肩

 

アドレスは足と肩の向きを同じにするのは言うまでもありません。

しかしグリップは右手が左手の前に収めるので、若干左肩が開く傾向があります。

左肩が開くとボールは肩の向きで飛ぶのですがスイングがスクエアであればスライスになります。

 

リーディングエッジで目標に合わせると肩が開く原因となる？

 

リーディングエッジを目標に合わせると時間とともに左肩が開くこともあります。

これはアドレスの仕方の間違いです。

アドレスの仕方は以下のようにしましょう。

 

  • スタンスが決まると右手でグリップを持つ
  • 左手は右肩が前に出ないようにブロックする
  • 肩が収まると左手を握る

 

このようなアドレスが間違いは少なくなりますが、慣れてくるとつま先と両肩の向きは自分の目でチェックできます。

アドレスで肩をチェックは以下のようにしましょう。

 

  • 右肩を下げてグリップを握る
  • アドレスが完了するとつま先と肩の平行を確かめる
  • アドレスは自分の目で確認する

 

この確認方法はコースでは常時するのですが、練習場では他の人に確認することも役には立つでしょう。

 

参照

「アドレスで方向性を正確に確保するための7つのポイント」

 

アドレスで左肩が開く？開かない？どっちが良いのか？

 

アドレスで肩が開くのはデメリットが多すぎます。

アドレスでは右肩を後ろに引くくらいがスクエアな肩になります。

ボールはスイング次第ですが、肩の向きに飛ぶと解釈しても良いでしょう。

またスタンス通りにスイングすると途中までまっすぐ飛びますが、途中から右に曲がることが多いです。

したがって肩の向きは目標に向けるのがベストですが、これは自分自身で改善するしかありません。

肩が開くデメリットは大きく分けて以下のようになります。

 

  • 弾道は肩の向きで飛ぶ
  • アウトサイドインのスイングになりやすい
  • スクエアスイングが無理になる
  • フェースの返りが遅くなる

 

このような結果になるでしょう。

結論から言うと左肩は上がり右肩は下がるとスクエアなアドレスができるでしょう。

 

参照

「スクエアなアドレス！ほとんどの人が知らない構え方の秘密」

 

アドレスで左肩が開くのを防ぐ方法

 

アドレスで肩が開かないほうがいいのですが、それを実現するにはスクエアに構える意識が必要になってきます。

しかしそれでも肩が開く人はプロが実践している方法を取り入れましょう。

 

  • スタンスが決まると左手で右肩を後方に押す
  • この状態でアドレスを取る
  • アドレスが決まってから左手を握る
  • ダウンスイングではグリップは横に振るのでなく上から下に振り下ろす（縦振りする）

 

このアドレスの仕方は何人かのプロもしていますが、プロでもアドレスの肩の向きをスクエアにするのは難しいのです。

アマチェアはアドレスのルーティーンをしっかり決め順序良くアドレスを取りましょう。

 

参照

「ゴルフ初心者がうまくボールに当たらないときにチェックしたい10つのポイント」

「ゴルフで横振り縦振り議論は無意味な理由」

 

インパクトで腰と肩とが平行になる人のアドレスの間違い

 

インパクトで腰と肩が平行になるのは下半身主導で打てていないからです。

下半身はダウンスイングに入ると先に回転しますが、それは意識的に腰を上半身より先に動かしています。

ダウンスイングで肩が正面を向くときは、腰は45度先に回っているはずです。

スイングは上半身の回転だけで打っても無意識に下半身は回っています。

したがってインパクトで肩と腰が一体になって回ることはないでしょう。

アドレスからインパクトまでの体の使い方は以下のようにしましょう。

 

アドレス

  • アドレスで左肩が開いているとインパクトで腰と肩が平行になりやすい
  • アドレスでは体の向きを正面にすることを意識する

 

ダウンスイング

  • ダウンスイングは下半身主導でする
  • 腰はかかと側に体重が乗り上半身は45度閉じたまま

 

フォロー

  • 上半身はフォローで使う
  • 腰がかかと側に体重移動しても上半身はまだ正面を向かない
  • 右腰が左に移動して上半身は正面を向く
  • 腰は目標を向き右肩が顎の下を通過する

 

このように下半身は上半身より必ず先に動いています。

従って腰と肩が同じ方向を向くことはまずないでしょう。

 

参照

「ダウンスイングを制するものは全てを制する」

 

アドレスでの正しい肩の向きとは？

 

アドレスの肩の向きは正面を向くのですが、これは意識して行う動作です。

肩をアドレス時に真正面を向けるのですが、それを可能にするのは下半身が重要になってきます。

アドレスの体の向きは以下のようにしましょう。

 

  • スタンスは目標と平行にする
  • 両膝も目標と平行にする
  • 腰も目標と平行にする
  • 両肩は目標と平行にする

 

これは全てのパーツがスクエアになり一体となって正面を向くのですが、これが未完成だとボールはまっすぐ飛ばないでしょう

 

参照

「アドレスの肩のライン！スクエアＶＳクローズ」

 

アドレスの向きは自分でスクエアにする気持ちがなければいつまでもできないでしょう。

多くのゴルファーにおいてショットが安定しないのは全てアドレスの間違いです。

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