胸で打つスイングにこだわれば上達しない理由とは?

 

ゴルフスイングは体の回転で打つという人もいますが、中には胸で打つという人もいます。

これらの言い方は基本的にはまったく同じことですが、表現の違いだけです。

インパクトで胸は目標方向を多少向いていますが、胸の前で打つことはできないのです。

 

胸で振るのは正しいのか?

 

スイングはアドレスで手の位置を考えると理解しやすいのですが、身体の前面でボールを打つことはできません。

もしこれが可能なら完全な手打ちと思います。

右手が左手の前でグリップを握るので、インパクトでは体が多少開き気味になって当然です。

身体(胸の前)でインパクトが可能な人は左肘が曲がっていると考えられます。

スイングは下半身が回転しだすと上半身は引っ張られ下半身の回転についていくだけです。

ゴルフを45年やっていますが、胸で振るようなことはありません。

胸はフィニッシュではアドレスと全く逆を向くことになりますが、ダウンスイングからインパクトにかけて胸を意識する暇がありません。

スイングは極端に言うと飛距離と方向性が確保できるのであればどのようなスイングでもいいのです。

人より距離が出せて狙ったところへ運ぶことができればすべて正解なのです。

レッスンを受けている人は教える人に似てきますが、それで本当に良いのでしょうか。

プロになれないレッスンプロと同じであればそれ以上伸びないということになります。

人間はそれぞれ体格やパワーも違うので同じになることは正解ではありません。

 

参照

ゴルフスイングでの理想の腰、肩の回転で得られる3つのメリット

 

胸の回転は必要か?

 

ゴルフスイングは胸の回転という人も確かにいますが、それは体が回転することと全く同じです。

表現に違いこそあれしていることは変わりありません。

ゴルフスイングでは、下半身が回転しだすと上半身が引っ張られ胸が真後ろを向くフィニッシュが取れることを大きいスイングといいます。

プロの多くがこのスイングをしていますが、これも正しいといえないかもしれません。

理由はそれ以外のスイングスタイルでもプロより遠くに飛ばせて、方向性が良ければ正解といえるからです。

ある程度のレベルまではプロのスイングをマネする傾向がありますが、それ以上望むのであれば独自のスイングでもいいと思います。

胸と表現する人はアドレスと全く逆の胸の向きになるようなフィニッシュをとることにこだわりましょう。

 

参照

大きなスイングをしてうまくなる方法

 

フィニッシュで胸は張るべきか?

 

フィニッシュで左足に体重が乗り、頭が残ると当然胸を張るようなスタイルになるでしょう。

フィニッシュで胸を張ることを意識するより大きなフィニッシュになるよう心がけることが必要です。

スイングは大きくゆっくり振ることが必要ですが、小さいスイングでは胸は目標しか向きません。

ゴルフをしているほとんどの人がここまでしか胸を向けることができないのです。

プロの飛距離と比べるとかなりの距離をロスしていますが、その理由がフィニッシュの胸の向きです。

プロのスイングは下半身が始動すると一気にフィニッシュまで回転しています。

それが胸の向きを真後ろまで向ける方法です。

ゴルフスイングの綺麗な人は力を入れずフィニッシュを考えて振っています。

 

参照

ゴルフのフィニッシュの取り方 5つのポイント

ゆっくりとしたスイングの4つのメリット

 

インパクトゾーンなどは頭が残ると嫌でも見えてくるのです。

胸の向きよりゴルフが上手くなりたい人はインパクト後のボール位置をどうすれば見えるか考えることです。

まったく同じスイングでもフェースの芯を外れると飛距離はワンクラブロスします。

インパクトが見える人は芯を外すことが減り飛距離と方向性が極端に良くなるのです。

ゴルフは細かいところに固守するよりもっと遠くに飛ばせるようなことを考えることです。

遠くに飛ばす方法は力を入れることでは決してないのです。

 

参照

プロのインパクトゾーンを実現する方法

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