパワーロスになりかねません。
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