右膝をアドレスで大きく曲げると飛距離に必要な回転が損なわれます。
アドレスの前傾姿勢は膝を曲げずに腰を折りスイングの軸となる膝をかかとに乗せるほうが飛距離は出るでしょう。
膝を大きく曲げるメリットがインパクトは強くなりますが、大きくフォローは取れないでしょう。
アドレスでどの程度右膝を曲げるべきか?正しいアドレスの仕方
アドレスで膝を曲げるとスイングの軸がブレ、回転が損なわれあまり感心できません。
アドレスの前傾姿勢は膝を曲げると上半身が垂直に立ちますが、この立ち方は前傾姿勢とは言いません。
アドレスの前傾姿勢は以下のようにしましょう。
- 両足を肩幅に抑える
- 膝を曲げずに腰を曲げる
- 膝は足首の上に乗せる
- アドレスで懐が広くなるように構える
両膝を足首の上に乗せると体重はかかと側に乗りますが上体を倒すとつま先体重になります。
こうしたアドレスは回転を考えてしていますが、強く打つより速くヘッドを払うのは回転が欠かせません。
参照
アドレスからインパクトまで右膝の角度は維持する
アドレスからインパクトまでの膝の角度は不変です。
右足の膝の角度が変わるのはインパクト後ですが、右腰を左足の上に乗せるには右足はキックインしてほぼ膝はまっすぐなるでしょう。
アドレスからフィニッシュまで右膝の角度は以下のようになります。
- アドレスで膝は足首の上に乗せる(角度15度)
- テイクバックはアドレスのまま
- バックスイングはアドレスのまま
- ダウンスイングは右膝がキックインする(角度20度)
- インパクトは右かかとを浮かさない(角度は30度)
- フィニッシュは右膝が左足の上に乗る(角度10度)
右膝の角度は以上のようになるでしょう。
しかし前傾姿勢で膝を意識して曲げる人はほぼフィニッシュでも膝が曲がったままの人が多くいます。
これは正確なフィニッシュではなくスイングがインパクトで終わり惰性のフォローになりグリップが途中で止まるでしょう。
参照
フォローでも右膝の角度は維持する
フォローで右膝を曲げる人はフィニッシュで右足に体重が残っているでしょう。
このスイングは右足のつま先が痛くなり長い時間ボールは打てないでしょう。
右膝の角度も重要ですがそれ以上にダウンスイングのキックインのほうが重要です。
キックインは体重移動するために必要な動きですが、これができないと右足のつま先に体重が乗り痛くなるでしょう。
参照
右膝のキックインで飛距離を伸ばす方法
飛距離を出すのに膝を意識的に曲げるのは間違いですが、右足の1番肝心なことはキックインです。
キックインの説明と方法は以下のようにしましょう。
- ダウンスイングは右足の内側で地面を蹴り体重移動する
- アドレスで膝を曲げているとキックインは難しい
- キックインはインパクトまで続ける(かかとを浮かせない)
- キックインの目標は左つま先の上
参照
アドレスで膝を曲げずにキックインすると自然に右腰と右膝が左つま先の上に乗っていくでしょう。
右膝を曲げるアドレスではキックインすると右膝が伸び上半身が伸び上がるだけです。
ボールは右腰で打つと上級者は言いますが、その方法は右膝のキックインで行うのです。
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