ドライバーで回転数が3000以上だと飛距離をロスする理由

 

ボールの回転数は多くても良くなく、少なすぎても良いことはありません。

市販のクラブはほとんど基本通りの回転数が出るように設計されています。

回転数は2000回転未満がよく飛ぶ回転と言われています。

 

ボールの回転数を計測できるのはショップ

 

ゴルフで悩んでいる人は一度ショップでボールの回転数を計測することは非常に良いことです。

飛距離はボールの回転数によってよく飛ぶか飛ばないかも知ることが出来ます。

もちろんヘッドスピードも大切ですが、回転数はもっと大切なことです。

飛距離が出ない人の回転数は3000回転ほどしています。

プロの回転数はほとんどが2000回転以内で収まっています。

ヘッドスピードが45でも回転数が2000未満であれば260ヤードは飛ぶでしょう。

ボールが回転するのは風の抵抗を避けるためのもので多くても距離が出ないことになります。

ヘッドスピードと比例しないために回転を押さえることも重要です。

ドライバーのスイングはややアッパーブローに打ちますが、あまり極端なアッパーブローになると回転数が上がります。

 

参照

アッパーブローのスイングのポイント

 

飛距離で悩んでいる人は一度ショップで計測するとよくわかってきます。

飛距離は低重心のクラブが良くてソールに鉛などを張ってみるのも良い方法です。

最近まではヘッドスピードが速い人がよく飛ぶと言われてきました。

しかし最近ではヘッドスピードがあっても回転数が高い人は意外と飛びません。

 

ドライバーの回転数の目安

 

ドライバーの回転数は一番良い回転数というものはありません。

これはヘッドスピードとの関係もあり一概には言えません。

女子プロのある人はヘッドスピードが42でも飛距離は250ヤード飛びます。

アマチェアはヘッドスピードが45でも飛距離は225ヤードしか飛ばないこともあります。

この違いが回転(スピン)数でもありプロは2000未満でアマチェアは3000です。

これを参考に考えるとヘッドスピードは45あると十分と考えます。

あとは回転数を押さえることを考えることも良い方法です。

回転数の理想は1000未満でこれを生み出すのは低重心のクラブを使うのも一理あります。

また回転数を知るのはドライバーでフルショットしてボールの飛びで回転数を大まかに知ることも出来ます。

ティーアップしてドライバーを振るとボールの飛び出しが低い人は回転数が少なくなっています。

回転数が多くなると飛び出しが低く、あるところからボールが浮き上がるようになり飛距離をロスしています。

また回転数が極端に低い人もボールが落ちるのが速くなり飛距離をロスすることになります。

回転数はあまり気にかける人も少なくドライバーを買い替えることで補う人も多くいます。

 

回転数が多い場合のデメリット

 

回転数が多くなるとアイアンで考えればよくわかります。

スピンが効いたボールは高く上がり目標の上空から真下に落ちます。

グリーンに乗ったボールはスピンがよく効いて止まりやすくなります。

アイアンでもドライバーでもボールの上がり方を見ているとスピン量は測り知れます。

回転数が多くなるとボールが上がりすぎ距離をロスすることにつながります。

反対に少なすぎると低いボールが地を這うようになり転がることしか距離を出せません

ヘッドスピードは速いほうが良いことはみなさんよくわかっています。

しかし回転数は適度であれば良いのです。

ドライバーはややアッパーブローに打ちます。

しかし払い打ちは回転数がやや少なくなることもあります。

回転数が一番適度になる方法はヘッドが最下点を過ぎると直後からヘッドが上がるようになります。

回転数が一番良いのは最下点を過ぎてからボールに当たるのが最適です。

クラブヘッドが上から下りてくるときにボールに当たるから回転数が増えます。

ダウンブローはアイアンだけにすることです。

 

参照

誰でも簡単に出来るダウンブロー!

 

ドライバーは必ずヘッドの最下点の後ろにボールを置くことです。

アイアンは最下点の手前にボールを置きますが、ドライバーは最下点の後ろに置くことで回転は適正になってきます。

 

参照

アドレスのドライバーとアイアンの違い

 

回転数が少なすぎる場合のデメリット

 

回転数は多くても少なくても良いわけではありません。

回転数が少ないとボールが地上に落ちるのが極端に速くなります。

ボールはキャリーで距離を稼ぐことが必要で回転数が適度になるとランも稼げます。

アマチェアの女子で飛距離が出ない原因として回転不足が考えられます。

アマチェアはもっと回転数を真剣に考えることが特に重要です。

アイアンはダウンブローで打ちますが、ドライバーはややアッパーブローで打つから飛距離が出ます。

しかしアイアンとウッドのスイングが同じ人が多く使い分けることをしていません。

ドライバーはボールを最下点の後ろに置くとアッパーブローで打つことが出来ます

 

参照

ゴルフスイングの最下点の11のポイント

 

初心者はもっとボールのセットするところを考えることが正しいスイングになると考えます。

ボールを2000回転までにとどめることは少し難しいかもしれません。

しかし飛距離がほしい人はこの回転数を下げることに取り組むことが正解です。

 

回転数を正常にする打ち方

 

  • プロゴルファー  1000回転
  • 女子プロ     2200回転
  • 一般のゴルファー 2000回転

 

これが理想の回転数です。

ゴルファーはドライバーを持つとボールを上げることを考えています。

しかしまっすぐ打ってもロフトがあるからボールは上がります。

にもかかわらずボールを上げるような打ち方をするとソールに近い所でボールを打つことになります。

この打ち方ではボールは低く出て距離も出ません。

回転数を正常にする方法はクラブを低重心にすることしかありません。

ボールが必要以上に上がる人はスィートスポットの上で打っていることになります。

ボールはスィートスポットのやや上で打つことが理想です。

この打ち方がアッパーブローの打ち方です。

アッパーブローでも最下点より遠くにボールをセットするとヘッドのソールに当たります。

最下点に近くなるとヘッドが上がるときにボールに当たるから回転を押さえることになります。

ボール位置は各自違いがあります。

自分の適度なボール位置も飛距離に大きくかかわってきます。

いろいろと調整しても変わらない人はヘッドに鉛などを張ってみると少しは変わってきます。

ソールに張るとヘッドは低重心になり回転も押さえられます。

ショップの測定器も100%信用してはいけません。

毎日練習でボールの飛びを見ていると飛距離が伸びたか一目でわかると思います。

ゴルフは考えることが出来る人は間違いなく上手くなります。

気に入らないクラブでも調整次第で良くなることもあります、頑張りましょう。

 

参照

ゴルフで筋トレするならこれをやれ!

スイングの回転半径は大きいほど飛距離が伸びるのか?

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