チッパーはアプローチが苦手な人用に開発されたクラブですが、チッパーを使う人はあまり上手くない人と見られることがあります。
クラブは従来のものでしっかり練習すれば必要のないクラブです。
チッパーの本来の使い方
グリーン周りのアプローチは7番アイアンや5番アイアンを使用しますが、インパクトが正確でない人はパターで転がす人もいます。
チッパーはパターと7番アイアンを融合させたクラブですが、使い方は転がし専門といっても良いでしょう。
チッパーを使う人は以下のような人たちです。
- インパクトが不正確
- 正確な距離が打てない
- チッパーを持つと安心できる
- クラブの本数が多い人
チッパーを使っている人は他のクラブも制限いっぱいに持っている人で、得意なクラブがないように思います。
ゴルフはスイングが良くなるとチッパーなどは必要なく、スイングの改良を考えるほうがいいでしょう。
逆に本数が多くなるほうが不安も増してきますが、14本のクラブを使いこなすことができると不必要なクラブが増えることはないはずです。
チッパーは競技会で使えるのか?
チッパーの使い方はパターと同じ使い方をしますが、競技会では使えないでしょう。
クラブのグリップに問題がありパターと同じグリップは、JGAルールに抵触します。
パター以外はクラブのグリップは円形でなければいけませんが、どうしても使いたければグリップを変える必要があります。
JGAルールは以下のようになっています。
- ドライバーのグリップは円形である
- アイアンのグリップは円形である
- パターは例外で円形でなくても良い
- パターは10度以下のロフトを持ったクラブ
このような規約があるのでご自分のチッパーのロフト角が10度未満であればパターとして使用できます。
ゴルフのスイングはフルショットが1番簡単でスイングを小さくすると徐々に難しくなります。
したがってアプローチなどは難しい部類に入ります。
技術が難しくなってくると簡単なクラブを使いたくなりますが、それは本末転倒でもっと技術を磨くべきです。
チッパーでバンカーショットができるのか?
チッパーでバンカーショットは可能ですが、このショットを成功させる技術があればアイアンのほうがもっと正確にヒットできるでしょう。
チッパーでバンカーショットをすると以下のようになります。
- ボールが上がらない
- ボールの下をヘッドがくぐる
- 芯で打つのは至難の業
チップはヘッドの形状がパターと似ています。
バンカーショットはヘッドがボールの下を通りボールを上げるのですが、このスイングにチッパーは向いていません。
チッパー本来の使い方は以下のようにしましょう。
- グリーン周りで転がすとき
- アプローチがアイアンでは正確な距離が出ない
- アプローチのミスショットを少なくする
アプローチは技術がそれほどでもない人はダフルこともありますが、チッパーはパターの感覚で打てるのでミスショットにはなりにくいのです。
参照
バンカーショットをチッパーに頼らずに正しく打つ方法
バンカーショットでチッパーを使うのは正気の沙汰ではありません。
チッパー本来の使い方がスイングはしないと考えましょう。
バンカーショットの苦手な人の共通点は以下のようになっています。
- インパクトが不正確
- アイアンはダフル(距離が不正確になる)
- ドライバーはトップ気味に当たる
ダフる人はバンカーショットが上手いはずですが、それでも上手く打てないのは苦手意識が強すぎるから打てないのです。
フェアウェイからのショットがダフる人は、バンカーショットも同じスイングすればナイスショットになるはずです。
しかし苦手意識が高いとより深くヘッドが入りミスにつながっていくのです。
ゴルフスイングは常時8分の力で振れればもっとゴルフは楽しくなります。
チッパーでなくミドルアイアンを正確に打つ方法
チッパーを使う状況はほとんどアプローチです。
チッパーの代わりをするのが7番アイアンですが、アプローチはこのクラブでスイングするから難しくなるのです。
7番アイアンはチッパーの代わりですが、振り方は以下のようにしましょう。
- スイングは禁物
- 短く持ってパターを打つ感覚
- ロフトが立っているので転がりがいい
ほとんどの人はパターを振る人はいませんが、スイングしないからより正確にカップに近づくのです。
それであれば7番アイアンをパターの長さで握り転がすつもりで打ってみましょう。
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