右手首の甲はテイクバック後からコックが始まります。
トップではコックも最大になりますが、ダウンスイングでコックを右足の前まで維持してインパクトゾーンから手首は返ります。
ダウンスイングで右手を使うとコックの限度を超えて手首を痛めるでしょう
バックスイングで右手首が甲側に折れるのは正しい?
バックスイングでは右手首はどちらと言うと甲側に折れるのが正解です。
トップではヘッドの重みがかかり多少親指側に折れることもあります。
右手首が甲側に折れるのは以下の順序になるでしょう。
- アドレスは30度くらい折れている
- テイクバックは手首を維持する(肘が曲がると角度が大きくなる)
- トップ移行時にコックは最大になる
右手首はテイクバック時にアドレスの手首の角度を保って行います。
テイクバック時に手首が折れると左肩が顎の下に収まりにくくなります。
右手首の折れが始まるのはテイクバック後ですが、手首の折れはダウンスイングでは戻らないようにしましょう。
手首の返しはインパクトゾーンからでそれまでは折れを維持したほうが良いでしょう。
参照
正しいバックスイングの方法とは?
正しいバックスイングで手首の折れは、バックスイングはテイクバックを経由してトップに収まることです。
アドレスからトップまでは1つの動きではなくテイクバックを無視することは危険です。
正確なバックスイングは以下のようになります。
アドレスからテイクバックまでの手首の折れ
- アドレスから手首の角度を保ちテイクバックに移行する
- テイクバックは右肘を曲げず肩を45度回す(手首を維持する)
- シャフトが地面と平行になりグリップエンドが目標を向く
テイクバックからトップまでの手首の折れ
- 上半身を捻転させ右肘が曲がりだす
- 右肘が曲がりだすと手首も折れる
- トップでは手のひらが斜め後方を向く
- 手首の折れが最大になる
右手首は甲側に折れると多少親指側にも折れているはずですが、これはあまり意識することではありません。
バックスイングはダウンスイングを意識して行いますが、当然手首はダウンスイングしやすくして手首は折れているでしょう。
参照
右手首の甲側が痛くなるスイングはどこが間違い?
右手首の甲が痛くなるのは無理なダウンスイングが要因でしょう。
右手首の折れはトップでは最大になっていますが、ダウンスイングを右手で行うと手首が折れる上限を超えることになります。
手首は折れの上限を超えると人差し指の付け根に痛みを感じます。
手首の痛みが起きるのはスイングの基本が間違っているように思います。
正しいスイングは以下のようにしましょう。
- グリップは左手7割右手3割で握る
- テイクバックは上半身の捻転で行う(左手主導)
- トップまで左手で上げ右手は肘が曲がるだけ(コックが始まる)
- ダウンスイングは左手主導(右手は肘を伸ばすだけ)
参照
ダウンスイングは右手でヘッドを下ろすと必ず右手親指と人差し指の付け根に痛みが出ます。
スイングはほぼ左手主導で行いますが、右手は右足の前で肘を伸ばしリストターンが正確になるようにしましょう。
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