アドレス

 

アドレスの基本は安定したスタンスから豪快なショットが打てるのですが、これを実践するにはいくつかの注意点があります。

しかし多くのゴルファーは基本のアドレスが不十分で飛距離や方向性に苦労しています。

 

アドレスの基本① スタンスの幅

 

アドレスのスタンスは大きなスイングをするには下半身が決め手になってきます。

アドレスのスタンスは以下のようにしましょう。

 

  • 両足は肩幅と同じくらい広げる
  • つま先はあまり開かない
  • 膝を曲げずに腰を曲げる前傾姿勢(つま先体重)
  • ドライバーは右足体重
  • アイアンは左足体重

 

このアドレスが基本ですが、このアドレスはフルショットしても下半身が崩れない立ち方です。

アドレス一つで飛距離や方向性が極端に変わるので、しっかりマスターすることが不可欠です。

 

参照

アドレスでの前傾姿勢の6つのポイント

 

スクエアスタンスVSオープンスタンスVSクローズドスタンス

 

初心者から上級者まで基本的にはできればスクエアスタンスにしていくほうが良いでしょう。

 

スクエアスタンスの基本や特徴

 

スクエアスタンスの特徴は以下のようなものがあります。

 

  • スタンスは目標を向く立ち方
  • 肩もスタンスと同じ方向を向く

 

このスタンスは一般的ですが、スタンスと肩の向きが変わることもあるので注意しましょう。

 

オープンスタンスの基本や特徴

 

オープンスタンスの特徴は以下のようなものがあります。

 

  • 目標より左を向く立ち方
  • 肩は目標を向く
  • 肩もスタンスと同じ向き
  • スイングはスクエアスイング
  • アウトサイドインのスイングになりやすい

 

オープンスタンスは初心者の多いスタンスです。

ゴルフを始めた当初は自分がどこを向いているか判断材料がないからですが、スライスを多発する原因になっています。

 

クローズドスタンスの基本や特徴

 

クローズドスタンスの特徴は以下のようなものがあります。

 

  • スタンスは目標より右を向く
  • 肩は目標を向く
  • 肩はスタンスと同じ向き
  • スイングはスクエアスイング
  • インサイドアウトのスイングになりやすい

 

クローズドスタンスのスイングはスイングは目標に振るとインサイドアウトのスイングになりやすく弾道はドロー系になるでしょう。

時には強烈なフックボールが出ることもありますが、できればスクエアスタンスに変えることをお勧めします。

 

アドレスの基本② 前傾姿勢(手首の角度)

 

アドレスの前傾姿勢は特に重要ですが、前傾姿勢を間違うと手首の角度まで間違ってしまうでしょう。

基本の前傾姿勢は以下のようにしましょう。

 

  • スタンスは肩幅に抑える
  • 膝は曲げない(垂直になる)
  • 前傾姿勢は腰を曲げる
  • 前傾姿勢が合っていると左腕は垂直に下りる(体に密着する)
  • 左手首は45度位曲がる(フックグリップ)

 

参照

インパクトと左手首!正しい角度や折れることの正否

 

アドレスの基本③ ボール位置と距離

 

アドレスのボール位置は正しい前傾姿勢が取れると、ヘッドが地面につくところが正解です。

正しいアドレスからのボール位置は以下のようになります。

 

  • ドライバーのボール位置はトウ部分
  • ドライバーのボール位置はヘッドの中心

 

この2つのボール位置はインパクトでこれくらい違ってくるのは、膝が伸びる人と伸びない人の差といえるでしょう。

インパクトで伸び上がる人はアドレスで膝を曲げるとトウ部分に当たり、膝が伸びない人はフェースの芯に当たるでしょう。

 

参照

アドレスとボールの位置!簡単にボール位置を割り出す方法

 

アドレスの基本④ 重心

 

アドレス時の重心はつねに同じと考えてはいけません。

使用するクラブごとに重心は変わることを念頭におきアドレスすることが無難でしょう。

重心のかけ方は以下のようにしましょう。

 

ドライバー

  • アドレスしてから上体を右に倒す(腰は移動しない)
  • 上体を右に倒すとグリップはほぼ真ん中
  • アドレスはボールを後ろから見る

 

アイアン

  • アドレスをまっすぐ立って腰を左足に乗せる
  • 頭は右に残す
  • 真上からボールは見る感じ

 

このアドレスは下半身主導のアドレスです。

下半身が移動しても頭を残すことが絶対ですが、頭が残るとインパクトの瞬間を目視できるでしょう。

 

参照

簡単!下半身主導スイングを実現する方法

 

スクエアスイングはアドレスと密接な関係がある

 

スクエアスイングはアドレスが特に重要ですが、スクエアなスイングを望むのならスタンスを注視しましょう。

スクエアスタンスとスイングのメリットは以下のようになります。

 

  • ボールは目標に向かって飛ぶ
  • 曲がりは最小限に抑えられる
  • 飛距離を出しやすい
  • 無理なく大きく振れる

 

このようないいことずくめですが、それにはアドレス時により深い注意が必要になります。

スクエアスタンスとスクエアな方を実現する方法はアドレス時に肩にシャフトを当てスタンスの向きと合わせます。

スタンスはスクエアになりやすいのですが、肩の向きを間違う人が多くいます。

肩とスタンスは一体感がなくてはまっすぐ飛ぶ保証はありません。

<スポンサード リンク>


ゴルフ上達に有益な教材


古賀公治のEnjyoy Golf Lessons バナー用
延べ15万人をティーチングしてきたカリスマコーチの古賀公治さんのDVDで、飛距離とスコアアップを目指す人に最適です。
現役のプロもおすすめするDVDで一番おすすめする教材です。
⇒ Enjyoy Golf Lessonsのレビューはこちら





バックスイングのコツ、ヘッドを遅らせて飛距離を伸ばすコツで飛距離を30ヤード伸ばす教材です。
同時に方向性も良くなる方法もわかるのでスイング全体のバランスが良くなります。
⇒ ドラコン日本一山田勉の30ヤード飛距離アップのレビューはこちら