ゴルフスイングの体重移動

 

弾道は体重移動してから振ると安定しますが、体重移動せずに体の回転から入ると弾道は安定しません。

プロの体重移動は左腰を切るのと同時に体重移動をしていますが、これはアマチェアが真似をしても少々無理があります。

 

右足に体重が残ってしまう場合の体重移動の矯正方法

 

右足に体重が残るスイングは弾道が安定しませんが、右足に体重が残る理由を把握することが先決です。

ダウンスイングは腰を切るとアウト側にグリップが流れますが、グリップを無理に振り下ろすと上半身から動き出します。

そのために体重移動が先行して体を回転させる方法を考えなくてはなりません。

グリップがアウト側に流れないダウンスイングが可能なのは以下のようになります。

 

  • 腰を目標に押し出す体重移動(グリップは自然落下)
  • へそを目標に押し出す(グリップは自然落下)
  • 腰を切り右手でダウンスイング(右腰が左に移動する)

 

このような体重移動の方法がありますが、腰を切る場合は右手主導でダウンスイングする必要があります。

右手でダウンスイングすると同時に右腰が左足に移動しますが、この方法がプロに1番近いスイングになります。

 

参照

スイングでの体重移動の5つのポイント

 

インパクト時に右足左足の体重割合はどの程度になれば良いのか?

 

インパクト時の体重の割合は、左足8割で右足2割が理想です。

インパクト後の右足の2割も左足に乗るスイングがプロのスイングと思っても間違いありません。

プロは体重移動と腰を切ることを同時にしていますが、これは筋力トレーニングの結果です。

アマチェアが真似をして上手くいくことはほとんどないでしょう。

右足に体重が残るインパクトでは飛距離も出ないので以下のようにしましょう。

 

  • 腰全体を目標に移動する(グリップが自然落下)
  • 腰が回転するのは体重移動後
  • 腰が回るとスイングは縦振りする

 

右足に体重が残るのは横振りする人に多いのですが、スイングは縦振りすることで体重移動が簡単になります。

極端で良くない体重移動は以下のようにしましょう。

 

  • 腰全体を目標に押し出す(グリップは自然落下する)
  • 体重が左足に乗ると上半身でボールを打つ(縦振り)
  • 縦振りすると自然に体は回転する

 

この方法はフィニッシュで右足が1歩目標に出るような感じになり理想の体重移動ができたときです。

ゴルフの経験がある人は体重移動で左に倒れるようになると自然と下半身と上半身は回るものです。

フィニッシュでは背骨が左足の上に乗るようなりシャフトが目標を向くでしょう。

 

参照

ダウンスイングを制するものは全てを制する

 

自然に体重移動ができるようになる練習方法やイメージとは?

 

体重移動は無意識ではできませんが、ダウンスイングは正しい体重移動ができると可能です。

体重が目標に回転せず移動するとグリップは自然落下しますが、これがアマチェアには究極のダウンスイングになります。

体重移動後は体がくの字になりますが、左膝は足の上に乗り体重は8割左足に乗っています

人間の体は適度の反射神経が働き体重移動後は自然に体が回転します。

したがって体重移動とダウンスイングは腰の移動だけでやりましょう。

 

  • トップから腰の移動だけで体重移動する
  • 体がくの字になるまで移動する
  • 体がくの字になるとダウンスイングが自然に始まる(縦振り)
  • 体重が移動後はフィニッシュだけを考えて振る

 

この方法は初心者でも意外と簡単な体重移動ですが、腰の移動でダウンスイングするとパワーも最大限出るでしょう。

 

参照

トップでの切り返しは自然落下させてはいけない?

 

体重が左足にかかってから腕を振るのは正しいのか?

 

体重が左足に乗ってから体が回転するのですが、ほとんどの人は移動前から回転しています。

体重が左足にかかってから腕を振る(縦振り)のは正解です。

極端な体重移動は以下のようにしてみましょう。

 

  • 体重移動だけでスイングする(縦振り)
  • 体重移動に回転は入れず集中する(体がくの字になるまで)
  • 回転が入らなくてもグリップは下りる(自然落下)
  • 体重がくの字になるとダウンスイングの始まり
  • 体重移動後はフィニッシュを考えて振る

 

この方法が1番簡単な体重移動ですが、体重移動でグリップを下ろすとプロ並みのダウンスイングが可能になります。

 

参照

ゴルフのフィニッシュの取り方 5つのポイント

 

体重移動中に左足が浮くのはどこが間違えているのか?

 

体重移動中に左足が浮くこと自体間違いで、体重移動せず体が回転しているからです。

この間違いは意外と多く、本人がわからないところでミスが起きています。

左足が浮き上がらない体重移動は以下のようにするべきです。

 

  • アドレスは膝を曲げない
  • 前傾姿勢は腰を曲げる
  • アドレスの体重はつま先にかける
  • ドライバーは左4割り右6割
  • アイアンは左6割右4割り

 

参照

体重移動と足裏の誰も知らないポイント

 

アドレスでかかと側に体重をかけるとつま先が必ず浮くのですが、体重移動がつま先にできていると浮くことはないでしょう。

つま先が浮く原因は体重のかけ方の間違いで基本に沿ってアドレスすることをおすすめします。

<スポンサード リンク>


ゴルフ上達に有益な教材


古賀公治のEnjyoy Golf Lessons バナー用
延べ15万人をティーチングしてきたカリスマコーチの古賀公治さんのDVDで、飛距離とスコアアップを目指す人に最適です。
現役のプロもおすすめするDVDで一番おすすめする教材です。
⇒ Enjyoy Golf Lessonsのレビューはこちら





バックスイングのコツ、ヘッドを遅らせて飛距離を伸ばすコツで飛距離を30ヤード伸ばす教材です。
同時に方向性も良くなる方法もわかるのでスイング全体のバランスが良くなります。
⇒ ドラコン日本一山田勉の30ヤード飛距離アップのレビューはこちら