トップ位置が決まらないのは飛距離に問題が出ることもありますが、トップ位置を一定にしないと方向性にも悪影響です。
コントロールショットは別にして、フルショットではトップ位置を決めると様々なデメリットも解消するでしょう。
トップ位置が定まらないデメリットとは？
トップ位置が定まらないとアイアンは距離のミスが出て、ドライバーだと方向性が安定せずに飛距離が出ないデメリットがあります。
スイングは自分のフルショットの距離を覚えることが必要ですが、それができないとグリーンは攻略できません。
トップ位置が定まらないデメリットとは
- リストターンが安定しない
- インパクトに狂いが出る
- 飛距離が変わる
- 方向性も安定しない
これらのマイナス面が当然出てくるでしょう。
コントロールショットは本人の好みで打てますが、フルショットだけはつねに同じトップ位置を形成する必要があります。
上達を望むのであればトップ位置はどうしてもクリアしなくてはいけません。
参照
「リストターンは意識的ではなく自然に行わないといけない理由」
トップ位置が定まらない原因とは？
トップ位置が決まらないとコースでラウンドしても納得するスコアが出ることはないでしょう。
バックスイングは本来左手で行うのですが、間違った右手を使うからトップが定まらないのです。
トップ位置が決まらない人の原因は
- バックスイングで右手を使いすぎ
- 肩が回るとグリップも回っている
- 肩と回るとグリップが体の後方に収まる（フラット気味）
- 肩が回ってもグリップは上下運動しない
- トップでは肩より外にグリップが出ている
このようになるとバックスイングでは毎回同じ過ちを犯すでしょう。
バックスイングのトップとは
- グリップは体が回転しても上下運動
- 上下運動はグリップが肩から出ない
- 上下運動するとダウンスイングが力強くなる
- ダウンスイングが強くなると大きく振れる
スイングはどれだけ大きくゆっくり振れるかで飛距離と方向性がかわってきます。
トップ位置が低く毎回変わるのはスコアアップには大敵です。
参照
「バックスイングで右肘はグリップエンドが目標を指すまで曲げてはいけない」
トップ位置を定める筋トレ方法とは？
トップ位置を定める方法は下半身の強化しかないでしょう。
下半身の強化は自宅でもできますが、まずは歩くことが1番良いでしょう。
股関節の強化には器具なども使いますが、時間があれば自宅でも可能です。
時間がない人にはこの方法があります。
- アドレスの前傾姿勢からお腹を前に出し胸を張る
- お腹を出して背過ぎを伸ばすと股関節に力が入る
- 両膝にも力が入るのが理解できる
アドレスでお腹を前に出すメリットは
- 股関節に力が入る
- 背過ぎが伸びる
- 両膝に力が入る
- バックスイングが容易になる（トップが決まる）
たったお腹を前に突き出すだけでこれだけのメリットがあり、ゴルフのは欠かせない部分が凝縮されます。
これができるとトップ位置などで悩むこともなくなるでしょう。
参照
トップ位置を定まらない人が飛距離を簡単に伸ばす方法
トップ位置が定まらない人が飛距離を望むのは少々無理があります。
仮に飛ばしたとしてもどこに飛ぶか保証ができません。
トップ位置を高く上げることを考えましょう。
高く上げる練習をすると徐々にトップ位置も定まってくるでしょう。
トップ位置が高くなると
- スイングが安定する
- 飛距離が出る
- 方向性も良くなる
- 高く上げるとリストターンが簡単になる
- スイングが大きくなる
- フィニッシュが決まる
参照
たったトップ位置を高くするだけでもこれだけのメリットがあります。
ゴルフはボールをいくら多く打っても上達はないのですが、素振りを多くするとフォームが確立できてすぐに結果が出るでしょう。
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