倉本プロの特徴としては
- 身長が164センチと小柄であったこと
- それもかかわらず飛距離はトッププロにもひけをとらなかったこと
でした。
なぜこれだけ小柄で飛距離を出せたのかといえば、簡単にいえば
- 下半身が柔らかいこと
- 筋力が人並み以上であったこと
- その柔らかさを最大限に利用して体をよく使うスイングができたこと
という秘密がありました。
倉本プロの経歴
倉本昌弘が学生の時から巷のうわさで凄い学生がいると言う話が伝わってきました。
学生時代のオフィシャルハンデが+2でそのすごさがゴルフをやっている人はよくお分かりと思います。
鳴り物入りでプロに入ってからも、倉本フィーバーはとどまることはありませんでした。
倉本がプロ入りするまではドッグレックのミドルホールはティーショットでグリーンを狙いに行きませんでした。
しかし倉本はグリーンを直接狙うことができました。
惜しくもグリーンにオンしませんでしたが、グリーンの直ぐ手前まで飛んでいました。
今でも一年間の最多勝利数は倉本昌弘の7勝ではないかと思っています。
この勝利数がどうして凄いかというとこのころはまだ青木、尾崎、中島が全盛期の時の勝利数ですから大したものです。
それから以降このような勝ち星をあげたプロはいまだに出てきません。
日本の有名なプロにはそれぞれ特徴があります。
青木は体より腕を上手くコントロールしてボールを打ちます。
ジャンボ尾崎はとてつもなくパワーで豪打を打っていました。
中島は飛距離も出していましたがこれというものを見つけることが出来ない人で、オールラウンドプレーヤーでした。
倉本プロのスイング分析
それに比べ身長は余りなかったですが、飛距離は出るし、どのクラブを打ってもボールはいつも左足かかと線上において打っていました。
小柄でも飛距離を出すことを良く考えた打ち方が今でも脳裏に焼き付いています。
尾崎が飛ばすゴルフを広め、中島が飛ばすゴルフに技術を入れて、倉本がゴルフを根底からひっくり返したような印象がとても強く感じています。
- 筋肉が柔らかいこと
- 筋力が人並み以上であったこと
- その柔らかさを最大限に利用して体をよく使うスイングができたこと
倉本プロは体が柔らかく、スイングを開始すると人よりも急激に体を回転することができました。
そして強い筋力でその回転をもとに戻します。
これが小柄であったにもかかわらず飛距離を稼げた理由だと思います。
今注目されている石川プロや松山プロはこの倉本プロに似ているといえるでしょう。
参照
また一般のプレイヤーも倉本プロのスイングは採用するべきものといえるでしょう。
ゴルフで目指すべきこととは?
このころから飛ばすことが何より大事か思い知らされたゴルファーは多いと思います。
飛距離が出れば小技は後からでも簡単に出来ます。
今のゴルフ界も飛距離が出る人が勝っています。
ゴルフファンの皆さんも飛距離をだすことに重点を置いて頑張りましょう。
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