ロングアイアンは右手で打つとダフリ、左手で打つとスライスになりますが、右手で打つにはダウンスイングで左体重になっていないと打てません。
そのためアドレスで左足体重になるのですが、ダウンスイングは体重移動から始めると簡単に打つことが可能です。
ロングアイアンで芯に当たらないスイングの原因とは?
ロングアイアンで芯に当たらないのは体重移動ができないと当然です。
ダウンブローはボールを上からたたくのですが、体重移動がないとヘッドが横振りになってしまいます。
ロングアイアンは最下点にヘッドが到着する前にボールに当てることを考えましょう。
ロングアイアンのショットは
- アドレスも左体重
- グリップも左太ももの前
- ハンドファーストにする
- ボール位置は素振りで見つける(最下点手前)
- バックスイングは右に体重が移動する
- ダウンスイングは再度左体重にする(体重移動)
- 体重移動とともにスイングは上からボールを打つ
- 右手のコックと肘を曲げたままインパクトゾーンに入る
- スイングが横振り変わる前にボールに当てる(インパクト)
これがロングアイアンの打ち方です。
シャフトが長くなるとグリップの力を抜くことがナイスショットの秘訣ですが、これはリストターンを容易にするためです。
参照
ロングアイアンが打てない、難しい理由とは?
ゴルフを40年もやっていると上級者と認める人は、ロングアイアンを上手く打てる人だけです。
ハンデがシングルでも上級者と認められない人が多くいますが、バックのクラブを見ると腕は理解できます。
ロングアイアンはウッドより難しいと感じている人が多いのですが、それはフェースが立っているクラブなのでヘッドが早く下りすぎるので難しいと思われがちです。
ロングアイアンを上手く打っていてもボール位置をわずかでもずらすと打てなくなるのがロングアイアンです。
ロングアイアンは
- ヘッドが最下点を通過して当たるのはミス
- ダフルと全く飛ばない
- ロングアイアンはトップ気味に当てる
これらの練習は練習場でティーを打てば理解できるはずです。
マットに当たらずティーだけに当たる練習が必要です。
この練習は少しでもダフルとミスショットでマットに当たらずティーの後ろに当たる練習をしましょう。
これらの説明でティーの後ろが最下点でボール位置は最下点の当然前になります。
参照
ロングアイアンでダフりが出る原因とは?
ゴルフのハンデは使いやすいクラブを使うと結構早くシングルになります。
しかしシングルになっても腕は今一つで、本当にシングルになるにはロングアイアンが欠かせません。
ロングアイアンは右肘が早く伸びるとダフリになるのですが、インパクトゾーンまで我慢することが大切です。
ロングアイアンをダフる人は身体の横で右肘が伸びていますが、右肘はへその前に入れる感じで丁度いいくらいです。
ゴルファーがユーティリティやスプーンが上手く打てると錯覚しているだけです。
実際はほとんどダフっていますが、本人は上手く打てたと錯覚しているのです。
アマチェアがプロに比べて飛距離で落ちるのは正確にヒットしていないからです。
その理由は
- ウッドはダフっても飛ぶ
- アイアンは少しでもダフルと全く飛ばない
- ロングアイアンが打てない人は自分の最下点を知らない
ということに尽きます。
それよりゴルフは何を持っても上手く打てるようにすることが上級者の登竜門です。
ボール位置をいつもよりボール2個右に置いて打ってみるとロングアイアンはいたって簡単に打てます。
ロングアイアンの打てない人ほど自分の最下点を把握していないのです。
参照
ロングアイアンでトップするスイングの間違いとは?
ロングアイアンを上手く打つ方法は一つだけあります。
またロングアイアンでトップになる人は振り下ろす位置より最下点はもっと左で、最下点に関心がないからです。
ロングアイアンでトップする原因とは
- フェースが最下点に行くまでにボールに当たりトップするのは、ボールを最下点より右に置きすぎている
- ダフってからボールに当たるトップは、ボールが最下点よりも左に置きすぎている
上手く打つ練習方法は
- スタンスは肩幅より狭くとる
- グリップはハンドファーストに構える
- ボール位置は右足かかとの延長線状
- フェースは目標を向く
- ダウンスイングの延長で打つ
この方法でゆっくり大きくスイングしましょう。
極論ですがボールはまっすぐ飛ぶはずです。
この打ち方は確かに正確にヒットしますが、低いボールしか出ないでしょう。
しっかり打てると徐々にボール位置をずらし最下点の手前にセットすると、弾道は高くなり素晴らしいボールが出るでしょう。
しかしダウンスイングが縦振りになることが条件ですが、右手でしっかりボールをつかまえましょう。
トップが出るのは最下点がボール位置よりもっと左寄りの場合に出ることもあるので最下点を入念に探しましょう。
何度か打つたびに自然とボール位置は左寄りになると思いますが、より左に置くときは体重移動ができたときだけです。
ロングアイアンの極め付きは
- 体重移動でグリップを引き下ろす
- 右肘がお腹の前に収まる
- ボールがヘッドのどこに当たったか解る
ロングアイアンを上手く打つにはこうした練習も必要ですが、ボール位置は徐々に左寄りになるはずです。
参照
ロングアイアンとユーティリティはどちらを選ぶべきか?
ロングアイアンとユーティリティはどちらを選べば良いか思案しますが、体重移動がしっかりできる人はロングアイアンが正解です。
しかし体重移動ができない人はとりあえずユーティリティが正解でしょう。
ユーティリティはダフっても飛びますがロングアイアンはダフると結果は無残なことになるでしょう。
上がりのスコアを気にする人は
- ロングアイアンは避ける
- ダフっても飛ぶクラブを使う
と言ったことになってくるでしょう。
参照
しかしゴルフが本当に上手くなりたいと考える人は
- ダフっても飛ぶクラブは避ける
- ロングアイアンでボールを止める
- 上手く打てるとロングアイアンが有利
このように判断ができると思います。
ある程度のスコアが出るようになってもウッドを多く使う人よりロングアイアンを使う人が早く実力がつくことは間違いありません。
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